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戦国の世のラーメン道の巻 其の弐 後編

 何故か山岡某が明日、自身の作るラーメンよりうまいラーメンを食べさせてくれる展開となり、慶次は不機嫌さを隠しきれないまま帰宅することとなったのであった。

      _____
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・山岡って、あの山岡のことかい?
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  | ── |  ──     |   l
  ヽ (__|____  / /
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    l━━(零)━━━━┥

斜メ前田慶次「そうだ。あの野郎、生きてやがった」
ドラえもん・零式「ある意味、懐かしいね。そういえば去年の夏のことだったね」
斜メ前田慶次「そうだったな。全く忌々しい野郎だ」

 慶次とドラえもん・零式の伊豆旅行については、昨年の8月26日を最後に更新がされておりませんが、あの後は追手を撒いた山岡某が観光名所・浄蓮の滝にある蕎麦屋にて、「こんなものは本物のワサビじゃない」と店主に因縁をつけていたところ、たまたま慶次と遭遇。

 激しい口論の末にもみ合いとなり、やがて斬り合いへと発展した後に、「かなわぬ」と見た山岡某が滝の裏側へ身を投じ行方をくらますという展開を考えておりました。もはやあの続きをじっくり書く気はないですが、この後は「昨年、そういったことがあった」ということで話を進めさせて頂きます。

斜メ前田慶次「・・・それに、見ろよこれ」
ドラえもん・零式「何だい、これ。なになに、明日までに準備しておく物一覧・・・?」
斜メ前田慶次「あの野郎、去り際にこの紙を俺に渡してきやがった。他力本願にも程があるってもんだ」

 確かにその紙には、明日までに準備しておくべき調理器具、ラーメンの具材、招くべき人々の名前等が記されており、そして何故か慶次が全てを手配することが前提となっていたのであった。

ドラえもん・零式「料理評論家(若干名)、ラーメン通(若干名)、きれいどころ(若干名)・・・何だい、こりゃ」
斜メ前田慶次「一番最後の注意書きのとこも見てみろ」
ドラえもん・零式「栗田は必ず呼ぶこと・・・栗田って、誰?」
斜メ前田慶次「俺が知るか。どこの鯖かも書いちゃいねえ。どうやって呼べってんだよ、全く」
ドラえもん・零式「・・・で、どうするんだい? 山岡のために動いてあげるのかい?」
斜メ前田慶次「するわきゃねえだろ、シカトだ、シカト。ああ、それにしても気分が悪い。ドラ、酒持ってこい。酒」

 そして翌日・・・その場に現れたのは海原と手ぶらの山岡だけという、山岡にとってはあってはならない、悪夢のような展開となっていたのであった。

山岡某「ぐうっ・・・!!」
海原某「これは一体どういうことだっ! 何も準備ができていないではないかっ!!」
山岡某「・・・・・」

 屈辱に肩を震わせる山岡に、海原がさらに追い打ちをかけた。

海原某「わしが座る席はどこだっ! ラーメンはっ!? 観衆はっ!? 何故、何もないのだっ! ふざけるなっ!!」
山岡某「お、俺はちゃんと手配するよう指示は出したんだ・・・俺のせいじゃない・・・!」
海原某「どうするんだっ! どうするんだこの展開っ!! 貴様、一体このワシを誰だと思っているんだっ!!」
山岡某「・・・・・・」
海原某「だいたい貴様は、昔から無計画なところがあったっ! だから今も浪人なぞしとるんだっ! この馬鹿者がっ!!」

 海原からのプレッシャーと、たまたま周囲にいた者たちの白い視線に耐えられなくなった山岡が取った行動とは・・・

海原某「・・・ぶえっ!!」

 ビンタであった。バシンッ、と乾いた音が辺りに響いた。

海原某「なっ!! 何をするかァーッ! 貴様っ!! よくも親に向かってそんな・・・」
山岡某「・・・まーん!!」
海原某「何がまーんだっ! こら、放せっ!! 放さぬかァーッ!! この親不孝者がっ!!」

 こうして山岡と海原が壮絶な掴み合いを開始した頃・・・慶次は自宅の台所にて再びネズミラーメンの研究に没頭し、熱田合戦への参加は結局最終日だけとなってしまったという。

 さて・・・熱田合戦ですが、リアル都合もあって参加できたのは最終日だけでした。前田慶次を探してウロウロしてみたのですが、残念ながらその姿を確認することはできませんでした。ああ、いっそ全陣の武将が前田慶次になってしまえば良いのに・・・。それでは今日の日記はこの辺で。
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Date: 2014.10.31
Category: 信on
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戦国の世のラーメン道の巻 其の弐 前編

斜メ前田慶次「・・・できた! ついにできたぞ!」

 自宅の台所にて、慶次が嬉々として叫んだのは、この日の未の刻(午後2時頃)のことであった。

ドラえもん・零式「一体、何ができあがったんだい?」/
斜メ前田慶次「聞いて驚くな。門前の新鮮なアレをダシに使った、究極のラーメンだ」

2014102901.jpg

ドラえもん・零式「やれやれ、またネズミラーメンかい? すっかりネズミに取り憑かれてしまったようだね」
斜メ前田慶次「越後の越冬ネズミとは出る味が微妙に違うんだよ。思いどおりの味にならなくて苦しんだが、今日ようやく完成したってわけだ」
ドラえもん・零式「そんなに大量にスープを作ってどうするんだい? 僕と君だけじゃ、とても食べきれないよ」
斜メ前田慶次「心配するな、何も二人で食べきろうというわけじゃない。残ったスープについては明日、街中でラーメンを作って甲府の人々に振る舞う」
ドラえもん・零式「ダシにネズミを使っているってことは、伏せたほうが良いと思うけどね」

 そして翌日。甲府の出陣前武将あたりのスペースで手製のネズミラーメンを振る舞い始めた慶次の周りは、たちまち人だかりとなった。

2014102902.jpg

 ・・・どこが人だかりだ、とお思いになられた方。そうです。これが目の錯覚です。

 おそらく甲府の人々にとってはラーメンなど初めて見る代物であり、物珍しさに口にしてみたところ皆予想以上に美味く感じていたようで、「傾奇者を廃業してラーメン屋に専念して欲しい」「前田慶次を倒すなど大それたことはやめて、ラーメン一本でやっていって欲しい」などの意見が寄せられた。

斜メ前田慶次「ふ、これぞラーメン師としての醍醐味よ・・・」

 スープを全て使いきり、満足げに煙管を吹かす慶次。ここでもしあの男さえこの場にいなければ、慶次は気持ちよく自宅へ戻れていたであろう。

2014102903.jpg

海原某「このラーメンを作ったのは誰だあっ!!」

 何と、海原と名乗る謎の浪人が慶次に喰ってかかってきたのである。自身のラーメンに絶対の自信を持つ慶次は、必然的に海原と衝突することとなった。

斜メ前田慶次「何だ、テメエは! 俺のラーメンに何か文句があるってえのか!!」
海原某「店主っ! こんなものはラーメンではないっ! ただの生ゴミだっ!!」
斜メ前田慶次「抜かしゃあがったな、この野郎! 何が悪いのか言ってみろコラ! あ? こんチクショウが!!」
海原某「まず、麺が硬いっ!!」
斜メ前田慶次「んなもん、個人の好みの問題だろうが。もちろん、柔らかめにして欲しけりゃあ対応するぜ? 茹でる前に言ってくれりゃあな」
海原某「ぐっ・・・! そ、それと味が薄いっ!!」
斜メ前田慶次「だから、それも個人の好みの問題だろうが。カラメにして欲しけりゃあ、初めから言えよ。そこの貼り紙にも書いてあるだろうが」
海原某「・・・何いっ!? だ、だいたい、値段が高いっ! 高すぎるっ!!」
斜メ前田慶次「金なんざ取ってねえよ。捏造すんな、捏造を」
海原某「・・・とっ、とにかく! こんなものを食べるくらいだったら、茶店で売っているほうとうを食べたほうがよっぽどマシだわっ! わっはははは! わっはははは!!」
斜メ前田慶次「何がしてえんだよ、オッサン。というか本物の海原雄山とはえらい違いだな。もちろん悪い意味で」
海原某「・・・何をっ! だいたい、ワシはラーメンなどという下劣な物など見たくもないわっ! 甲府で妙なマネをするのはやめてもらおうかっ!!」

 慶次が海原某にビンタを見舞おうと一歩近付いたところで、さらに謎の浪人が口を挟んできたことで余計にややこしい事態となった。

2013082601.jpg

山岡某「・・・かわいそうに、本物のラーメンを食べたことがないんだな」
海原某「き、貴様は!? いつからそこにいた!」
斜メ前田慶次「・・・おい、ちょっと待てお前。去年の夏に伊豆で蕎麦を食い逃げしただろう。その顔、覚えてるぞ。そこを動くな」
山岡某「明日、同じ時間にここに来てもらおうか。こんなまずいラーメンよりも、もっとうまいラーメンを食わせてやる!!」
斜メ前田慶次「お前らいい加減にしろよ」

続く
Date: 2014.10.29
Category: 信on
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慶次の心底、の巻

 慶次は朝食を必ず食べる。食べなければその日一日、頭も身体も調子が悪くなるのである。であるからこそ、

斜メ前田慶次「あいつ、また朝寝坊しやがって。全くもってけしからん」

 ドラえもん・零式が朝食を作っていないと、途端に不機嫌になる。ドスドスと乱暴に足音を立てて廊下を歩き、ドラえもん・零式の部屋の前に立つやいなや、これまた乱暴に引き戸を引き開いた。

斜メ前田慶次「おい、起きろ。いつまで寝ているつもりだ」

 慶次の問いかけに対し、ドラえもん・零式は高いびきで返した。どうやらまだ目を覚ましていないようである。慶次の苛立ちはさらに募ることとなった。

斜メ前田慶次「全く、しょうがねえ野郎だ」

 枕元まで行き、肩を揺さぶって強引に目を覚まさせようとしたところで、慶次は目を見張った。眠っているドラえもん・零式の表情に対してである。

斜メ前田慶次「何て、疲れた顔をしてやがるんだ・・・」

 ふと、慶次の両眼に熱いものが込み上げてきた。思えばドラえもん・零式が戦国の世に遭難することになってから、丸二年が経過している。その間、彼は法に触れるような悪事を働くことはなく、我儘を言うこともなく、健気に生活を送ってきた。

 自業自得じゃないか、とお考えになられる方もおられるだろう。確かに、酒に酔った状態でタイムマシンを運転することは、22世紀の『航時法』という法律に反している。出来心とはいえ、彼は罪を犯してしまった。それは事実である。

斜メ前田慶次「けどよ・・・これじゃあいくら何でも・・・」

 と、慶次は思う。もう許してやってもいいんじゃないのか、と。タイムパトロールの影に怯え続け、戦国の世の不自由さに耐え続け、望郷の念にかられて枕を濡らすこともあっただろう。もう充分、罰は受けたはずだ。にも関わらず、救いの手は一向に差し伸べられる気配がない。

斜メ前田慶次「ちくしょう・・・この世には神も仏もいねえのか・・・」

 いつしか慶次は嗚咽していた。ドラえもん・零式が哀れでならないのである。慶次は涙を拭い、静かに退室することに決めた。朝飯が食えないことくらい何だ。せめて今だけは・・・今だけは寝かせておいてやろう。そう考えたのである。

 気配を消し、引き戸に手をかけたところで、慶次の心の中にとある疑問が生じた。それまでは完全にドラえもん・零式を休ませるつもりでいたのだが、先ほど涙が込み上げてきたときと同様に、ふと生じたのである。では一体それは何かというと、

「・・・このまま何もせず寝かせておいてやることが、果たして彼のためになるのか?」

 ということである。思えば彼と同居を始めてからというもの、幾度となく慶次は彼に対して警告を発してきた。危機感を持て。追われている立場であることを自覚しろと。慶次とて、彼が逮捕されて泣き叫ぶ姿を見たくはないのである。しかしそんな慶次の思いに対し、彼は決して生活態度を改めようとはしなかった。

 説教をしても、うるさそうに顔を背け、別の話題に転じてしまうのである。こんなことではいけない。今のままではいずれ捕まってしまう。もし仮に、先ほど部屋に入ってきたのが自分ではなく、タイムパトロール蝶野だったらどうするのだ。呑気に惰眠を貪っている場合ではないはずだ。

斜メ前田慶次「もしも俺がお前なら・・・」

 引き戸を開いた瞬間に手裏剣が飛んでくる仕掛けを部屋に施し、引き戸のそばにはマキビシを巻いておく。そして刀を懐に抱いて眠る。もちろん、いつ異変が起こっても良いように神経を研ぎ澄まして、だ。いざという時のために、逃走経路を確保しておくことも怠らない。

斜メ前田慶次「やはりこいつは、いくさ人にはなれないのか・・・」

 しかし、諦めるわけにはいかない。何だかんだで慶次は彼のことが好きなのである。絶対にタイムパトロールに逮捕させるわけにはいかない。言葉で言ってもわからないなら、行動に示すのみだ。「男というものは、あまりしゃべるものではない。両の眼で静かに結果だけを見ていればよいのだ」とアタル兄さんも仰っている。行動あるのみである。

 慶次とて一端のいくさ人である。ここ数日、何か嫌な予感がしている。根拠はないが、追手が増えている気がしているのである。いくさ人の勘というものだろうか。タイムパトロール蝶野の存在だけでも厄介なのに、さらに増えてしまっては正直なところ、彼を守りきれる自信はない。今、どうしても彼の意識を一変させる必要がある。

ドラえもん・零式「Zzzzzz・・・ザギン・・・シースー・・・ギロッポン・・・Zzzzzzz」
斜メ前田慶次「何がザギンだ」

 ドラえもん・零式の寝言を聞き流しながら、慶次は懐からある物を取り出した。夏の間に使い切れなかった爆竹花火である。

斜メ前田慶次「シケッてなけりゃあいいが」

 音を立てないよう、細心の注意を払って火を起こす慶次。元は甲賀忍びの出である慶次は、こういったことに関しては器用に行う。起こした火を蝋燭に移したら、あとは点火するのみだ。二十束ほどに一斉に点火し、そっとドラえもん・零式の枕元に置いたところで、慶次は踵を返した。爆発する前に部屋を出たかったからだ。

 引き戸を閉め、廊下を歩き出したところで背後から爆竹花火の爆発音と、ドラえもん・零式の悲鳴が聞こえてきたが、もはや慶次にとってはどうでも良かった。彼の頭の中はすでに朝食のことで一杯になっていたのである。しかしそれにしても、枕元に点火された爆竹花火を置かれ、爆発音とともに目を覚ますというのは一体どんな気分なのだろうか。私には想像もつかない。

 想像力の乏しい私から、ただ一つだけ言えることがあるとすれば、「良い子は真似しないでね」ということである。下手したら火傷をしてしまうからだ。ひょっとしたら火事になることも・・・! いいか、絶対に真似しちゃ駄目だぞ! お兄さんとの約束だぞ!

ドラえもん・零式「・・・ごらあああああああああ!!」

 鬼の形相で、ドラえもん・零式が慶次の背中に向かって吠えることになったのは、それから間もなくのことであった。よく見ると顔が煤けており、熱で縮れたヒゲが二、三本ほど見受けられた。おそらく相当の修羅場だったのであろう。

斜メ前田慶次「よう、目が覚めたか」
ドラえもん・零式「・・・よう、じゃないだろう! よう、じゃないだろう!!」
斜メ前田慶次「何で二回言うんだよ」
ドラえもん・零式「・・・ばっ、爆竹とか! 爆竹とか! あり得ないだろう!! このっ! ・・・ゲホッ・・・ゲホッ・・・!」

 煙でむせたのかどうかはわからないが、ドラえもん・零式はその後しばらくの間、言葉を続けることができなかった。彼の咳が治まるのを見届けた慶次は、穏やかな表情で彼に対し、朝食の依頼をしたのであった。

斜メ前田慶次「そんなことより、早く朝飯を作ってくれ」
ドラえもん・零式「・・・何がそんなことだ!!」
斜メ前田慶次「今日は合戦に行けそうなんだ。時間が勿体ない。ほれ、早くしてくれ。目玉焼きはそうさな・・・サニーサイドアップで頼む。黄身を潰して白飯の上に乗せたいんでな」

 ・・・それから半刻ほど後、結局ドラえもん・零式は慶次のために朝食を用意したものの、その表情は憎悪に満ち満ちていたという。慶次の心底を理解してくれる日は、果たしてやってくるのであろうか。

 さて、何故かスクリーンショットが一枚も撮影できていなかったのですが、今日は一時間ほど合戦に参加することができました。武将とは戦えなかったものの、合戦の雰囲気は充分に楽しむことができました。天下分け目の戦いと、その後の展開に思いを馳せつつ、今日はこの辺で失礼します。では。
Date: 2014.10.20
Category: 信on
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清州合戦に参加中の巻

 さわやかな秋晴れが続く今日この頃・・・。甲府から一里ほど離れた郊外において突如出現した巨人により、慶次が今まさに丸呑みにされんとしていた。

2014101602.jpg

斜メ前田慶次「うっ・・・!? うっ・・・!!」

 どのような技能を駆使しても、一向に致命傷を与えることができないまま時間だけが過ぎてゆき、疲労の限界に達したところでとうとう捕まってしまったのであった。後に聞いたところによるとどうやらこの巨人、うなじが急所であるらしいのだが、真相は定かではない。

巨人「・・・・・・」
斜メ前田慶次「・・・くそっ、放せこの野郎! おい! 誰か来てくれ! 誰か!!」

 もはやこうなっては抵抗のしようがなく、その後間もなく慶次は巨人の胃袋の中へと呑み込まれてしまったのであった。全身を粘液まみれにさせ、生暖かい胃液の中へ落下した慶次は顔を上げたところで激しく嘔吐した。

斜メ前田慶次「・・・くっさ! くっさ!! オッ、オエエエエエエエエ」

 胃液の深さとしてはちょうど慶次の胸のあたりであったため、立ってさえいれば何とか呼吸はできた。だがあまりの臭いに嘔吐したばかりであるにも関わらず、断続的に吐き気が襲ってくる。それに加えて強力な胃酸により、身体が徐々に消化されていくのがわかった。

斜メ前田慶次「・・・くそっ・・・どうにか脱出しねえと・・・このままじゃあ・・・!」

 並の神経の持ち主であれば、この時点で発狂していてもおかしくない。しかし慶次とて一端のいくさ人である。どのような状況においても、決して生きることを諦めず最善を尽くす。それがいくさ人というものなのである。

斜メ前田慶次「胃壁を斬り進んでいくしかねえが・・・果たしてもつだろうか・・・!?」

2014101603.jpg

 身体の消化や酸素欠乏などについては、治身露連打で耐えるつもりでいた。しかし所持している数に若干の不安を感じた。それに脇差の刃がどこまでもつかわからない。

斜メ前田慶次「考えている暇は無え・・・こうなりゃいけるとこまでいってやる!」

 意を決し、胃壁に脇差の刃を突き立てたところで、予想外のアクシデントが起こった。何と脇差の刃身が中ほどのところで真っ二つに折れてしまったのである。慶次は愕然とした。

斜メ前田慶次「万事休す、か・・・! 安物の脇差なんざ買うんじゃあなかった・・・」

 いずれ治身露も尽きる。折れたとはいえ自害になら使えるだろうと頸動脈に脇差をあてがったところで、突如慶次の頭の中に閃くことがあった。

斜メ前田慶次「・・・いや待て! ひょっとしたらもつかもしれんぞ!」

 人一人を楽に呑み込むほどの巨体である。そんな巨人がうろうろしていればいずれ必ず誰かの目に留まる。そして時間はかかるだろうが、必ず他のいくさ人の手によって倒されるだろう。そのときまで辛抱すれば良いのである。しかし前述したとおり、所持している治身露だけでは心許ない。

斜メ前田慶次「やっぱり、頼れるのは仲間ってことだな」

 慶次は決して狂っているのではない。呼び出しさえすればすぐに駆けつけてくれる仲間が実際にいるのである。そう、ずばりその仲間とは、

2014101607.jpg

2014101604.jpg

 家臣である。ちなみにこの頃オフーナは自宅にて菓子をつまみながらゴロ寝をしていたのだが、

2014101605.jpg

 今の慶次にとってはオフーナの休日のことなど、気にしている場合ではない。もちろん、年齢にすれば15歳くらいの若い娘をこのような場所に呼び出すことに少しだけ気は咎めた。だが、自分の生死がかかっている状況である。

2014101406.jpg

 やっぱりオフーナについてきてもらうことにした。

オフーナ「・・・!? !?」

 寝そべった姿勢のまま、突如胃液の中に全身が投ぜられたことにより、オフーナは恐慌をきたした。一体何事が起こったというのか!? 私はどうして溺れているんだろう!? どうして、こんな目に遭っているのだろう?

オフーナ「・・・ブハァッ!!」

 やっとのことで胃液から顔を上げたところで、顔が溶け始めている慶次と目が合い、オフーナは絶叫した。

オフーナ「・・・ぎゃああああああああーーーーーー!!」
斜メ前田慶次「おう、ちょっと治癒頼むわ。気を抜いてたら顔が溶けちまった。はっはっは」
オフーナ「・・・ちょっ! なんっ! なーんっ!!」

 恐怖のあまり、胃液をかき分け逃走を始めるオフーナ。おそらく慶次だと認識できていないのだろう。

斜メ前田慶次「・・・おい、治癒かけてくれって。頼むから、待ってくれ。俺だって、慶次だって。お前の主人の」

 この巨人がとある歴戦のいくさ人の手によって倒されたのが三日後であったことから、結果として三日間にわたり巨人の胃袋の中で共同生活をすることになった慶次とオフーナであったが、オフーナの慶次に対するヘイトはますます上がり、慶次の清州合戦参戦もまた遅れに遅れてしまったという。

 ・・・さて、オフーナの心に一生消えないトラウマを植えつけてしまった慶次ですが、今日は久々にログインして、少しだけ遊ぶことができました。

2014101608.jpg

 『天下分け目の決戦』までもう間が無く、できる限り既存の合戦に参加したいところですが、相変わらずリアルが落ち着かなく・・・・・。それでもどうにかマイペースで参戦したいと思っています。それでは今日の日記はこの辺で。
Date: 2014.10.16
Category: 信on
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プロフィール
信長の野望online真紅武田家で活動中 &相互リンク・無断リンク募集中です。

斜メ前田慶次

Author:斜メ前田慶次

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