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休止中ですが謹賀新年の巻・後編

 慶次とドラえもん・零式の二人が意識のある状態で顔を合わせるのは、実に27日ぶりのことであった。

斜メ前田慶次「ド・・・ドラ・・・」

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ドラえもん・零式「・・・やあ、久しぶり。ようやく目が覚めたようだね」

 ドラえもん・零式は年越しの準備のため、台所できりきり舞いとなっていた。何しろこの日だけで全てを終わらせなければならないのだから無理もない。そのため、慶次の全身がずぶ濡れになっていることには、どうやら気が付いていないようであった。

斜メ前田慶次「ドラ・・・何か拭くものをくれ。寒いんだ」
ドラえもん・零式「寝汗でもかいたのかい?」
斜メ前田慶次「いいから、早くタオルを持って来てくれ」
ドラえもん・零式「何だい、この猫の手も借りたいときに・・・!」

 ここでようやく、慶次の異変に気が付いたドラえもん・零式。

ドラえもん・零式「・・・ゲエーッ! ずぶ濡れじゃあないか! 一体何が!」
斜メ前田慶次「だから早くタオル持って来いってんだよ! この恰好じゃうろうろできねえだろうが!」
ドラえもん・零式「今まで寝ていたんだろう!? どうしてずぶ濡れになっているんだ! 何がどうしてこうなった!?」
斜メ前田慶次「説明するのも面倒くせえよ・・・」
ドラえもん・零式「相変わらずイカれてるね・・・さすがというか・・・何というか」
斜メ前田慶次「俺のせいじゃねえってんだよ」
ドラえもん・零式「身体を拭いたとしても、この寒さだから風邪引いちゃうよ。風呂にでも入って温まってきたらどうだい?」
斜メ前田慶次「風呂はしばらく見たくねえんだよ」

 そしてこの日の亥の刻(午後9時頃)。ようやく全ての準備を終えたドラえもん・零式と慶次の二人は、豪勢な料理と甲府の銘酒に舌鼓を打ちつつ、一年間を振り返っていた。

ドラえもん・零式「年越し蕎麦は、あと30分くらいしたら出すよ」
斜メ前田慶次「おう、頼む」
ドラえもん・零式「急に意識を失って、気が付いたら大晦日だったけど、無事に年越しができて良かった良かった」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「今年も色々あったね・・・」
斜メ前田慶次「そうだな。思い出したくないことばっかりだけどな」
ドラえもん・零式「まあ、今日は一つ、浴びるほど飲んで忘れてしまいたまえよ。はい、一献」
斜メ前田慶次「おう、もらおうか」

 ひたすら食い、ひたすら飲んだところで、とうとう年越しの瞬間がやってきた。かなりのハイテンションでカウントダウンを始めるドラえもん・零式の姿に、慶次は苦笑していた。

ドラえもん・零式「3、2、1・・・ゼローーーーー!!」
斜メ前田慶次「お、ついに明けたか」
ドラえもん・零式「・・・うぇ~い! うぇ~い!」

 何故か小島よしおのモノマネを始めるドラえもん・零式。

ドラえもん・零式「・・・うぇ~い! うぇ~い! うぇいフォーーーー!!」

 しかも所々でこれまた何故かレイザーラモンHGのモノマネまで挟んでくるドラえもん・零式を前に、慶次はまたも苦笑した。慶次は賑やかな場は決して嫌いではない。むしろ好きなのだが、ドラえもん・零式のテンションが高すぎるのだ。

斜メ前田慶次「お前、少し落ち着けって」
ドラえもん・零式「・・・ハーイ!」

 ハイタッチをせがんでくるドラえもん・零式に、仕方なく付き合う慶次であったが・・・

斜メ前田慶次「いえ~い」
ドラえもん・零式「も一つ、ハーイ!」
斜メ前田慶次「またかよ、しょうがねえな・・・いえ~い」

 ・・・そしてそれから3分後。

ドラえもん・零式「・・・ハーイ!」
斜メ前田慶次「お前、いい加減しつけえぞ。少し落ち着け。近所迷惑だ」

 年が明け、3分が経過してもなおハイタッチをせがんでくるドラえもん・零式に、慶次はすっかり困惑していた。

ドラえもん・零式「いいじゃあないか。何しろおめでたい日なんだから」
斜メ前田慶次「だからってお前・・・」
ドラえもん・零式「ハイ! ハイ! ハーイ!」
斜メ前田慶次「俺はもうやんねえぞ」

 ドラえもん・零式の掌から目を背け、酒を口に含もうとした慶次であったが、ここで予想外の事態が起こった。何とドラえもん・零式の右手が、慶次の左頬に強烈なビンタを叩き込んだのだ。

斜メ前田慶次「・・・ぁぶえっ!!」

 「バシンッ」という乾いた音とともに、慶次の情けない悲鳴が室内に響いた。

ドラえもん・零式「・・・・・・」
斜メ前田慶次「う・・・ぶ・・・!」

 突然の出来事に混乱をきたした慶次は痛む頬を手で押さえつつ、ひたすら身体を硬直させていた。何だ!? 一体何事が起こった!? 何故、俺は今ビンタされたんだ? わからん・・・一体・・・一体何が・・・!?

ドラえもん・零式「さて・・・と・・・」
斜メ前田慶次「・・・!?」
ドラえもん・零式「一風呂浴びて来るかな」

 そう言い残し、悠々と部屋を出て行ったドラえもん・零式をその場で見送った慶次が我に返ったのは、その後間もなくのことであった。

斜メ前田慶次「・・・おい、こら!」
ドラえもん・零式「・・・ん?」
斜メ前田慶次「ん? じゃねえだろ! 何だ今のビンタは!!」
ドラえもん・零式「え?」
斜メ前田慶次「今のビンタは何だってんだよ!!」
ドラえもん・零式「何って・・・ニューイヤー・ビンタじゃないか。何を今さら・・・」
斜メ前田慶次「ニュ、ニューイヤー・ビンタだと!?」

 ドラえもん・零式の語るところによると・・・22世紀の、特に若いカップル、夫婦の間で浸透しつつある習慣で、二人で年を越した際に、女性が男性に強烈なビンタをかますのだそうである。

 何故ビンタなのかというと、年の始まりということで、女性が男性に活を入れる意味があるのだそうだ。習慣と言うよりは儀式に近い、とも言える。とある若い女性などは「毎年元旦に、彼氏にビンタかましてます♪ そのためにジムに通って身体を鍛えてます(笑)」と、街頭のインタビューに答えるほどらしい。

ドラえもん・零式「ちなみに僕がこれをやるのは・・・僕が君を家族として認めている証拠ってことさ」
斜メ前田慶次「前にも言っただろ! こういうのはいきなりやんなと! 何でわかんねえんだよ!!」
ドラえもん・零式「ごめんごめん。てっきり、去年もやったと思ってたよ」
斜メ前田慶次「やってねえよ。何で新年早々、口の中切らなきゃなんねえんだよ・・・痛ってェ・・・マジ痛ェ・・・」

 そしてそれから四半刻(約30分)後・・・慶次とドラえもん・零式はやはり、部屋の中でもみ合いに発展していた。酒に酔い我を失った慶次が今年もドラえもん・零式のことを着ぐるみだと言い張り、脱がしにかかったのだ。これももはやすっかり毎年の行事になってしまっている。

ドラえもん・零式「・・・は、放せー!」
斜メ前田慶次「ふん! ふん!」
ドラえもん・零式「・・・中の人なんかいないって言ってるだろ! 何でわからないんだよ!!」
斜メ前田慶次「ぬん! ふん!」
ドラえもん・零式「聞け! このドラえもん・零式に、中の人などいない! いないんだ!!」
斜メ前田慶次「ふん! ふん! ふーん!」
ドラえもん・零式「ちょっ・・・!」

 抵抗むなしく、慶次によって床の上に引き倒されるドラえもん・零式。

ドラえもん・零式「・・・ちょっ! もう! ああもう! ああ! こうなったら新技を試してやる!!」

 やがて寝技・関節技の応酬となり、二人が汗だくになって床を転げ回っているその頃・・・。私もまた細君相手に、夜のシネマティック・クローズドバトルを展開していたのであった。

 ・・・さて、年が明けてから数日が経ちましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。


DSC01443.jpg

 とりあえずこれ、今年もやってきました。場所は鎌倉の長谷寺です。信オン休止中の身ではありますが、志だけは捨てていません。チャンスがあればどんどん喰らいついていくつもりです。皆さまが今年も良い信オンライフを送れるよう祈りつつ、今日はこの辺で失礼します。
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Date: 2015.01.08
Category: 信on休止中
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休止中ですが謹賀新年の巻・前編

 平成の世で言えば、ちょうど26年の大晦日にあたるこの日。慶次は甲府の自宅において依然、昏睡状態に陥っていた。

斜メ前田慶次「Zzzz・・・Zzzz・・・」

 12月4日に、ブログ主であるこの私によって強制的に眠らされてからというもの、一度も目を覚ますことなく大晦日を迎えることになったわけだが、今日は一つ、この男を起こしてみようと思う。

斜メ前田慶次「ぐっ・・・ううっ・・・ハアッ・・・ハアッ・・・」

 額に汗が滲み、呼吸が荒い。おそらく悪い夢を見ているのだろう。早く起こしてやらなければかわいそうだ。私は慶次の目を覚まさせるべく、念力を用いて慶次の全身を揺さぶることにした。

斜メ前田慶次「Zzzz・・・Zzzz・・・」

 ずいぶん激しく揺さぶったつもりだったが、一向に目を覚ます気配がない。どうやら深い眠りに陥っているようである。業を煮やした私はさらに激しく慶次の身体を揺さぶるべく、全身に強力な念力を込めようとしたところで、はっと目を見張ってしまった。今、目の前で眠っている慶次の表情に対してである。

ブログ主「何という、哀しげな顔をしているんだ・・・」

 ふと、私の両眼に熱いものが込み上げてきた。思えば慶次には今までずいぶん苦労をかけてしまった。慶次が脚光を浴びようとして、救いのない結末になってしまった記事も多々ある。そして私の都合で強制的に眠らされることになり、またも私の都合で今度は叩き起こされようとしている。いくら何でもかわいそうではないか。

ブログ主「仕方ない・・・ここは一つ・・・」

 強制的にではなく、自然に気持ちよく目が覚めるようにやや弱めの念力を慶次の身体に込め、私は慶次の部屋を去ることにした。そして戦国の世と平成の世の狭間まで到達したところで私の中にとある疑問が生じ、急いで戦国の世へ取って返すこととなった。ではその疑問とは一体何かと言うと、

「・・・このまま放っておいてやることが、果たして慶次のためになるのか?」

 ということである。言うまでもなくこの男は「いくさ人」であり、私の存在に気付かずこのように惰眠を貪ることなど言語道断であり、士道不覚悟そのものであると言わざるを得ない。とはいえ、眠らせたのは私である。それはわかっている。わかっているが・・・やはり看過することはできない。

ブログ主「風呂場は・・・確かこっちだったな」

 私は念力で慶次の身体をお姫様抱っこし、ゆっくりと風呂場へ運ぶことに決めた。

斜メ前田慶次「Zzzz・・・Zzzz・・・」

 この期に及んでも、まだ目を覚まさぬか、慶次。貴様はそれでもいくさ人か! 情けないにもほどがあるぞ! もう、風呂場に着いてしまったではないか。もう、こうするしかないではないか・・・

斜メ前田慶次「ゴボ・・・ボ・・・」

 泡を吐き出しながら、湯船の中へと飲み込まれていく慶次。湯加減のほどはどうやらちょうど良いようだ。慶次の好きな42度ほどの温度になっている。きっと普通に入浴できたなら、さぞかし上機嫌になっていたであろう。

斜メ前田慶次「・・・・・・」

 ボコン、ボコンと大きな泡が湯の中から現れ、そして消えた。ここまでにおよそ1分ほどが経過している。いい加減、目を覚ましてもおかしくないのだが、よっぽど眠りが深かったのだろうか・・・!?

斜メ前田慶次「・・・ゴバアッ!!」

 ここで突如、慶次が湯の中から上半身を起こし、私は少しビクッとした。その表情はまさに鬼気迫るというもので、見ていて少し引いた。続けて立ち上がろうとしたところで足を滑らせてしまったのか、後頭部を湯船の縁に強烈にぶつけながら再び湯の中へと飲み込まれていった。まあ、無理もない。何しろ溺れながら目を覚ましたのだから。

 しかしそれにしても、眠っている最中に湯船の中に放り込まれ、溺れながら目が覚めるというのは一体どんな気分なのだろうか。私には想像もつかない。でも知りたい。ああッ! 一体ッ! どんな気分なんだッ!! ビクンビクン。

斜メ前田慶次「・・・ハアッ・・・ハアッ・・・ゴホッ・・・ゴホッ・・・」

 ようやく事態を把握したのだろう。両手を湯船の縁にかけ、安定した体勢になったところで、私は慶次に声をかけてみることにした。

ブログ主「慶次よ・・・斜メ前田慶次よ・・・」
斜メ前田慶次「・・・テッ・・・テメエか・・・下らねえ真似・・・しやがって・・・ゴホッ・・・ゴホゴホッ・・・」
ブログ主「今、どんな気分だ!? なあ、一体、どんな気分なんだ!?」
斜メ前田慶次「・・・気分とかあるか! 死ぬかと思っただろうが! 溺れてる夢見て起きたら溺れてたわ!」
ブログ主「頼む、教えてくれ! もっと、もっと具体的にだ!」
斜メ前田慶次「・・・こういうのは、ドラの役目だって言ってんだろ! 俺はする側だってんだよ! いい加減にしろ! 俺はMじゃない! Sだ!!」
ブログ主「そんなことより慶次よ」
斜メ前田慶次「何がそんなことだ!!」
ブログ主「今日は大晦日だ・・・せめて年くらいはまともに越させてやろうと思ってな」
斜メ前田慶次「恩着せがましく言うんじゃあねえ。そもそもどうして俺たちを・・・」
ブログ主「すでにドラは目を覚まし、年越しの準備に取りかかっている。ほれ、久々にドラの顔を見て来い。お前の親友であり、家族でもあるドラの顔をな」

続く
Date: 2015.01.05
Category: 信on休止中
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プロフィール
信長の野望online真紅武田家で活動中 &相互リンク・無断リンク募集中です。

斜メ前田慶次

Author:斜メ前田慶次

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