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相手の気持ち、の巻

斜メ前田慶次「よしよしよし、よーしよしよしよし」
バター「・・・キャイン! キャヒン!」

 慶次が先日拾ってきた元バター犬・バターの悲鳴に近い鳴き声が、今日も慶次宅の庭にて上がっていた。

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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・やれやれ、何かと思えば、また・・・
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  ヽ (__|____  / /
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ドラえもん・零式「またムツゴロってるのか」

 ドラえもん・零式が庭に目をやると、慶次とバターが土まみれになりながらもみ合っていた。バターは心底嫌そうな顔をして、必死に慶次から逃れようとするのだが、

斜メ前田慶次「よーしよしよしよし、よーしよしよしよし」

 ムツゴロウさんになりきっている慶次がバターを決して逃がそうとしなかった。隙をついて駆け出そうとするバターに抱きつき、一緒に地面に転がっては、激しくバターにキスをしたり、顔を舐め回すなどするのだ。

バター「・・・ハアッ・・・ハアッ・・・」
斜メ前田慶次「よーしよしよしよし、よーしよしよしよし」
バター「・・・クゥ・・・ン・・・」
斜メ前田慶次「よーしよしよしよし、よーしよしよしよし」
バター「・・・・・・」
斜メ前田慶次「ん? 疲れたのか?」

2012112501.jpg

 おそらく疲れ果てたのだろう。とうとうその場に横たわり、逃げ出すのをやめてしまった。

斜メ前田慶次「しょうがねえ。今日はここまでにしといてやるか」
ドラえもん・零式「慶次君、もっとほどほどにしてあげないと・・・」
斜メ前田慶次「何を言いやがる。俺はこいつと遊んでるだけだぞ」
ドラえもん・零式「もうどうなってもいい・・・早くイッて・・・みたいな顔してるじゃないか」
斜メ前田慶次「いや、俺には遊び疲れて満足そうな顔をしているように見える」
ドラえもん・零式「満足どころか、相当迷惑していると思うよ」
斜メ前田慶次「・・・さて、バターの餌を作ってやるか」

 ドラえもん・零式の言葉を無視したのかどうかはわからないが、慶次は返事をしないまま、大張り切りで台所へと向かったのだった。

斜メ前田慶次「できたぞ」

 5分ほど経って庭に戻ってきた慶次の手には、飯に味噌汁をぶっかけた、いわゆる「ねこまんま」がたっぷりと盛られた皿が乗っていた。

ドラえもん・零式「またねこまんまかい?」
斜メ前田慶次「ドッグフードが無いんだから、しょうがねえだろ」
ドラえもん・零式「犬にとっては塩分が高いから、少しはメニューを考えないと・・・」
斜メ前田慶次「ほら、餌だぞ。バター、起きろ!」

 無理やりにバターを抱き起し、食べるように促すと、バターは嫌そうな顔をしながらも、ゆっくりとねこまんまを食べ始めた。本当は慶次の作った餌など食べたくはないのだが、空腹には勝てない。まさに、

「悔しいっ・・・! でも食べちゃうっ! バクンバクンッ!」

 といった感じであった。

ドラえもん・零式「かわいそうに・・・こんなキ〇ガイに拾われて・・・」
斜メ前田慶次「本人を目の前にしてそういうことを言うなよ」
ドラえもん・零式「今後のバター君のご飯については、僕が考えることにするよ」
斜メ前田慶次「今日はお前の大好きな物も用意してあるぞ。ほれ・・・」

 そう言いながら慶次は懐からある物を取り出し、地面に置いた。すると・・・

バター「!?」
斜メ前田慶次「ほれ、バターだ。好きなんだろう。これも舐めろ」
バター「・・・ガルルルッ!」
斜メ前田慶次「うおっ!? どうしたんだよ。お前の大好きなバターだぞ」

 バターは慶次を睨みつけると、ねこまんまを半分ほど残し、縁の下へと駆け込んで行った。

斜メ前田慶次「元バター犬だから、喜んで舐めるかと思ったんだがな・・・」
ドラえもん・零式「・・・やれやれ、君という奴は、本当に・・・」

 ・・・そしてその夜。慶次とドラえもん・零式は酒を酌み交わしながら、元バター犬・バターについて語り合った。

斜メ前田慶次「・・・だから、俺はあいつと遊んでるだけなんだっての!」
ドラえもん・零式「君がどういうつもりかは、この際どうでもいいのさ」
斜メ前田慶次「どういうことだ!?」
ドラえもん・零式「される側がどう感じているか、ということなんだよ」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「少しはバター君の気持ちも考えてあげないといけない」
ドラえもん・零式「引いては世の中のパワハラやセクハラ、モラハラにも同じことが言えると思う」
斜メ前田慶次「ふむ・・・」
ドラえもん・零式「思いやってあげないと。相手の気持ちを。それを無くしちゃったらおしまいだよ」

 縁の下で、バターが寂しげに鳴いている。前主人である商家の奥方が恋しいのだろう。

斜メ前田慶次「相手の気持ちを思いやる、か・・・」

 そう言うと、慶次は湯飲み茶碗の酒を一気に呷った。
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Date: 2012.11.25
Category: 信on
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2012.11.28

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