スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Date: --.--.--
Category: スポンサー広告

朝まで飲るよ、の巻 其の六

斜メ前田慶次「しょうがねえだろうが! 叩いたら俺以外、誰もいなかったんだよ! 女々しいこと言ってねえで、さっさとこの男の心を読め、クズ野郎!」
石兵衛「クズと言ったな! この粗チン野郎! 今やるから待ってろ!」
斜メ前田慶次「本当に仕事が遅えな、テメエは! だから娘に愛想尽かされんだよ! 言っとくけどお前、マジ嫌われてっから!」

 念のため断っておくが、この二人の会話はあくまで屋敷を騙すための演技である。決して本気で罵り合っているわけではないのであしからず。

石兵衛「ふむ・・・」
斜メ前田慶次「何かわかったかハゲ」
石兵衛「だっはっはっは! こいつすげえ性癖持ってるぜ! こいつはやべえ! マジで引くわ!」
???「・・・んぐっ・・・!」

 このとき男の顔は真っ赤に紅潮していた。無理もない。決して他人に言えない性癖を今まさにバラされそうになっているのだ。

石兵衛「ちょっ・・・いくら何でも・・・ないわ・・・マジでないわ~・・・」
斜メ前田慶次「性癖なんざどうでもいいから、名前とか出身地とか読めよハゲ」
ドラえもん・零式「どんな性癖なんだい?」
斜メ前田慶次「お前は黙って瓦版読んでろボケ」
ドラえもん・零式「うぎっ・・・!」
石兵衛「いや実はわし、そういったもんを読むの苦手なんですわ」
斜メ前田慶次「何でだよ。『花の慶次』の岩兵衛のバッタモンだろ、お前は。ちょっとはできんだろ」
石兵衛「調子が良い時ならできるんですけど、今はちょっと無理です。性癖読むなら得意なんですが」
斜メ前田慶次「・・・・・・」

 慶次はそれ以上、何も言えなかった。慶次とて、前田慶次と同じ働きはできないからだ。二人とも所詮、本物には叶わない。そういう宿命なのだ。

斜メ前田慶次「そうか、今は調子が悪いか」
石兵衛「当たり前でしょうが! クズだのハゲだの、娘に愛想尽かされるだの、わかってはいても傷つくんですよ! こんな精神状態じゃ無理ですよ!」
斜メ前田慶次「石兵衛・・・」
石兵衛「本音も・・・多少は混じっているんでしょう? だからあんなにサラサラ出てくるんだ、悪口が・・・」
斜メ前田慶次「石兵衛、この馬鹿野郎!」
石兵衛「馬鹿とかクズとか、言わないで下さい! もう沢山だ!」
斜メ前田慶次「いいや、言うぞ! 石兵衛、よく聞け!」
石兵衛「もうやめてくれ! もう、何も聞きたくねえ!」
斜メ前田慶次「聞け、石兵衛!」

 両耳を塞いでいる石兵衛の両手を力づくで引っ剥がし、慶次は心底をぶち撒けた。

斜メ前田慶次「お前は、俺の、大事な家臣だ! わかったか、この野郎!」
石兵衛「・・・・・・!」
斜メ前田慶次「余計なことを考えずに、安心してこの俺に付いて来い! 良いな!」
石兵衛「だっ・・・旦那ァ・・・!」

 感激のあまり言葉を詰まらせる石兵衛だったが、屋敷は躊躇なく石兵衛の排除を決定した。


2013022101.jpg

石兵衛「何ィィィイイイイイイイイイイイイ!!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」

 何と、闇の中から飛び出してきた無数の『手』が石兵衛の全身を掴み、拘束したのであった。

石兵衛「・・・なっ、何だこりゃあ! 旦那! 旦那、助けてくれ!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
石兵衛「わ・・・わしはどこに・・・連れていかれるんだ・・・? あ・・・ああ・・・」
斜メ前田慶次「さあ・・・?」
石兵衛「さあっ、て・・・ちょっと・・・!」
斜メ前田慶次「だが・・・安心なんてない所だな・・・少なくとも・・・」


2013022102.jpg

石兵衛「うわあああああああああーーーー!! 旦那あーーーーー!!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」

 無数の『手』によって何処かへと連れ去られる石兵衛を、慶次は一瞥だにしなかった。無駄だとわかっているからだ。

2013022103.jpg

ドラえもん・零式「家臣って言っちゃったから、屋敷を追い出されたんだね・・・」
斜メ前田慶次「帰還しました、というか、強制送還だよな・・・」
ドラえもん・零式「今回はクールだったね。三年前に拾丸君が追い出されたときは相当テンパッてたのに」
斜メ前田慶次「抗いようがないからな。これは仕様・・・もとい、”天の理”なんだ。一プレイヤーが足掻いたところでどうなるもんでも無いんだよ」
ドラえもん・零式「・・・で、この男の性癖って何なんだい?」
???「・・・ぐぅっ・・・!」
斜メ前田慶次「お前も相当物好きだな。いいだろう、教えてやる。この男はな、若い娘の足の・・・」

 慶次が耳打ちした瞬間、ドラえもん・零式の表情が明らかに変わった。引いているのだ。

ドラえもん・零式「・・・そ・・・そりゃあ・・・引くね・・・なかなかいないよ、実際に・・・」
斜メ前田慶次「まさに変態・・・いや、ド変態とでも言うか・・・」
???「・・・んぐっ・・・!」
ドラえもん・零式「それで君、どうするの? どうやってこの男と酒を酌み交わすんだい?」
斜メ前田慶次「過日、とある南蛮人から買った良い物がある。これを使えば、口を開けずに酒を飲めるってわけだ。今持ってくるから待ってろ」

続く


 ・・・ってか今、東西戦やってるんですか・・・ぐむっ・・・!
スポンサーサイト
Date: 2016.06.13
Category: 信on休止中
Comments (2)Trackbacks (0)

この記事へのコメント:

たこぞう

Date2016.06.14 (火) 21:04:55

性○しか読めない技能wwww

慶次さんは良い家臣を持ちましたな(  =˘ω˘) フッ

斜メ前田慶次

Date2016.06.15 (水) 10:33:23

おはようございます。
斜メ前田慶次の中の人です。

心を全く読めないわけではないのですが、
本物(岩兵衛)に比べると苦手なようです。
そして何故か性○を読むのだけは得意、と(笑)

慶次も石兵衛も、所詮は本物にはかないません。
それでも何故か前向きに生きています。

管理人のみ通知 :

トラックバック:


プロフィール
信長の野望online真紅武田家で活動中 &相互リンク・無断リンク募集中です。

斜メ前田慶次

Author:斜メ前田慶次

にほんブログ村 ゲームブログ 信長の野望Onlineへ
にほんブログ村

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QR
訪問者数
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。