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久々の宴の巻

 慶次が家老になったという報を聞きつけ、慶次宅の門前には久しぶりに家臣たち全員が集まっていた。「家の中に入ればいいのに」と通りすがりの者は思うだろうが、2013年10月29日現在、家臣はプレイヤーの家の中に入ることができない仕様となっている。そのため、家臣たちと酒宴を開く際は門前にゴザを敷かねばならない。少なくとも、このブログでは。

斜メ前田慶次「えー、本日は俺の家老昇進祝いと・・・」

 戦国の世にマイクはないため、代わりにしゃもじを口元に語り出す慶次。

斜メ前田慶次「オフーナにようやく初潮がきたということで、皆さんにお集まりいただいた次第でありますがー」
オフーナ「・・・ちょっ!」

 反射的に立ち上がり、顔を真っ赤にしながら鬼の形相で慶次を睨むオフーナをよそに、他の男連中は「おおーw」「おめでとう!w」などと祝いの言葉を投げかけていた。何と無神経な連中であろうか。しかしそれよりも、わざわざ家臣団全員の前で自身の初潮のことを話す慶次に対して、オフーナのヘイトがさらに上がったことは言うまでもない。

斜メ前田慶次「赤飯はうまく炊けたようだ。今、ドラが台所から持ってくる・・・もっとも俺は食わんが・・・とりあえずカンパーイ!」
拾丸「・・・カンパーイ!」
曲江兼続「乾杯!」
石兵衛「乾杯!」
具田幸村「乾杯!」
???「乾杯ッ」

 ・・・ちなみにこの時、オフーナは慶次に「死ね!」と叫んだそうだが、聞き取った者は誰もいなかったようであった。

拾丸「・・・ささ、旦那、一つ」
斜メ前田慶次「えっと・・・誰だっけ?」
拾丸「・・・誰って何ですか! 私ですよ! あなたの一の家臣です! 何で忘れてんですか!」

 ここ最近、ブログへの登場がなかった拾丸の存在を、慶次は忘れかけてしまっていたのであった。

斜メ前田慶次「・・・あ! あーあー、いたなあ。拾丸だったな。忘れてた」
拾丸「ちょっと! いくら何でもひどすぎるでしょう! 確かに最近、出番なかったですけど、それにしても!」

 ちなみにこの拾丸、術忍に作り直してからはすっかり放置状態です。ついつい、技能の設定が面倒くさいと思ってしまい、いざ戦闘の際にも拾丸を呼び出したことは一度もないありさまです。

具田幸村「はっはっは。そんなに怒るなよ、拾丸。さあ慶次どの、一献受けてくれ!」
斜メ前田慶次「・・・誰だっけ?」
具田幸村「・・・ちょっ! おまっ! いくら何でもそりゃあないだろう!」

 真性童貞であり、武田家から出奔した設定の神主、具田幸村。正直、彼の存在も忘れかけていました。

具田幸村「・・・返事をせんか! 返事を!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
石兵衛「幸村さま、今は祝いの席ですので、どうかご辛抱を・・・旦那、おめでとうございます!」
斜メ前田慶次「おう、いつも雑魚狩りで警護と簡易修理ありがとうな」

 よく使う家臣のことはどうにか覚えている慶次であった。

曲江兼続「・・・慶次どの、おめでとうございます!」
斜メ前田慶次「おう。いつの間にか、兼続どのの元主人よりも偉くなっちまったよ。えっと・・・誰だったっけ?」
曲江兼続「・・・斜メ上杉景勝さまです! どうして忘れるんですか!」

 正直なところ、過去にブログに登場させて、その後ずっと登場させていないキャラのことは忘れてしまっています。読み返してみてようやく思い出すようなありさまです。

オフーナ「・・・・・・」

 嫌で嫌で仕方ないが、義理で一献差し出すオフーナ。慶次とは目を合わせようとすらしない。

斜メ前田慶次「おう。ありがとうな。ブログ主的には正直、お前は一回ぽっきりの登場で終わるはずだったらしい」
オフーナ「・・・・・・」
斜メ前田慶次「それでも何だかんだで消されずにいるんだ。まるで思い出したかのように初潮がきたということになっているし、当分安泰だろう」

 オフーナが「・・・だから初潮のことを言うな!」と言おうとしたところで、突如黒ずくめの男が叫びだした。

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抜け忍の才蔵「・・・おいッ!」
斜メ前田慶次「うおっ!? お前は!」
抜け忍の才蔵「さっきから、オレの存在を無視しおってッ! せっかく来てやったのに、この扱いは何だッ!」
斜メ前田慶次「・・・誰だ!?」
抜け忍の才蔵「だ、誰だってッ!? 一昔前に、貴様と熱い窯バトルを繰り広げたこのオレを忘れたかッ!」
斜メ前田慶次「窯バトルって何だっけ?」
抜け忍の才蔵「・・・ちょッ! おまッ!」

 もはや慶次にとって、あの窯バトルはなかったことになってしまっていた。

斜メ前田慶次「曲者だ! ひっ捕らえよ!!」
抜け忍の才蔵「・・・ギニャーッ!!」

 才蔵が曲者として慶次の家臣団から集団リンチを受けているところで、ようやくドラえもん・零式が炊きたての赤飯を抱えて登場した。

ドラえもん・零式「まさに一世一代の炊き上がりさ! さあ、みんな食べてくれ! ・・・あれ?」
抜け忍の才蔵「・・・ちょッ、ちょうどいいところにッ! 頼む、助けてくれッ!」
ドラえもん・零式「・・・誰だっけ?」
抜け忍の才蔵「ちょッ!」

 ・・・その後、ようやく存在を思い出してもらえた才蔵が、ゲストとして杯を酌み交わした頃には、顔中が腫れ上がっていたという。
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Date: 2013.10.29
Category: 信on
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ついに家老昇進の巻

 この日、買い物から戻ったドラえもん・零式を台所で待ち受けていたのは、いつぞやに慶次が作ったネズミダシのラーメンであった。

ドラえもん・零式「くっ・・・! 君は・・・! 君はまたこんな物を、僕に・・・!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」

 慶次は煙管を吹かしながら、無言に徹している。ドラえもん・零式が屈辱で全身を震わせているにも関わらず、だ。

ドラえもん・零式「た、確かに僕はこないだこのラーメンを完食した・・・! それは事実だ! でも、でも僕は・・・!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「身体は許しても、心までは許していない! 型は違っても、僕はドラえもんなんだ! ネズミは僕にとって、天敵なんだ!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」

 煙を無言で吐き出す慶次。ドラえもん・零式からは顔を逸らしたままであった。

ドラえもん・零式「・・・誰が食べるか! こんな、こんな門前のネズミの骨をダシに取ったラーメンなんか! 誰が!」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「食べないぞ! 絶対に! さあ、早くこのドンブリを下げろ! 下げるんだぁーっ!」

 ・・・そして5分後。

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斜メ前田慶次「・・・替え玉もできるが、どうする?」
ドラえもん・零式「硬めで頼むよ」

 会話を交わしながらも、ドラえもん・零式は箸を持つ手を止めようとしない。もはやすっかりネズミラーメンの虜になってしまっているようで、ザルで湯切りをした麺を手に慶次がテーブルに赴くと、自らドンブリを差し出すありさまであった。

ドラえもん・零式「・・・フーッ」

 麺を4玉も平らげたところでようやく箸を置いたドラえもん・零式の顔には、恍惚の表情が浮かんでいた。

斜メ前田慶次「食い過ぎだろ・・・常識的に考えて・・・」
ドラえもん・零式「・・・ハッ! ぼ、僕としたことが・・・」

 赤面するドラえもん・零式。

斜メ前田慶次「・・・ところで、今夜はパーッとやるぞ。上等の酒をたっぷりと用意しておいてくれ」
ドラえもん・零式「ん? 何かおめでたいことでもあったのかい?」
斜メ前田慶次「やれやれ、お前はアンテナが低すぎる。俺がついに家老になったことを知らないとはな」
ドラえもん・零式「な、何だってー!!」

2013102801.jpg

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 ・・・去る10月26日の陣取り大戦にて、斜メ前田慶次は徳川家四天王である本多忠勝との死闘の末、とうとう家老に昇進することができました。徒党作成に尽力してくれたマクスタイラ氏を始め、屈強な徒党員の皆さんと、囮を引き受けてくれた方、徳川本陣内で激闘を繰り広げた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

 今後、新合戦仕様のテストをするため国勢が2ヶ月ほど凍結となり、念願の前田慶次打倒は来年へ持ち越すことになりそうですが、引き続き目標へ向けて切磋琢磨していく所存です。ひょっとしたらテスト中に前田慶次を倒す機会があるかもしれませんが、それはノーカンで。あくまで正規の合戦で倒すことを目指して頑張っていこうと思います。

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 ・・・本多忠勝打倒後の一コマ。皆さまありがとうございました! 正直、パソコンのモニターの前でキョドッてました(汗) 何しろ言われ慣れてないもので・・・


ドラえもん・零式「・・・よし、赤飯も炊こう」
斜メ前田慶次「赤飯? 俺は赤飯はあんまり好きじゃねえんだけど」
ドラえもん・零式「こないだ、君の家臣のオフーナちゃんに、とうとうきたらしいから、ついでに祝おう」
斜メ前田慶次「おいおい、それも兼ねるのかよ」
Date: 2013.10.28
Category: 信on
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上野平定へ、いざイカんの巻

 時は再び西暦15××年10月23日の昼下がりまで遡る。

妙齢の未亡人「いけませんわ、斜メ前田さま、あ、ああ・・・」
斜メ前田慶次「よいではないか、よいではないか」

 春日山郊外のとある屋敷の中で、数年前に夫に先立たれた妙齢の未亡人(レベル70)と、発情した慶次が今まさに乳繰り合わんとしていた。

妙齢の未亡人「主人が・・・主人が見ております・・・」
斜メ前田慶次「よいではないか、よいではないか」

 開け放たれた障子の向こうに仏壇が見える。毎日の清掃が行き届いているようで、チリ一つない。火の点いた線香が香炉に3本立っているが、これはつい数分前に慶次が立てたものであった。

斜メ前田慶次「・・・旦那のことなんか、俺が忘れさせてやるよ」
妙齢の未亡人「ダメ・・・ダメです・・・あっ」
斜メ前田慶次「よいではないか、よいではないか」
妙齢の未亡人「せめて・・・せめて障子を閉じさせて下さい・・・!」
斜メ前田慶次「よいではないか、よいではないか」

 着物の襟から手を差し込み、しっとりと汗ばんだ乳房に触れようとしたところで思わぬ来訪者があった。

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戦中門衛「・・・乳繰り合っている場合ではございませぬぞ! お二方!」

 雨戸を開け放つと同時に、戦中門衛が叫んだ。この男にとって、プレイヤーのプライベートや秘め事など知ったことではなかった。

妙齢の未亡人「・・・いやん!」
斜メ前田慶次「・・・ちょっ! おまっ!」
戦中門衛「いよいよ上野を平定すべく、我が軍が沼田へ進軍しました! 上様より、至急参陣せよとのことです!」
妙齢の未亡人「・・・・・・!」
戦中門衛「拙者は他にも回るところがありますので、これにて」

 戦中門衛が駆け去ったと同時に、慶次の身体がふわりと宙に舞った。

斜メ前田慶次「・・・うおおっ!?」

 驚いたのも束の間、慶次の身体は背中から庭の地面に叩きつけられていた。妙齢の未亡人が巴投げを喰らわしたのである。レベル70の未亡人にとって、慶次の身体はまるで羽毛布団のように軽かった。

斜メ前田慶次「・・・ぐはっ!」
妙齢の未亡人「斜メ前田さま、沼田で!」

 襟を直した未亡人は、三連銃を肩に担ぐと驚くほどの速さで門の外へ駆けて行った。装備から察するに、特化はおそらく鉄砲鍛冶と思われた。

斜メ前田慶次「何てこった・・・これからって時に・・・!」

 意気消沈しながら自宅へ戻った慶次だったが、いったん火の点いた男の性欲はそう簡単に収まるものではない。部屋を閉め切った慶次はまたも想像を頼りに自家発電を始めたのであった。

斜メ前田慶次「ハアッ・・・ハアッ・・・うっ・・・イクッ・・・奥さんっ・・・!」

 いざイカんとしたところで、廊下から誰かが駆け寄ってくる音が聞こえた。「またあいつか!」 慶次は怒りのあまり、下半身を隠すことも忘れたまま、その来訪者の出現を待った。やがて勢いよく開かれる引き戸。

斜メ前田慶次「・・・またお前か! 戦さだってことはわかってんだよ! いい加減にしろよ、この野郎!」
ドラえもん・零式「・・・!?」
斜メ前田慶次「ゲエーッ!?」

 慶次の予想は外れた。戸を勢いよく開け放ったのは戦中門衛ではなく、ドラえもん・零式であった。

ドラえもん・零式「・・・わ、わかっているならさっさと戦さ支度をしたまえ! 何をさも当然かのようにシコシコしているんだ!」
斜メ前田慶次「あ、あいつじゃねえのかよ!?」
ドラえもん・零式「偉そうにシコるな! ほら、さっさとその粗チンをしまいたまえ!」

 乳繰り合いも自家発電も不発に終わったまま沼田へ向かった慶次の表情は、欲求不満のためかどこか翳り気味であったという。
Date: 2013.10.25
Category: 信on
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台所留学の巻

 ・・・さて、ここで時はまた西暦15××年10月23日まで遡る。

ドラえもん・零式「君はもっとシュートを上達しないと。今のままじゃあ、いずれ代表に呼ばれなくなるぞ」
斜メ前田慶次「わかってんだよ、んなこたあよ」

 まだ午前中であるにも関わらず、酒好きのこの二人は相変わらず缶ビール片手に、蹴鞠談義に夢中になっていた。
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・しかしそれにしても、
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  ヽ (__|____  / /
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ドラえもん・零式「こないだ君を見に春日山ビッグスワンスタジアムへ行ってみたけど、すごいね。びっくりしたよ」
斜メ前田慶次「ほう。例えばどのあたりにびっくりしたんだ?」

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ドラえもん・零式「平成の世の東北電力ビッグスワンスタジアムと、うり二つだった。まさか戦国の世であれほどのものが造られるとは・・・」
斜メ前田慶次「越後国内各地にスタジアムを作るために、飛騨から名工を多数呼び寄せたからな。ちなみに全て木造だ」
ドラえもん・零式「・・・な、何だってー!!」

 ※この時代、良材に恵まれた飛騨国には、腕の良い木工が多数存在していたようです

ドラえもん・零式「ビールの売り子さんがいたのにも驚いた。僕なんか君が入場してくる前に酔っ払ってたよ」
斜メ前田慶次「さすがにこの時代で生ビールは無理だが、蹴鞠ワールドカップ開催に伴い、南蛮街から大量の麦酒を取り寄せたのさ」
ドラえもん・零式「しかも、売り子さん全員がミニスカ装備という、力の入れよう」
斜メ前田慶次「麦酒の売り上げを上げるためらしい。少しでも多く貫を回収しなければ、上杉家が破産しちまうからな」
ドラえもん・零式「それに、何より驚いたのが、『スタジアム』とか、『ビール』とかの横文字が普通に使われていたことさ」
斜メ前田慶次「別に驚くようなことでもあるまい、俺含めて、英語がペラペラの奴なんか腐るほどいる」
ドラえもん・零式「そこが本当に、すごいと思うんだよ。22世紀ですら、英語が苦手な日本人ばかりなのに・・・」
斜メ前田慶次「22世紀には『ほんやくコンニャク』があるから、大丈夫だろう」
ドラえもん・零式「ちなみに君は、どうやって英語を覚えたんだい?」
斜メ前田慶次「・・・俺か? 俺はな」

 ここで、ドラえもん・零式の想像を絶する回答が、慶次の口から吐き出されたのであった。

斜メ前田慶次「ひたすら米を炊いたな」
ドラえもん・零式「え!?」

 ・・・米!? 米だと? 英語を覚えるのと、米を炊くことに何の関係があるというのだ?

斜メ前田慶次「だから米を炊いたんだって」
ドラえもん・零式「え!?」
斜メ前田慶次「米を・・・」
ドラえもん・零式「え!?」
斜メ前田慶次「・・・聞こえてるだろ! 何度も言わすな!」

 不機嫌になった慶次を諭すかのように、ドラえもん・零式が静かに問うた。

ドラえもん・零式「君が、英語を覚えるためにしたことは、ひたすら米を炊いたということなのかい?」
斜メ前田慶次「さっきからそう言っているだろうが」
ドラえもん・零式「確認するよ。君が、英語を覚えるためにしたこととは」
斜メ前田慶次「おう」
ドラえもん・零式「ひたすら米を炊いたと」
斜メ前田慶次「おう」
ドラえもん・零式「そう言っているのかい?」
斜メ前田慶次「そうだ」
ドラえもん・零式「・・・・・・」


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ドラえもん・零式「何言ってるか全く解らない!!」
斜メ前田慶次「・・・何でわかんねえんだよ! この方法で英語覚えた奴、結構いるんだぞ!!」

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 慶次は『行李飯』をひたすら生産して、『渡来之知恵』を修得したと言いたいのだが、どうも話が噛み合わない。ちなみに米を炊くことで何故か宝玉・貴石の取り扱い方法や、花火の作成方法まで会得してしまうこともあったという。戦国の世に生きる者たちのインスピレーションには、もはや脱帽する他ない。

斜メ前田慶次「・・・さてと、そろそろ行くかな」
ドラえもん・零式「どこへ行くんだい?」
斜メ前田慶次「どこって、そいつあ言えねえな。ふ、ふ、ふ・・・」
Date: 2013.10.25
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現役Eリーガー、高級草履を二足盗み捕縛の巻

 『現役Eリーガー、高級草履を二足盗み捕縛』のかわら版が春日山で配布されたのは、この日の巳の刻(午前9時頃)のことだった。

斜メ前田慶次「・・・だから! 俺は盗んでねえって言ってるだろ!」

 窃盗容疑で春日山南町奉行所の町方同心に捕縛され、牢の中へぶち込まれた慶次が必死に自らの潔白を訴えたものの、耳を貸す者は一人たりとていなかった。牢番は慶次のオーラを恐れて、安全な場所へ避難してしまっていたのである。

斜メ前田慶次「くそっ!」

 この日は季節外れに暑く、蒸し暑さと冤罪で捕縛された苛立ちを、壁を蹴りつけることでわずかでも発散した慶次は、牢の中でふて寝を始めた。どれほど時間が経っただろうか・・・。うとうととまどろんでいるところで突如、格子の扉が開き、慶次はガバッと身を起こした。

奉行所役人「斜メ前田様、釈放となりました。速やかに牢から出て下さい」
斜メ前田慶次「・・・釈放、だと?」
奉行所役人「先ほど、真犯人が自ら出頭してきました。何でも、騒ぎが想像以上に大きくなって怖くなってしまったとのこと」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
奉行所役人「このたびは、真に申し訳なく・・・。当家の中老であるあなた様が、まさか窃盗を働くなどとは、拙者も考えてはいなかったのですが」
斜メ前田慶次「・・・もういい、俺は帰る」
奉行所役人「門前までお送りしましょう」

 慶次の身の潔白は証明されたものの、現役Eリーガーが捕縛されたというニュースは、越後国内の蹴鞠通を大いに騒がせた。「あいつならやると思っていた」から始まり、釈放が決まってからは慶次のプレイスタイルの批判に及んだ。「あいつは強引すぎる」「(鞠を)持ちすぎる」「前線で守備をしない」「シュートが下手」「ビッグマウスのわりに結果が伴わない」「何故代表に選ばれるのか謎」などなど・・・。屋敷の門前に集結していたマスコミをうるさそうに振り払った慶次は、自室へ戻ると再びふて寝を始めた。

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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・やあ、大変だったね
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斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「保釈金を持って行ったんだけど、門前払いされちゃったよ。マスコミの対応も大変だった」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「まあ、とにかく一杯飲やろう。釈放祝いとして、ほら」

 ドラえもん・零式が酒の満たされた湯飲み茶碗を差し出したものの、慶次は身体を動かそうとしない。

ドラえもん・零式「飲まないのかい? 珍しいねえ」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「じゃあ、僕だけで飲ろうかな。飲みたくなったら声をかけたまえ」
斜メ前田慶次「・・・ドラよ」
ドラえもん・零式「お、飲むかい?」
斜メ前田慶次「・・・俺は、今年限りで蹴鞠を引退することにした」
ドラえもん・零式「何だって!?」

 部屋の中にしばしの沈黙が流れた。

ドラえもん・零式「・・・冗談だろう?」
斜メ前田慶次「いや、本気だ」
ドラえもん・零式「まさか、今回の件が堪えているのかい? でも身の潔白は証明されたんだし・・・」
斜メ前田慶次「そんなんじゃねえ。もう年齢も年齢だからな。そろそろ第二の人生を考えなきゃならん」

 慶次はこう言っているが、ドラえもん・零式にはすぐに嘘だとわかった。先日の蹴鞠ワールドカップ開幕戦に出場し損なったことと、今回のバッシングが相当堪えたのだろう。普段見せない慶次の弱さに、ドラえもん・零式は戸惑った。

ドラえもん・零式「まだやれる年齢じゃないか。引退するには早すぎるよ」
斜メ前田慶次「若手も台頭してきている。後進に道を譲らなきゃならん」
ドラえもん・零式「プロの世界にそんなもんないだろう。実力のある選手がレギュラーになる。それだけのことさ」
斜メ前田慶次「お前はわかっていない」
ドラえもん・零式「いいや、わかっているさ。それに君は今でも代表に選出されているんだ。まだまだ衰えていない」

 その後も慶次は、「今の代表監督とは戦術面で合わない」「あの監督は俺のプレイスタイルを嫌っている」「怪我した主力選手が復帰すれば、また俺はお払い箱だ」などと、聞き苦しい愚痴に終始した。始めのうちは黙って聞いていたドラえもん・零式だったが、とうとうブチ切れたようで、寝転がったままの慶次を怒鳴りつけた。

ドラえもん・零式「・・・ああもう、女々しいな! いい加減にしたまえ! ほら、立つんだ!」
斜メ前田慶次「立ってどうするってんだよ」
ドラえもん・零式「練習するんだよ! さあ、そこに置いてあるユニフォームに着替えて、化粧するんだ!」
斜メ前田慶次「これ以上練習したって・・・」
ドラえもん・零式「やかましい! ほら! さっさと着替えるんだ!」

 半ば無理やりに公家装束にさせられ、庭に引きずり出された慶次が目にしたものは、ドラえもん・零式が四次元ポケットから取り出したゴールポストであった。

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 キーパーグローブを両手にはめたドラえもん・零式の数メートル手前に、慶次が佇んだ。

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斜メ前田慶次「・・・ゴールポストじゃねえか」
ドラえもん・零式「今からシュートの練習をする。君はプロの蹴鞠選手のわりにシュートが下手だからね」
斜メ前田慶次「練習なら、わざわざこんな恰好しなくったって・・・」
ドラえもん・零式「できるだけ本番に近い環境で練習したほうがいいだろう。ほら、そこの鞠を蹴ってこい!」
斜メ前田慶次「ああもう、面倒くせえな。明日、クラブの練習場でやるからいいよ」
ドラえもん・零式「うだうだ言ってないで、蹴ってこい! この下手くそ!」
斜メ前田慶次「・・・何を!」

 このドラえもん・零式の挑発に、慶次は乗った。それまで悶々としていたものも多分にあったのであろう。

斜メ前田慶次「止めてみろ!」

 慶次が渾身の力を込めて放ったシュートは、クロスバーの遥か上を行き、隣人宅の庭へ吸い込まれていった。

ドラえもん・零式「・・・君、本当にプロなのかい?」
斜メ前田慶次「やかましい!」

 慌てて板塀まで走り寄り、両手をかけて身体を持ち上げると、隣人宅の母屋に向かって声をかけた。

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斜メ前田慶次「すみませーん、鞠が入っちゃったんですけど」

 ・・・ここで予想外の事態が起こった。

隣人宅の女PC「・・・きゃあーーーーー!!」

 何と、庭で隣人宅の女PCが一糸まとわぬ姿で行水をしていたのである。慌てて板塀から身体を下ろし、塀越しに必死に弁解を試みたもののどうやら無駄だったようで、一言の返事もよこさず母屋へ飛び込んで行ってしまった。普段、慶次とドラえもん・零式が引き起こす騒ぎに迷惑しきっていたこの女PCの、慶次に対するヘイトはさらに上がってしまったようであった。

 しかしそれにしても、麻呂に行水を覗かれるというのは、一体どんな気分がするものなのだろう。筆者には想像もつかない。一体、どんな気分がするものなのだろうか!? さて、その後鞠を返してもらうことを諦めた慶次は、麻呂の恰好のままドラえもん・零式に掴みかかり、もみ合いとなっていた。

斜メ前田慶次「・・・お前のせいだぞ!」
ドラえもん・零式「君がシュートをふかしたからだろ!」

 四半刻(約30分)ほどもみ合い続けた慶次は、何かが吹っ切れたのか、現役続行を決意。代表への意欲も口にしたという。
Date: 2013.10.23
Category: 信on
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蹴鞠ワールドカップの巻

 ・・・時は西暦15××年10月16日に遡る。



『FIFA anthem』

 春日山ビッグスワンスタジアムでは、四年に一度開催される蹴鞠ワールドカップ開幕戦が開始されようとしていた。開幕戦のカードは、蹴鞠王国であり、優勝候補筆頭である今川家と、ホームの大声援に支えられる上杉家であった。

 つい二十年ほど前までは、上杉家は蹴鞠後進国と呼ばれていた。何しろ当時は国内にプロリーグが存在せず、練習場は土のグラウンドがほとんどであった。そのせいか「越後の田舎者に蹴鞠ができるのかい?w」と馬鹿にする蹴鞠通も多かった。

 そんな上杉家が国内に蹴鞠のプロリーグ『Eリーグ』を発足させ、Eリーグバブルを経た後に目覚ましい成長を遂げ、数年前に越後でのワールドカップの開催権を勝ち取ってからは、越後国内の蹴鞠人気は不動のものとなった。

 しかしまさか、初戦の相手が通称「カナリヤ軍団」と呼ばれる今川家になろうとは・・・。上杉家サポーターたちの心配をよそに両国の選手が、近隣の町家・農家の童の手を繋ぎながら、入場曲とともに春日山ビッグスワンスタジアムのピッチに入場した。そしてその選手たちの中に、慶次の姿もあった。

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斜メ前田慶次「それにしても、動きづれえ格好だな・・・いい加減どうにかなんねえのかよ・・・」

 麻呂の恰好でピッチに登場したのは、慶次に限らず他の選手たちも同様であった。平成の世のサッカー選手がユニフォームとスパイクに身を固めるのと同様、蹴鞠の試合では衣冠束帯に身を固め、顔に白粉を塗って紅を差すのである。

 今まさに22人の麻呂が整列し、国家が流れるのを今か今かと待っていた。先に流れるは今川家国歌「今川家のテーマ」。



 今川代表の選手たちが胸に手を当て、静かに国歌を聞き入る。さすがに蹴鞠王者の風格が感じられた。続けて流れたのは上杉家国家「毘の旗幟」であった。



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斜メ前田慶次「・・・来た! 来たぞついにこの瞬間が! 俺はこの瞬間を夢にまで見た・・・!」

 胸に手を当てながら、恍惚の表情を浮かべる慶次。無理もなかった。これまで上杉代表には選手として何度か呼ばれていたが、出場機会が全くなかったからである。熾烈なレギュラー争いに負け、慶次は控え選手としてベンチを暖め続けてきた。数日前の主力選手の怪我がなければ、今もベンチの前で燻ぶっていたことであろう。

 上杉家のユニフォームに袖を通し、蹴鞠ワールドカップに出場することは慶次の夢であった。現役のEリーガーである以上、代表に選ばれるのは名誉なことであるし、究極の目標はワールドカップ出場である。数時間前にロッカールームで代表監督から先発出場を告げられた時、慶次は思わず飛び上がった。もっとも、「FW 背番号23 斜メ前田慶次」のアナウンスが流れた時、上杉家サポーターたちからは動揺のざわめきが起こったが、

斜メ前田慶次「ハットトリックを決めて、サポーターたちを見返してやるよ」

 インタビュアーにはこう答えた。緊張や気後れはないようである。センターサークルに鞠が置かれ、あとは試合開始の法螺が吹かれるのを待つのみとなった、その時である。一騎の騎馬武者が、試合が始まるのを阻むかのように、センターサークルまで乗りつけてきたのであった。

斜メ前田慶次「・・・おいおい、ピッチに馬で乗り込むんじゃねえよ」

 慶次が騎馬武者へ声をかけようとしたその瞬間、騎馬武者が大音声で春日山ビッグスワンスタジアムにいる全員に呼びかけた。

2013082201.jpg

戦中門衛「・・・前橋城が徳川軍の侵攻を受けております! 上様より、至急参陣せよとのことです!」

 この一言で、場の雰囲気が一気に変わった。慶次を除く上杉代表選手、今川代表選手、および両国のサポーターたちの表情が一斉に「いくさ人」の表情に切り替わったのである。

「・・・蹴鞠をしている場合じゃねえ!」

 と、両国代表の選手たちが出口へ向かって駆け出した。それと同時に、

「・・・蹴鞠の観戦をしている場合じゃねえ!」

 同じく、両国のサポーターたちが数ヶ所設けられている出口へ向かって殺到した。これは今川家の者たち限定だが、「どっち(の援軍に)行くよ?」と戸惑いの表情も見せていた。さて、一人取り残された慶次だったが、

2013102003.jpg

斜メ前田慶次「何てこった・・・俺の代表デビュー戦が・・・年齢的にも、これが最後のチャンスだったってのに・・・」

 遅れて慶次も駆け出したが、衣冠束帯が身に纏わりついて、走りづらいことこの上ない。

斜メ前田慶次「・・・ああ、くそ! 化粧も落とさねえと! 全く、時間がかかってしょうがねえ!」

 自宅へ戻り、ドラえもん・零式に手伝わせながら急いで戦支度をしたものの、前橋城合戦への参陣は遅れに遅れてしまったという。そしてその後、調子を崩してしまった慶次は・・・やがて代表合宿にも呼ばれなくなり、いつしか「キング・ケイジ」と呼ばれるようになったという。

 ・・・さて、その後は蹴鞠元代表として解説者の道を模索することになる慶次ですが、斜メ前田慶次の中の人は多忙のため、なかなかログインできない状態が続いています。今週金曜の大決戦も、23時を回った時点でギブアップしました。休み返上が続いているのと、次の日もまた朝早かったこともありまして・・・

 正直、ちょっと焦っています。他の人たちがどんどんキャラクターを成長させていっている中で、自分はどうにもできずじまいで。最近の仕様変更も、正直内容を把握できていません。そして次々に妄想は浮かぶものの、ブログの更新も滞ってしまっています。そのうち落ち着くとは思うのですが、今はこんな状態です・・・(汗) それでは今日の日記はこの辺で ノシ
Date: 2013.10.20
Category: 信on
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酒は飲んでも飲まれるなの巻

 ・・・この日の巳の刻(午前9時頃)のことだっただろうか。

???「・・・だから、払ったと言っているだろう!」
???「・・・いえ、お武家さま、まだ頂いておりませんでして・・・」

 ドラえもん・零式が台所で洗い物をしていたところ、門のほうから何やら言い争う声が聞こえてきたため、慌てて駆けつけてみるとそこでは、酒に酔った慶次と人力車の車夫(しゃふ)が路上ですったもんだしていた。
      _____
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  ヽ (__|____  / /
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車夫「・・・ああ、銅鑼右衛門さん! いいところに来て下さいました!」

 車夫とドラえもん・零式は顔見知りであった。

車夫「実は、このお武家さまをここまでお連れしたのですが、運賃を支払って頂けませんで・・・」
斜メ前田慶次「いいや、俺は払った! 払ったと言ったら払った!」

 車夫は困り果て、すがるような視線をドラえもん・零式に向けていた。嘘を言っているようには見えない。それに慶次はすっかり酔っ払ってしまっており、状況的に見ておそらく、慶次が運賃を支払うのを忘れて門内へ入ろうとしたのだろうと思われた。

ドラえもん・零式「・・・いくらだい?」
車夫「20文になります、へえ」
ドラえもん・零式「じゃあ、これで。お釣りはいらないから」

 ドラえもん・零式から手渡された金を目にした途端、車夫は仰天した。

車夫「・・・ど、銅鑼右衛門さん! こりゃあ、多すぎますって!」
ドラえもん・零式「いいから、いいから。迷惑をかけたね」

 恐縮した車夫の背中を見送ってから、慶次の姿を探したところ、いない。苛々しながら慶次の部屋へ踏み込んだドラえもん・零式が目にしたものは、

斜メ前田慶次「Zzzzz・・・・」

 床に大の字になり、呑気に高鼾をかいている慶次の姿であった。

ドラえもん・零式「こりゃあ、夕方まで起きてこないな・・・夕飯のときにでも、一つ説教するか・・・」

 そして夕刻。ドラえもん・零式手製のどじょう鍋を肴に酒を飲んでいる慶次へ、ドラえもん・零式が語りかけた。

ドラえもん・零式「・・・全く、運賃を支払うのを忘れるなんて。車夫さん困ってたよ」
斜メ前田慶次「酒に酔っていて覚えていない」
ドラえもん・零式「やれやれ、君はどこかの元サッカー日本代表か。まあ、手を出さなかっただけ良かったけど」
斜メ前田慶次「それにしても、どじょう旨いな。飯も進む」

 飯を口いっぱいに頬張る慶次を、呆れ顔で眺めるドラえもん・零式。

ドラえもん・零式「また、そんなに食べて・・・最近お腹が出てきたよ」
斜メ前田慶次「出てねえよ」
ドラえもん・零式「いいや、すっかりメタボ腹だ。狩りに行かないからそうなるんだよ」 
斜メ前田慶次「俺の中の人が、なかなかまとまった時間を取れねえんだから、しょうがねえだろ」
ドラえもん・零式「そんなんじゃあ、いつまで経っても前田慶次を討ち取れないぞ。巻き込みでもいいから、狩りに行って身体を鍛えたまえ」
斜メ前田慶次「・・・わかった、わかった」

 その後結局、飯を5杯平らげた慶次は、床へ横になると再び高鼾をかき始めた。

ドラえもん・零式「このままじゃ、確実にメタボ一直線だな・・・」

 ・・・慶次のメタボ化を防ぐべく、今後はちょくちょく魔都裏堺か魔洞東尋坊にでも行って、巻き込まれようかと思います。それにしても、マイアミの奇跡の立役者である彼がまさか逮捕されるとは・・・当時ファンだっただけに少しショックです。それでは今日の日記はこの辺で。
Date: 2013.10.13
Category: 信on
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まさに外道の巻

 先日は気絶していて、最後まで目を覚ますことのなかった二人だったが、今夜は特に何事もなく、虫の音を肴に静かに酒を酌み交わしていた。

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ドラえもん・零式「上覧の成績はどうだったんだい? ベイスターズの勝率よりはマシになったかい?」
斜メ前田慶次「おうよ。聞いて驚け。何と・・・」
ドラえもん・零式「おお!?」
斜メ前田慶次「6割6分6厘よ」
ドラえもん・零式「おおっ! その勝率なら上位に入ったんじゃないのかい?」

 ここで一転、慶次が白けた様子を見せた。

斜メ前田慶次「馬鹿お前、入るわけねえだろ。2勝1敗で・・・」
ドラえもん・零式「2勝1敗!? まさか初日以外、参加しなかったのかい?」
斜メ前田慶次「まあ、そういうことだ」
ドラえもん・零式「それじゃあ一週間、一体何をやっていたんだい? 君の中の人が大山へ行っていたのは知っているけど」
斜メ前田慶次「海だ」
ドラえもん・零式「海!?」
斜メ前田慶次「ちょいと衝動的に行きたくなってな」

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ドラえもん・零式「磯子海づり施設じゃないか」
斜メ前田慶次「俺の中の人の家から、そう遠くないからな」
ドラえもん・零式「全く、こないだは山、そして今回は海か。遊んでばっかりじゃないか」
斜メ前田慶次「俺の中の人が、現実逃避をしたくなる出来事が重なってな・・・」
ドラえもん・零式「君の中の人が、ここ最近きつかったのは知っているよ。ところで・・・」
斜メ前田慶次「何だ?」
ドラえもん・零式「何狙いで行って、何が釣れたんだい?」
斜メ前田慶次「カサゴ、アイナメ狙いで行ったが、残念ながら釣れたのは・・・」

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斜メ前田慶次「ベラとウマヅラハギよ」
ドラえもん・零式「エサ盗りで有名な、ベラとウマヅラハギか・・・」
斜メ前田慶次「エサばっかり盗りやがるもんだから、途中からこいつらを狙って釣ることに変更した」
ドラえもん・零式「外道だし、小物じゃないか。こんなの釣って楽しかったのかい?」
斜メ前田慶次「いや、これはこれで楽しかったぞ。アタリが来て軽く合わせる、を二、三回繰り返すと、ビビビビッてかかるんだ」
ドラえもん・零式「まあ、何だかんだで釣れると楽しいけどね。で、このベラとウマヅラハギはどうしたんだい?」
斜メ前田慶次「食った」
ドラえもん・零式「食べたのか・・・」
斜メ前田慶次「俺は、釣った魚は毒がない限り食う主義でな」

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斜メ前田慶次「鍋に水と料理酒を入れて火にかけた後に、腹に包丁を入れて内臓を取り・・・」
ドラえもん・零式「待った! ウマヅラハギは、キモを刺し身で食べると旨いんだけど、まさか捨てたのかい?」
斜メ前田慶次「さすがに、磯子で釣れた魚の内臓を、刺し身で食う勇気はなかった。その後、普通に醤油と砂糖、みりんをぶち込み・・・」

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斜メ前田慶次「ショウガを何カケか刻んで投入し、ひたすら煮込んだものがこれだ」

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ドラえもん・零式「・・・まさに、毒男の手料理って感じだね。僕ならもっときれいに作るけど」
斜メ前田慶次「酒のいいツマミになった。自分で釣った魚ってのは、何だかんだで旨いもんだ」
ドラえもん・零式「ところで、最近はあまり信オンにログインしていないみたいだけど、今後どういう方向でいくんだい?」
斜メ前田慶次「いや、暇があればログインしたいとは思っているんだが、ここのところ合戦がないから、緊張感がないと感じているのも事実だ」
ドラえもん・零式「ふむ」
斜メ前田慶次「上覧でも対人はできるが、やっぱり合戦の乱戦が恋しいな。それに・・・」
ドラえもん・零式「うん?」
斜メ前田慶次「もし国勢が変わるなら、今後の身の振り方も考えなければならん。もっとも、今すぐじゃないだろうけどな」
Date: 2013.10.09
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大山へ行ってきましたの巻

 ・・・この日の夜。慶次の部屋では、慶次とドラえもん・零式が、二人揃って気絶していた。

 何故この二人が気絶しているのかは、筆者である私にもわからない。私が部屋を覗いたときには、二人とも既に気絶していたからである。外部からの侵入者の痕跡が全く残されていないことから、おそらくは、ドラえもん・零式が引き起こしたドジに巻き込まれた形で、二人とも気絶したのであろうと思われる。

 せっかく、庭からは虫の音と、心地よい秋の風が入ってきているというのに、白目を剥いて倒れている二人に目が覚める様子はない。気を失っている者に近況を語らせることは不可能であるため、ここは一つ、慶次から「ブログ主」と呼ばれている私が近況を語ることにしよう。

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 ・・・上のSSは、今週から開催されている個人上覧の画像です。初日は3戦して、2勝1敗で終わりました。前回は通算で6勝12敗だったので、今回こそはもっと勝率を上げたいと思っています。とはいえ、勝負は時の運・・・。あまり根を詰めずに気楽にやっていこうかと。構成的に、どう足掻いても無理な時もありますので。

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 ・・・それから、ブラッと神奈川県伊勢原市にある大山へ行ってきたりしました。

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 大山のケーブルカー。これから傾斜25度のきつい坂を登っていきます。

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 あいにくの雨でしたが、終着駅で降りた後に、阿夫利神社下社へお参りし、

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 たわむれに、巫女のアルバイト求人の貼り紙を撮ったりしてみました。信オンにおいてはそこかしこにいる巫女さんですが、どうやらリアルでは募集をしないと集まらないようです。ちなみに時給は870円からということです。何というか、おかげでこれから信オンの巫女さんを見るたびに、「〇〇家で雇われている時給870円の人」という目で見てしまいそうです。

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 その後は、ケーブルカー駅の最寄りの茶店的な店へ入り、

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 ちょいと一杯飲ってきました。こういうところで飲むと妙に美味しく感じます。『もつ煮込みそば』がすごく気になったのですが、この後、大山名物の豆腐も食べなければならなかったので、今回は断念しました。一体、どんな味なのだろうか・・・。どなたか、もし行く機会があったらぜひお試し下さい。

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 この茶店のアイドル、ケンタ君。店主曰く「カメラを向けると顔を背けちゃうんだよ~」とのこと。確かに、正面からは一枚も撮らせてもらえず、二枚目の画像すら「ようやく撮れた」という感じでした。ケンタ君、この次こそは是非カメラ目線で一枚お願いしたい。

 大山から下りた後は、参道沿いにある宿でのんびり過ごし、翌朝に宮ヶ瀬ダムまでドライブしてから帰りました。大山は東京からもそれほど遠くないので、ぶらり旅には最適です。「遠出はしたくないけど、ちょっとした旅気分を味わいたい・・・」という方には、良いと思います。豆腐や猪鍋も美味しいので、皆さん是非大山へ! 私はひとまず、大山を新ダンジョンに加えてくれるよう、コーエーテクモゲームスに要望を出してみることにします。ラスボスはケンタ君で。

 ・・・と、ここまで近況を記してきたが、どうやら慶次とドラえもん・零式の目が覚める様子はない。この秋の夜長に、二人はただひたすら静かに気絶し続けていた。外傷はないから特に心配をする必要はないのだろうが、二人の目が覚めるのをこれ以上待っていてもしょうがないので、今日はこの辺で筆を置くことにしよう。それでは今日の日記はこの辺で。
Date: 2013.10.06
Category: 信on
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お前でいい、の巻

 各国の両替近くにいるわんぱく月兎は、自分自身のことを「かわいい」と自覚している。

2013100105.jpg

 人間は皆、自分に優しくしてくれるし、暖かい眼差しで僕を見守ってくれている。時には若い女の子に囲まれて、順番で抱っこされることもある。愛されこそされるが、危害を加える人間はこの世の中に一人たりとていない。わんぱく月兎は、そう信じて疑わなかった。

 ・・・そう、あの男に出会うまでは。

斜メ前田慶次「お前かい、わんぱく月兎ってのは?」

 派手な格好をして、言葉遣いの荒いこの男は、きっと傾奇者なのだろう。

わんぱく月兎「安土でなんだか仲間が・・・」
斜メ前田慶次「ああ、みなまで言わなくていい。大体わかってる」
わんぱく月兎「そうですか、では、お手数ですがよろしくお願いします」
斜メ前田慶次「とは言ってもよお、安土までわざわざ行くのも面倒なんだよなあ」
わんぱく月兎「そこを何とか・・・」
斜メ前田慶次「そこで俺は考えたんだよ。安土にいるのも兎。そしてお前も兎だ」
わんぱく月兎「・・・・・・」
斜メ前田慶次「だったらお前にイベントをやらせりゃいいじゃねえか、ってな」
わんぱく月兎「!?」

 この男は一体、何を言いだすのだろう。僕は、安土にいる仲間を助けて欲しいって言っているのに。

わんぱく月兎「いえ、あの・・・安土にいる僕の仲間が・・・」
斜メ前田慶次「いや、お前でいい」
わんぱく月兎「僕でいい、の意味がわからないんですけど・・・」
斜メ前田慶次「わからん奴だな。安土にいる兎に代わって、お前がイベントを進めろって言ってるんだよ」
わんぱく月兎「いえ、僕はあくまでイベントを告知する役でして・・・」
斜メ前田慶次「告知だけじゃ物足りないだろ? 進行もしていいんだぞ」
わんぱく月兎「だから、その、そういうことではなくて・・・」

 言いながら、わんぱく月兎は道行く人にすがるような目線を向けたが、どういうわけか誰も助けに入ってこようとしない。

斜メ前田慶次「さあ、イベントを始めてくれ」
わんぱく月兎「あのですね、このイベントは巫女さんや僕の仲間も関わりますし、僕一匹ではどうにも・・・」
斜メ前田慶次「お前が、一匹で何役もこなせばいいじゃねえか」
わんぱく月兎「ですから、そういうの無理なんです。安土へ行ってください。お願いします」
斜メ前田慶次「やればできる」
わんぱく月兎「いえ、もう本当に、あの・・・」
斜メ前田慶次「やればできるってんだよ」

 もう駄目だ。何を言ってもわかってくれない。こうなったら助けを呼ぶしか・・・

わんぱく月兎「・・・だ、誰かぁー! このおじさん、変なんですぅー!」

 そのとき、わんぱく月兎の想像を絶する事態が起こった。

斜メ前田慶次「そうです、私が変なおじさんです」
わんぱく月兎「!?」
斜メ前田慶次「あ、変なおーじさんだかーら変なおじさん、変なおーじさんだかーら変なおじさん・・・」

 何とこの男、無表情で妙な歌を口ずさみつつ踊り始めたのである。わんぱく月兎はこの男に狂気を感じた。

斜メ前田慶次「変なおーじさんだかーら変なおじさん、変なおーじさんだかーら変なおじさん・・・」
わんぱく月兎「ひっ・・・!」

 何でだ・・・何でいきなり踊り出すんだ・・・!? 何で、誰も助けに来てくれないの・・・!?

斜メ前田慶次「ダッフンダ・・・」

 最後のポーズも無表情だったが、鋭い視線は依然、自分に向けられたままだった。

わんぱく月兎「ひいいっ・・・!」
斜メ前田慶次「どうしたんだ・・・? そんなに震えて・・・全身、汗びっしょりじゃあないか・・・」

 男はわんぱく月兎の肩を野太い腕で抱き寄せると、横にしゃがみ込んだ。

わんぱく月兎「・・・ひいっ!」
斜メ前田慶次「・・・怖いのかい?」

 わんぱく月兎は、全身を小刻みに震わせながら何度も頷いた。

斜メ前田慶次「怖がらなくていい・・・怖がらなくていいんだよ・・・」
わんぱく月兎「は、放してください・・・!」
斜メ前田慶次「ところで、チャックはどこにあるんだ? ん?」

 男はわんぱく月兎の背中をさすりながら、静かに問うた。

わんぱく月兎「チャ・・・ック・・・!?」
斜メ前田慶次「中の人が、いるんだろう? 背中じゃあないようだな。ん? どこにあるんだ?」
わんぱく月兎「中の・・・人!?」
斜メ前田慶次「実は着ぐるみなんだろう? 中の人に会ってみたいなあ、おじさん」
わんぱく月兎「いません、そんなの・・・」
斜メ前田慶次「わかったぞ、脇の下だな」
わんぱく月兎「・・・だ、誰かぁーっ! 助けっ・・・!」

 たまらず駆け出そうとしたわんぱく月兎を、素早く抱きすくめた男は、一緒に地面に転がり込んだ。

斜メ前田慶次「・・・よーしよしよしよし、よーしよしよしよし」

 変なおじさんの次はムツゴロウおじさんに成りきったこの男の狂気は、未だ覚めそうにない。

わんぱく月兎「・・・ちょっ! 誰か! 誰かぁー!」
斜メ前田慶次「よーしよしよしよし、よーしよしよしよし」
わんぱく月兎「・・・ちょっ・・・だっ・・・あっ・・・!」
斜メ前田慶次「よーしよしよしよし、よーしよしよしよし」

 男がわんぱく月兎にイベント進行をさせることを諦め、安土へ向かったのは、およそ四半刻(約30分)後だったという。その後、風の噂によると男は100万点貯めることに成功し、わんぱく月兎は春日山へ二度と近付こうとはしなかったとのことだが・・・真相は定かではない。
Date: 2013.10.01
Category: 信on
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朝(あした)に夕べを謀らず、の巻

 春日山を急襲したUFOが日本海へ墜落し、半刻(約1時間)ほどが経過した後に、慶次がエイリアンの死体を小脇に抱えて戻ってきたことで、居候のドラえもん・零式は仰天させられることとなった。

      _____
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < こりゃエイリアンじゃないか・・・
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  ヽ (__|____  / /
   \           / /
    l━━(零)━━━━┥

ドラえもん・零式「ひょっとして、さっきのUFOに乗ってた奴かい?」
斜メ前田慶次「そうだ」
ドラえもん・零式「犬じゃあるまいし、何でもかんでも持って帰ってこないでくれよ」
斜メ前田慶次「記念に、剥製にして部屋に飾ろうと思ってな」
ドラえもん・零式「全く。もし未知の病原体でも持っていたらどうするんだい?」
斜メ前田慶次「大丈夫だって。それよりお前、剥製の作り方わかるか?」

 そのとき、仰向けに倒れていたエイリアンが突如上半身を起こしたことで、二人は慌ててパッと後ろへ飛び退った。

斜メ前田慶次「・・・こいつ! 生きてやがったか!」

 慶次、脇差の柄に手をかけながら、エイリアンの次の行動を待った。

ドラえもん・零式「・・・う、うう動くな! 動いたら撃つぞ!」

 一呼吸遅れて、ドラえもん・零式もショックガンを構え、エイリアンに狙いを定めた。

エイリアン「・・・・・・」

 しばしの間、部屋に沈黙が流れた。

斜メ前田慶次「動かねえな・・・」
ドラえもん・零式「よく見ると、全身ボロボロだね。動きたくても動けないんじゃないのかな?」
斜メ前田慶次「ならばせめてもの武士の情けとして、トドメを刺してやろう」

 脇差を抜き放った慶次を、ドラえもん・零式が即座に制した。

ドラえもん・零式「・・・待った! もし、彼が命乞いをしたいんだとしたらどうする?」
斜メ前田慶次「命乞いだと! 攻め込んできておいて、何を勝手なことを・・・」
ドラえもん・零式「それでも、弱りきって救いを求めている相手を殺すのは、人道的にどうなんだい!?」
斜メ前田慶次「ドラ、お前は甘い。そんなことじゃあ、いつか痛い目に遭うぞ」
ドラえもん・零式「まず、彼の言葉を聞いてみてからでも遅くはないだろう。はい、ほんやくコンニャク」
斜メ前田慶次「ああ、たぶん、これいらねえぞ」
ドラえもん・零式「スムーズに会話したいなら、食べたほうがいい」

 ドラえもん・零式が四次元ポケットから取り出した、『ほんやくコンニャク』を不味そうに平らげたところで、慶次はエイリアンに語りかけた。

斜メ前田慶次「・・・おい」
エイリアン「・・・・・・」
斜メ前田慶次「お前は助かりたいのか、死にたいのか、どっちだ」
エイリアン「・・・・・・」
斜メ前田慶次「まあそのぶんじゃあ、放っておいても死ぬだろうがな」
エイリアン「・・・・・・」
ドラえもん・零式「命を粗末にするもんじゃないよ。助かりたいなら助かりたいと言いなさい」

 ドラえもん・零式のかけた情けが、全く無駄だったことがわかったのは、この後間もなくのことであった。

エイリアン「・・・下等生物どもめ・・・」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
エイリアン「いい気になるな。今回は我々が敗れたが、必ず根絶やしにしてやる」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
エイリアン「私には見えるぞ。数百年後、再び我々がこの星に現れるだろう。それも大軍でだ。だがその時は、お前たちは年老いて生きてはいまい」

 ・・・ドラゴンクエストⅢのラスボスである、ゾーマの最期のセリフにどこか似ているのは、何かの偶然だったのであろうか。

斜メ前田慶次「・・・大軍だと?」

 映画『インデペンデンス・デイ』においては、UFOが日本を含む各国の主要都市を襲撃していたが、おそらくこのことを言っているのであろう。

エイリアン「・・・わははゲッ!?」

 エイリアンが高笑いをしようとしたところで、すかさず慶次が背後に回り、お得意のチョークスリーパーを決めた。

エイリアン「・・・ゲッ・・・ゲッ・・・!」

 必死にもがくエイリアンだったが、満身創痍ではどうしようもなかった。首を絞められ、呼吸を阻害されたエイリアンは1分も経たずに息絶え、崩れ落ちた。おそらく、エイリアンにチョークを決めたのは、慶次が地球人第1号であろう。しかしそれにしても、笑おうとしたところでチョークを決められるというのは、一体どんな気分がするものなのだろうか。筆者には想像もつかない。一体、どんな気分なのだろうか!?

ドラえもん・零式「・・・どうせ死ぬんだし、笑わせてやれば良かったのに」
斜メ前田慶次「お前は甘すぎる! こんな奴、さっさと殺しておけば良かったんだ!」
ドラえもん・零式「大軍で数百年後か・・・参ったね。その頃、君たちのような『いくさ人』はいない・・・」
斜メ前田慶次「俺の子孫は何してんだよ!?」
ドラえもん・零式「ニートだよ」
斜メ前田慶次「ああもう、何なんだよ! 俺の子孫は!」
ドラえもん・零式「何しろ、君の血が流れているからね」
斜メ前田慶次「確かに、さっきこいつらを挑発したけどよ・・・本当に総力を挙げて攻めてくるのか・・・こりゃ困ったな」
ドラえもん・零式「挑発しちゃったのかい!? そりゃ、間違いなく傍受されていたと思うよ」
斜メ前田慶次「ああ、死にかけのエイリアンの頭をサッカーボールキックした後にな」
ドラえもん・零式「君の責任だね。数百年後の人類に、どう責任を取るんだい?」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「徳川家康によって天下が平定された後、太平の世が続いた影響で、この国の国民は総じて弱体化したんだよ。平成の世に行ってきた君ならわかるだろう?」
斜メ前田慶次「うむ・・・」
ドラえもん・零式「まあもっともそれは、日本以外の国でもそうだけどね。世界中から『いくさ人』がいなくなってしまった」
斜メ前田慶次「例えば平成の世の連中を見ても、戦闘技能を使えそうな奴はいなかったしな・・・」
ドラえもん・零式「たぶん、『シールド』すら破れずに四苦八苦するだろうね。どうするんだい? どう責任を取るつもりなんだい?」

 ・・・慶次はしばらく考えた後、思ったままの考えを述べた。

斜メ前田慶次「その頃、俺は生きてないから、知らん」
ドラえもん・零式「ああ、これぞまさに『朝(あした)に夕べを謀らず』ってやつだ。まあ、君らしいと言えば君らしいが・・・」
斜メ前田慶次「数百年後のことなんざ、知るか! 酒買ってきたから、とりあえず飲るぞ!」

 こうして、エイリアンの死体の傍らで、二人だけの酒宴が始まった。

ドラえもん・零式「ところで君は、『天下夢幻の章』を楽しんでいるのかい?」
斜メ前田慶次「正直なところ、まだよくわかってない」
ドラえもん・零式「例えばどのへんが?」

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2013100102.jpg

斜メ前田慶次「軍団の育て方がよくわからなくて、こんなんなっちまった」
ドラえもん・零式「正直、適当にやっただろう?」
斜メ前田慶次「うむ」
ドラえもん・零式「ちゃんと調べながらやったほうが良いよ」
斜メ前田慶次「ああ、それととりあえず」

2013100103.jpg

斜メ前田慶次「来週から開催される、天下一武道会に参加登録してみた」
ドラえもん・零式「天下一武道会じゃなくて、上覧武術大会だろう? 準備はできてるのかい?」
斜メ前田慶次「正直、最近あまりログインできてねえからな・・・」
ドラえもん・零式「まあ、前回の6勝12敗よりも勝率を上げることを目指して、せいぜい頑張りたまえ」
斜メ前田慶次「ああ、それと気になることが。俺の軍神に設定している『石凝姥』なんだけどよ」

2013100104.jpg

斜メ前田慶次「何で苦笑いなんだよ」
ドラえもん・零式「苦笑いだって? 僕には満面の笑顔に見えるけどね」
斜メ前田慶次「やらされてる感がありありと伝わってくるぞ」
ドラえもん・零式「きっと、軍神も苦労が多いんだよ。例え苦笑いでも笑顔を作っているんだから立派じゃないか」
斜メ前田慶次「それと、最近リアルの仕事が正直きついんだけど」
ドラえもん・零式「それを僕に言われてもなあ」
Date: 2013.10.01
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