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目付昇進試験・七の巻

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沙耶「私を疑っているわけ? 確かに私も同じ物を持っていたけど、そんなのお店で誰でも買えるわよ」
沙耶「私と同じものを持っている人がいても、おかしくはないはずよ」
拾丸「あなたはこのかんざしをどこで買ったんですか?」
沙耶「・・・・・・」
拾丸「質問を変えましょう。このかんざしはどこで買えますか?」
斜メ前田慶次「ハア、ハア・・・」

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沙耶「・・・・・・」
拾丸「どうして答えられないんですか?」
斜メ前田慶次「ハア、ハア・・・」
沙耶「・・・馬鹿なことを考えていないで、サンチョの奴をどうにかしなさいよ!」
沙耶「サンチョがこの傾奇者の失踪に関わっているのは確かなんだから!」
拾丸「質問に答えてくれませんか?」
斜メ前田慶次「ハア、ハア・・・」
沙耶「ちょっとアンタ、さっきからどこ見てるのさ!」

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斜メ前田慶次「・・・え?」
沙耶「とっとと消えな!」

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拾丸「・・・ああもう! 何してるんですか!」
斜メ前田慶次「いや、悪い悪い」
拾丸「問い詰めればゲロするかもしれなかったのに・・・ああもう!」
斜メ前田慶次「そう興奮するな。あの女はゲロしねえよ。俺にはわかる」
拾丸「ひとまず遊子さんのところに戻りますかね・・・」
斜メ前田慶次「そうしよう。というかさっきの沙耶の台詞なんだけどよ」
拾丸「はい」
斜メ前田慶次「『物』なのか、それとも『もの』なのか・・・きちんと統一してもらいたいもんだ」
拾丸「意外と細かいんですね」
斜メ前田慶次「俺の中の人の血液型はA型だからよ。こういうのが気になってしょうがねえんだ」
拾丸「中の人は傾いてないんですか?」
斜メ前田慶次「傾いたりなんかしたら、仕事クビになるか、良くて地方に飛ばされちまうよ」
拾丸「平成の世も何かと大変なんですね」

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遊子「おかえりなさい斜メ前田さん」
斜メ前田慶次「こっち向いて話せよ」
遊子「斜メ前田さんはサンチョと沙耶が怪しいと思っているのですね」
斜メ前田慶次「こっち向いて話せってんだよ!」

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斜メ前田慶次「・・・証拠って言ってもなぁ」
拾丸「難しいですよね」
斜メ前田慶次「ゲロさせられりゃあ、手っ取り早いんだがな」
拾丸「それも難しいですよね」
斜メ前田慶次「ううむ、どうしたもんか・・・」

 物思いに耽った二人はいつの間にか、京介の居場所へと足を運んでいたのであった。

続く
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Date: 2013.01.29
Category: 信on
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白く頼む、の巻

斜メ前田慶次「痛ててて・・・ちくしょう、あのドラ猫め」

 この日の午後。慶次は春日山の自室で一人、何者かによってつけられた引っ掻き傷の手当てをしていた。
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ドラえもん・零式「ひどい引っ掻き傷だね。女の子にイタズラでもしたのかい?」
斜メ前田慶次「するか! 俺ぁただ、自分の城下町にいた猫を抱き上げただけだ」
ドラえもん・零式「抱き上げただけで、引っ掻いてきたのかい?」
斜メ前田慶次「そうだよ! たまたま白猫が通りかかってな」

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斜メ前田慶次「雪のような白さで、あまりにもかわいかったから抱き上げてみたんだよ」
ドラえもん・零式「ふむふむ」
斜メ前田慶次「人懐っこくて、おとなしくてな。そこがまたかわいかったんだけどよ」


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斜メ前田慶次「抱き上げてみたら、何故か白くねえんだよ」
ドラえもん・零式「何だいそりゃ。一体どういうことだい?」
斜メ前田慶次「んで、つい言っちまったんだよ。白くねえじゃねーか! ってな」
ドラえもん・零式「ふむふむ」
斜メ前田慶次「その途端、暴れ出してこのザマだ。全く、俺の何が悪かったってんだ」
ドラえもん・零式「うーむ。そりゃあアレだね。たぶん、君も猫も悪くないよ」
斜メ前田慶次「俺の運が悪かったってことか?」
ドラえもん・零式「いいや、それも違う。まあ君は手当てを続けていたまえ」

 ・・・そこまで言うと、ドラえもん・零式はくるりと背後に向き直った。

ドラえもん・零式「コーエーテクモゲームスさん、白猫の色がおかしいですよ」
Date: 2013.01.28
Category: 信on城下町
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目付昇進試験・六の巻

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サンチョ「サンチョには何のことだか全くわからないヨ」
サンチョ「でも、あそこに行けばアナタの探している物が見つかるかもしれないヨ」
サンチョ「自分で確かめてみるとイイネ。ヒヒヒッッ」
斜メ前田慶次「日本人ならお茶漬けやろ! って言ってみてくれ」
サンチョ「アナタ、何を言っているんですカ?」
斜メ前田慶次「にほんじんなら、おちゃづけやろ、だ。言ってくれ」
拾丸「旦那、いいからもう行きましょう」
斜メ前田慶次「待ってくれ。もう少し頼めばやってくれそうなんだ」
拾丸「片言の日本語を話す外国人にラモスのモノマネさせるの、いい加減やめた方がいいですよ」

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斜メ前田慶次「・・・さて、交易商に着いたな」
拾丸「罠があるかもしれませんので、慎重に行きましょう」
斜メ前田慶次「ラモスさんが罠なんか仕掛けるわけねえだろ」
拾丸「だからあれはラモスじゃなくサンチョですってば」

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斜メ前田慶次「蔵の中に人の気配は無いようだな・・・ん?」
拾丸「何か落ちてますね・・・」

 二人が地面にかがみ込んだとき、背後から強い殺気を感じた。

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斜メ前田慶次「・・・何か出てきたな」
拾丸「サンチョの薄ら笑いの理由は、これだったんですね」
斜メ前田慶次「こいつに俺たちを殺させようとしてたってことか」
拾丸「しかし、レベル35のN1体だけとは・・・何というお粗末な・・・」
斜メ前田慶次「先日も書いたが、あまりにもレベル差がある場合は戦闘を省略させてもらいたいもんだ」

 亡霊である「彼の者」でも、二人が自分に対して侮辱の言葉を吐いていることは理解できたのであろう。それに人間の分際で、亡霊である自分を見てビビらないのも気に入らない。彼の者は金切り声を上げて、二人に襲いかかった。

 ・・・そしてそれから十数秒後。

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斜メ前田慶次「・・・倒したのはいいが、倒れてる幽霊って何か間抜けだな」
拾丸「確かに・・・消滅させてあげればいいのに」
斜メ前田慶次「これじゃあまるで、中の人がいるみてえじゃねえか」

 彼の者が「中の人などいない」と呟いたときには既に、二人の姿は交易商裏から消えていた。

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遊子「おかえりなさい、斜メ前田さん」
斜メ前田慶次「手掛かりはこれしかなかったぞ」

 慶次は先ほど拾った『蜻蛉玉のかんざし』を遊子に見せた。

遊子「これが裏堺の産物商裏に落ちていたんですか?」
遊子「確かこれは沙耶さんが持っていたような・・・・・・」
斜メ前田慶次「沙耶の物があそこに落ちていたとなると、やはり事件に関わりがあるのは明白だな」
拾丸「じゃあ早速、沙耶のところへ向かいましょう」
斜メ前田慶次「・・・拾丸よ」
拾丸「はい」
斜メ前田慶次「やっぱりどう考えても、傾奇者の昇進試験だけ異様に面倒くさい気がするんだよ」
拾丸「・・・ですね」
斜メ前田慶次「今回の試験なんかは、現時点でようやく折り返し地点みたいなもんだしな」
拾丸「まだ他にも行くところありましたね、そういえば」
斜メ前田慶次「コーエーテクモゲームスさん、もしここ見てるなら、傾奇者昇進試験の見直しを頼むよ」
拾丸「見てるんですかねえ、こんなブログ・・・」
斜メ前田慶次「・・・見ていると信じるしかねえだろう」

続く
Date: 2013.01.28
Category: 信on
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目付昇進試験・伍の巻

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遊子「斜メ前田さん、おかえりなさい」
斜メ前田慶次「よう。あれから数ヶ月会ってなかったけど、さぞかし遊んでたんだろうな」
拾丸「だから、名前だけでその人を判断するのやめたほうがいいですって」
遊子「帰還の石が必要だというのですか? わかりました」
斜メ前田慶次「あんまり遊び過ぎるなよ。変な噂が立ったら、嫁に行けなくなるぞ」
遊子「危険な所へ行くようですね、命だけは大切にしてください」
斜メ前田慶次「命だけは、って・・・何か言い方がトゲトゲしいな」
遊子「お気をつけて・・・・・・」

 帰還の石を受け取り、康虎の元へ向かう二人の背後から、扉を蹴りつける音が響いてきた。

斜メ前田慶次「・・・やっぱり怒ったかな」
拾丸「そりゃあそうでしょうよ」


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康虎「駄目だ・・・どうにもムラムラしてきちまった」
康虎「どうせこんな所に、誰も来ねえし・・・」

 自家発電を始める康虎。

康虎「ハアッ・・・ハアッ・・・ウッ・・・イク・・・」
斜メ前田慶次「おい、馬鹿。何してんだ」
康虎「うおっ!? なっ・・・ちょっ・・・くっ・・・!」

 ビクンビクンッと身体を震わせる康虎。

康虎「・・・ちょっと! あんたの顔見ながらイッちまったでしょうが!」
斜メ前田慶次「外でやんなよ! イカレてんのか!!」
拾丸「どうでもいいけど、早くその粗チンを早くしまって下さい」
康虎「・・・い、今拭くから待ってて下せえ!」
斜メ前田慶次「やれやれ。こっちとしてもいい迷惑だ」
康虎「・・・き、今日は何の用スか!?」
斜メ前田慶次「サンチョについて教えろ」

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斜メ前田慶次「・・・なるほど、おおよそわかった」
拾丸「裏堺の、交易商裏の蔵が怪しいですね」
斜メ前田慶次「お前、交易商裏の蔵でやってたんだろ? さっきみたいによ」
康虎「や、やってませんって!!」
拾丸「・・・旦那、自家発電の件はもういいじゃないですか」
斜メ前田慶次「子供の頃の癖が出たに違いねえ」
康虎「本当だって! 信じてくれよ!!」
斜メ前田慶次「うおっ! 触んな!!」

 康虎、慶次に組みつこうとするも、慶次の神がかった回避力によって指一本触れることができない。おそらく、康虎が手を洗っていないことが、多分に影響していると思われる。例えるなら、人取橋にいる白い忍者並の回避力であった。

斜メ前田慶次「・・・拾丸、逃げるぞ!!」
拾丸「へい! 次はサンチョのとこへ向かいましょう」
康虎「・・・逃げねえでくれよ! 傷つくじゃねえかよおおお!!」

 このとき康虎の目に、涙が滲んでいたことを、二人は知らない。

続く
Date: 2013.01.27
Category: 信on
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目付昇進試験・四の巻

 前回の侍大将昇進試験で、全身の穴という穴から血をぶちまけ卒倒した京介だが、どうやらすっかり回復していたようであった。

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京介「おぬしか・・・・・・」
斜メ前田慶次「よう、身体の具合はもうすっかりいいようだな」

 慶次は今までの経緯を京介に話した。

京介「ふむ、堺南蛮街で起こっている失踪事件についての情報はないかと言うのだな」
京介「全く情報が無いというわけではないが・・・・・」
斜メ前田慶次「おお、何でもいい。教えてくれ」
京介「おぬしの所持している武器、なかなかの業物のようだな」
斜メ前田慶次「ん? 俺の武器が、今回の事件に何か関わりがあるのか!?」
京介「しかも、前よりもさらに腕を磨いたと見える」
斜メ前田慶次「まあ、磨いたと言えば磨いたが・・・何か今回の事件に関係あるのか?」
京介「が・・・・・その様な姿を見せられてはお主と剣を交えたくなってしまうではないか!」
斜メ前田慶次「!?」
京介「この前のようにはいかぬぞ、いざ尋常に勝負!」
斜メ前田慶次「何でそうなるんだよ」

 情報を求めに行ったら何故か果し合いになってしまう。一体この世界はどうなっているのだろうか。慶次は首を傾げながらも槍を構えた。

斜メ前田慶次「あんた弱いんだからさ、やめといたほうがいいと思うぜ」
京介「何を!」
斜メ前田慶次「俺から見たら、春巻龍みたいなもんだ」
京介「は、はるまき・・・?」
拾丸「旦那、いくら何でも春巻と同じに扱うのはかわいそうですぜ」

 意味はよくわからないが、侮辱されていることは理解できたのであろう。怒りで顔面を紅潮させると、物も言わず慶次に斬り付けた。

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 しかしレベル差がありすぎるため、京介の剣は虚しく宙を斬ることとなった。前回の昇進試験のときにも書いたが、レベル差があまりにもありすぎる場合は、どうか戦闘を省略させて頂きたいものだ。

拾丸「・・・旦那、加減してあげて下さいよ!」

 拾丸の忠告を聞いた慶次が繰り出した一手は・・・

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 威力覚醒MAXの逆薙旋舞であった。

拾丸「・・・こら!」
斜メ前田慶次「またくだらぬものを斬ってしまった」
拾丸「あなたは鬼ですか! こんなにか弱い人に!」
斜メ前田慶次「ライオンはうさぎを狩るにも全力を尽くすんだよ」
拾丸「全身の骨と内蔵がボロボロになっちまってる・・・! 京介さん、京介さん、話はできますかい!?」

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京介「み・・・見事だ・・・また一段と腕を上げたようだな・・・ハアッ・・・ハアッ・・・」
斜メ前田慶次「雑魚のくせに何で上から目線なんだよ」
拾丸「旦那は黙っていて下さい!」
京介「そ・・・それで・・・傾奇者の失踪のことだが・・・」

 京介は息を乱し、時折、血を吐きながらも、どうにか自らの知っていることの全てを二人に語った。

斜メ前田慶次「サンチョが絡んでやがるのか」
拾丸「まずは康虎のところに行く必要があるようですね。ところで、京介さん、大丈夫ですかい?」
京介「な・・・何のこれしきの傷・・・少し休めば・・・!」

 その時であった。

京介「あじゃぱーーーー!!」

 何と、またしても京介の全身の穴という穴から血が噴き出し始めたのであった。驚愕する慶次と拾丸。

拾丸「・・・ちょっ、旦那! また秘孔を突いたんですか!?」
斜メ前田慶次「だから知らねえってんだよ! またとか言うな!」
拾丸「うへ・・・こりゃあ・・・もう・・・」

 出血性ショックによるものか、全身が痙攣し始める京介。死に瀕した彼を助けようにも、治療や回復の術を持たない傾奇者と忍者ではどうにもならない。

斜メ前田慶次「・・・と、とにかく逃げるぞ!」

 無意識のうちに京介の秘孔を突いてしまっていたことに、今回も全く気が付いていなかった慶次もまた、まだまだ精進が足らないと言えよう。走っている最中、すれ違った親切そうなミニスカ女薬師に、

斜メ前田慶次「あちらに、気分の悪そうなお侍さんが・・・」

 と伝えるのが精々であった。

拾丸「今度こそ京介さん、やばいんじゃないですかね・・・」
斜メ前田慶次「一体何事が起こったというんだ・・・」

 悲痛な表情で、天を仰ぐ慶次。

斜メ前田慶次「今の俺たちにできることは、京介殿の奇跡的な回復を祈ることしかない」

 遠く、ミニスカ女薬師の悲鳴が聞こえてきたような気がするが、二人が果たして気付いていたのかどうか・・・・

続く
Date: 2013.01.26
Category: 信on
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出してくれよ、の巻

ドラえもん・零式「頼むよ! やってくれよ! 信onあたりまえ体操!」
斜メ前田慶次「・・・だから! 何で俺がやらなきゃなんねえんだ!」
ドラえもん・零式「僕がバックでいいから! 僕がバックでいいから!」
斜メ前田慶次「やらねえってんだよ!」

 こうしてかれこれ、半刻(約1時間)ほどもみ合い続けている慶次とドラえもん・零式であった。

斜メ前田慶次「・・・俺は芸人じゃなく、傾奇者だってんだよ!」
ドラえもん・零式「そんなことは百も承知で、頼んでいるんじゃないか!」
斜メ前田慶次「だいたい、お前は人に頼んでおいて、いざやったらきついダメ出しするだろうが!」
ドラえもん・零式「今度はしないから! 約束するから!」

 全身を汗にまみらせ、なおも慶次に組みつくドラえもん・零式を、容赦なく突き飛ばす。

ドラえもん・零式「・・・ぐはっ!」
斜メ前田慶次「もう諦めろ。そもそも、やって俺に何の得があるんだ」
ドラえもん・零式「・・・わかった。わかったよ」
斜メ前田慶次「やれやれ、ようやくわかってくれたか」
ドラえもん・零式「もしやってくれるなら・・・!」
斜メ前田慶次「ん?」
ドラえもん・零式「ロリ顔で巨乳、清楚でいてどこか淫らな、」
斜メ前田慶次「・・・?」
ドラえもん・零式「君の言うことを何でも聞いてくれる女の子を、このポケットから出してあげようじゃないか!」

 言うやいなや、自らの腹についている四次元ポケットをパシン、と叩くドラえもん・零式。

斜メ前田慶次「何だと!?」
ドラえもん・零式「さあ、どうだ! 君にとって悪い条件じゃないはずだ」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「さあ、さあ!」
斜メ前田慶次「・・・気が変わった。ちょっとだけやってやろう」
ドラえもん・零式「おおっ・・・! おおっ・・・!」
斜メ前田慶次「お前がバックだな?」
ドラえもん・零式「うん。じゃあ、これが衣装とヅラ」
斜メ前田慶次「ずいぶん準備がいいな」

 それから間もなくして、衣装とヅラを身に着けた慶次が部屋の中央に、同じく衣装とヅラを身に着けたドラえもん・零式がその斜め後方にスタンバッた。

斜メ前田慶次「・・・さあみんな、信onあたりまえ体操の時間だよ! 今日も元気に行ってみよう!」

 自信なさげに、棒読みでセリフを言う慶次に、ドラえもん・零式が舌打ちを漏らした。

斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「・・・・・・」
斜メ前田慶次「・・・音楽は?」
ドラえもん・零式「チャーチャチャチャ♪ チャチャチャチャ♪ チャーチャチャチャ♪・・・」
斜メ前田慶次「お前が歌うのかよ」
ドラえもん・零式「・・・・・・チャチャチャ♪」
斜メ前田慶次「あたりまえ あたりまえ あたりまえ体操♪」
斜メ前田慶次「食料持たせず 立たせておくと~ 死ぬ♪」
斜メ前田慶次「あたりまえ体操♪」

 続けて二番を歌おうとした慶次の背中を、異様な殺気が襲った。振り返るとそこには・・・

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斜メ前田慶次「・・・うおおおおおおお!!」
ドラえもん・零式「駄目だ! 駄目だ! 話にならない! てんで駄目だ!!」
斜メ前田慶次「お前、一応ドラえもんだよな!? 何てツラしてやがんだ!」
ドラえもん・零式「まさか君がこれほどつまらないなんて! ああもう! ああもう!」
斜メ前田慶次「こら! ダメ出ししねえって約束だったろうが!」
ドラえもん・零式「もうこうなったら、潔く腹を切れ! 介錯は僕が務める!」
斜メ前田慶次「こんなことで腹が切れるか、馬鹿!」
ドラえもん・零式「やれやれ。もう二番以降は歌わなくていいよ。どうせつまらないんだろうし」
斜メ前田慶次「くっ・・・!」

 悔しさに全身を震わせる慶次だったが、あの約束を果たしてもらうために、どうにかこらえた。

斜メ前田慶次「・・・ところでよお」
ドラえもん・零式「何だい?」
斜メ前田慶次「一番で終わったけど、やることはやったからな」
ドラえもん・零式「まあ、そういうことになるね」
斜メ前田慶次「出せよ」
ドラえもん・零式「ん? 何をだい?」
斜メ前田慶次「とぼけんな! さっき、やったら出すって言っただろうが!」
ドラえもん・零式「それが、人に物を頼む態度かい?」
斜メ前田慶次「じゃあ、どういう態度ならいいんだよ!」
ドラえもん・零式「そうだなあ。とことん下手に出て・・・何を出して欲しいのか、簡潔明瞭に、かな」

 この時点で、後の慶次が語ったところの「俺の怒りが有頂天」状態だったそうだが、とにかく出してもらうまでは言うことを聞くしかないのだ。慶次はプライドを捨て、ドラえもん・零式に頭を下げた。

斜メ前田慶次「・・・ロリ顔で巨乳、清楚でいてどこか淫らな、」
ドラえもん・零式「ふむ」
斜メ前田慶次「俺の言うことを何でも聞いてくれる女の子を、そのポケットから出して下さい!」
ドラえもん・零式「・・・・・・」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「・・・慶次君」
斜メ前田慶次「はい!」
ドラえもん・零式「良くないなあ、そういうの。まるで女の子を物扱いにしているじゃないか」
斜メ前田慶次「・・・おいっ!」
ドラえもん・零式「感心できないね、全く。当然ながら出すことはできない。モラル的に無理だね」

 この時点で、慶次の中で何かが切れた。

斜メ前田慶次「そうかそうか。確かにお前の言うとおりだ。俺は反省しなきゃならねえ」
ドラえもん・零式「ほう。君のような性の野獣でも、一応理性はあるんだね。見直したよ」
斜メ前田慶次「だがなあ、ドラ」
ドラえもん・零式「ん? 何だい?」
斜メ前田慶次「テメエだけは許さねーーーーーー!!」
ドラえもん・零式「な なにをする きさまー!」

 こうして、異例のダブルヘッダーもみ合いとなり、その攻防は日が暮れるまで続けられたという。
Date: 2013.01.24
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海へ!の巻

 この日も、慶次とドラえもん・零式は些細なことが理由でもみ合いとなり、四半刻(30分)ほど後には二人して息を切らし、床の上に大の字になって寝そべっていたのであった。

ドラえもん・零式「ゼエ・・・ゼエ・・・」
斜メ前田慶次「ハア・・・ハア・・・」
ドラえもん・零式「こ・・・このイカレめ・・・ゼエ・・・ゼエ・・・」
斜メ前田慶次「ドラよ・・・お前は俺のことをイカレと言うがな・・・」
ドラえもん・零式「な・・・何だよ・・・」
斜メ前田慶次「お前は、本当のイカレを知らねえ」
ドラえもん・零式「!?」
斜メ前田慶次「いいか、本当のイカレってのはな・・・」
斜メ前田慶次「ためらうことなく平然と、人を生きたまま海に捨てちまうような奴のことを言うんだ」
ドラえもん・零式「そんな人間が・・・本当にいるのかい?」
斜メ前田慶次「あれは、何年前のことだったかな・・・俺はたまたま酒場で知り合った船長と意気投合し、」
斜メ前田慶次「船に乗っけてもらったことがあったんだよ。船長の名前はもう、忘れちまったがな」
ドラえもん・零式「その話は、初めて聞くよ」
斜メ前田慶次「最初は優雅な船旅だったが、海賊に襲われてな・・・激しい戦闘の末、捕虜を数名取ったんだ」

(以下、慶次の回想)

捕虜・壱「・・・た、助けてくれ! 頼む、命だけは・・・!」
斜メ前田慶次「ひでえ傷だな・・・待ってろ、今、手当てをしてやる」
船長「その必要はない」
斜メ前田慶次「なっ!? 必要はあるだろう! あんたには血も涙もねえのか!」

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船長「いや、この傷だ。いずれにしても助かるまい。なれば同じ海で生きる男として」
船長「海に帰してやるのがせめてもの情け・・・・・・」
斜メ前田慶次「お前は何を言っているんだ」
捕虜・壱「・・・い、嫌だ嫌だ! 海に捨てられるのだけは! ならいっそ、この場で殺してくれ!」
斜メ前田慶次「そうだ! 船の周りには、サメもうようよしている。海に帰す方が残酷だ!」
船長「・・・・・・・」
斜メ前田慶次「・・・・・・!?」

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船長「海に帰そう」
斜メ前田慶次「・・・おいっ!」
捕虜・壱「・・・い、嫌だ! 嫌だあーーー!!」

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船長「それ! 海へ帰してやれい!」
斜メ前田慶次「やめろって!!」
捕虜・壱「・・・助けてくれーーー!!」
船長「慶次どの」
斜メ前田慶次「な、何だよ」

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船長「もし海が望むなら、海がこやつを助けるだろう」
斜メ前田慶次「・・・何を言っているのかさっぱりわからん!!」
斜メ前田慶次「こいつが落ちてくるのを望んでいるのは、下にいるサメだけだ!!」

 慶次の言うとおり、船の周りには餌の投下を待つサメが数匹回遊していたのであった。

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船長「結構いるな・・・サメ」
斜メ前田慶次「そうだろう、だから馬鹿な真似はよせ!!」

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船長「よし落とせ!!」
斜メ前田慶次「何でそうなるんだ! やめろおおおお!!」
捕虜・壱「・・・うわあああああああーーー!!」

 絶叫しながら海へと落下した捕虜・壱は、間もなくサメによって美味しくいただかれてしまったのであった。

斜メ前田慶次「く、狂っている・・・! いくら捕虜とはいえ・・・この扱いは・・・!」

 そして、他に数名いた捕虜たちも、同じ要領で次々と海へ「帰され」ていったのであった。

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捕虜・弐「・・・ぎいやああああああああ!!」

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捕虜・参「・・・おかあちゃあああああん!!」

 もはや放心状態となっていた慶次の肩に手を乗せ、船長が優しく語りかけた。

船長「よく見ると、慶次どのも・・・海人(うみんちゅ)っぽい顔をしているな」
斜メ前田慶次「・・・なっ!?」
船長「海に帰りたくないか?」
斜メ前田慶次「いやいやいやいや、結構です」
船長「遠慮しなくていいんだぞ」
斜メ前田慶次「ないないないない! 遠慮なんかねえ!! というか触んな!!」
船長「でも、嫌でも帰ることになる・・・」
斜メ前田慶次「お、俺まで海に叩き込む気か!? 俺は捕虜じゃねえぞ!!」
船長「違う。みんなだ」

 言うやいなや、船長は胸ポケットから何やら怪しげなボタンを取り出した。

船員・壱「・・・なっ!? 船長! それはこの船の自爆スイッチ!!」
船員・弐「・・・ちょっ!? 何で俺たちまで!! みんな、船長からそれを取り上げろ!!」
斜メ前田慶次「なに!?」
船員・参「『スイッチ』を押させるなーーーーー!!」

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船長「いいや、限界だ! 押すね!」
斜メ前田慶次「・・・吉良ってんじゃねーーーーー!!」
船長「ぽちっとな」



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(以上、回想終わり)

ドラえもん・零式「た、確かにイカレてるね・・・」
斜メ前田慶次「正直、どうして生きて帰って来れたのかわからん」
ドラえもん・零式「天に愛されていないわりには、不思議だね」
斜メ前田慶次「・・・まあ、何が言いたかったかというとだ」
ドラえもん・零式「うん」
斜メ前田慶次「イカレの行動に、説明を求めちゃいけねえってことだな」
Date: 2013.01.21
Category: 信on
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いつの間に!?の巻

 慶次が神妙な面持ちで桶狭間から春日山の自宅に帰ったのは、この日の夜遅くのことであった。

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斜メ前田慶次「何だ、起きてたのか」
ドラえもん・零式「まあ、まず一杯飲りたまえ」

 ドラえもん・零式が湯飲み茶碗に酒をなみなみと注ぎ、慶次に手渡した。

ドラえもん・零式「服部半蔵に勝てたんだろう? 祝杯を挙げるために起きていたのさ」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「どうしたんだい? 浮かない顔をして」
斜メ前田慶次「・・・確かに半蔵には勝った。だが才蔵には負けた」
ドラえもん・零式「ん? 桶狭間に行った後、三輪山に行ってきたのかい?」
斜メ前田慶次「いや違う。服部半蔵のお供にいたんだよ。才蔵が」

2013012001.jpg

ドラえもん・零式「おお、彼も出世したんだね」
斜メ前田慶次「あの間抜けが、まさか服部半蔵のお供にいるとは思わなかったよ」
ドラえもん・零式「きっと、日々の努力を怠らず、上を目指して頑張った結果なんだろうね」
斜メ前田慶次「サクセスストーリーにも程があるだろう」
ドラえもん・零式「かつてJリーグのチームに所属していたフッキの例もあるし、人間ってわからないもんだよ」

 ※フッキ・・・2005年に初来日。川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディなどを転々とし、2009年にブラジル代表に初選出されたサッカー選手。2012年にはデンマーク代表との親善試合で代表初得点を挙げた。

ドラえもん・零式「・・・で、君は、彼の異例の出世に嫉妬して、負けたって言っているのかい?」
斜メ前田慶次「そういうことじゃねえ」
ドラえもん・零式「じゃあ、どういうことなんだい?」
斜メ前田慶次「あいつが桶狭間に、ああいった形でいるということは、だ」
ドラえもん・零式「うん」
斜メ前田慶次「俺は結局、あいつを窯で焼き殺すことができなかったってことだ」
ドラえもん・零式「いや、それは君の勘違いだ」
斜メ前田慶次「何故だ!? 寄合所にもこう書いてあるぞ」

『駆け出し、抜け忍、盗賊団頭目、訓練所長を経て1560年の仮想戦記では服部党に属した、ある好敵手(とも)。


斜メ前田慶次「つまりあそこにいる才蔵は、未来の才蔵ってことじゃねえのか」
ドラえもん・零式「未来ではないよ。仮想世界さ」
斜メ前田慶次「ん!? 何かよくわからなくなってきたぞ」
ドラえもん・零式「もし未来のお話だったら、そもそも秀吉の名字が木下なのはおかしいだろう?」
ドラえもん・零式「家康も名字が松平だし、今川義元の配下だし」
斜メ前田慶次「確かにそうだな・・・」
ドラえもん・零式「これは僕の想像だけど、きっとあの仮想世界でも才蔵君は駄目人間だったんだろうけど」
ドラえもん・零式「ある日、一念発起して、努力に努力を重ねて、勝ち組になったんだと思うよ」
ドラえもん・零式「こっちの世界の才蔵君は相変わらず駄目なままだけどね」
斜メ前田慶次「つまりあの桶狭間は、今、俺たちがいる世界とは関係ない、と・・・」
ドラえもん・零式「そのとおり、ちなみに過去でもない。もし過去のお話だったら、討ち取られたはずの今川義元が生きているのはおかしいしね」
斜メ前田慶次「そうかそうか。そりゃあ良かった! じゃあ俺にもまだまだ才蔵を窯で焼き殺すチャンスはあるってことだな」
ドラえもん・零式「そういうことになるね」
斜メ前田慶次「まあ、お前も飲めよ」

 そう言うと慶次は、ドラえもん・零式の湯飲み茶碗に酒を注いだ。

斜メ前田慶次「こっちの世界の才蔵の、馬鹿さ加減に・・・」
ドラえもん・零式「こっちの世界の才蔵君の、駄目人間っぷりに・・・」

 二人が声を揃えて「乾杯!」と言う姿を、天井裏から見下ろす謎の忍者がいた。顔を真っ赤にし、全身を小刻みに震わせながら、悲しげに呟いた。

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抜け忍の才蔵「おのれ・・・ッ! おのれおのれ・・・ッ! 言いたい放題言いおって・・・ッ!」
抜け忍の才蔵「お、俺は負けんぞ・・・ッ! こいつらにも、仮想世界の俺にも・・・ッ!」

 こぼれ落ちる涙を拭った拳に力を込める。そして・・・

抜け忍の才蔵「・・・今に見ていろッ!!」

 上半身を起こしながら咆哮した瞬間、天井裏の梁に頭をぶつけ、気絶したのであった。こんな彼が勝ち組になれる日は果たしてやって来るのであろうか。

斜メ前田慶次「・・・ん? 何だ今の音は?」
ドラえもん・零式「きっとネズミじゃないかな」
Date: 2013.01.20
Category: 信on
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早くレベル65になりたい、の巻

 この日も春日山の空は厚い雲に覆われていたが、幸いなことに雪は降っていなかったため、慶次は久しぶりに家臣の曲江兼続を春日山の茶店に呼び出し、熱い酒を酌み交わしていたのであった。

斜メ前田慶次「やっぱり、昼間から飲む酒はたまんねえな」
曲江兼続「あっ」
斜メ前田慶次「・・・ん?」
曲江兼続「あの家、また揺れてますよ」
斜メ前田慶次「やれやれ、昼間からお盛んなことだな」

 兼続が指差した先の家は、確かに前後左右に揺れていた。サザエさんのエンディングでも、突入したサザエ一家が家を揺らしているが、あれをイメージしてもらえればわかりやすいと思われる。

 時代を問わず、夫婦の夜の営みは必ずあるものだが、例えば戦国の世に生きる人間のそれと、平成の世に生きる人間のそれを一緒にしてはならない。考えてもみてもらいたい。

 自分の身体より遥かに巨大な化け物を刀でガシガシ斬り刻んだり、空を飛んでエネルギー弾を放ったりするような人間がゴロゴロいる時代なのだ。その男女が布団の上で交わったらどうなるか。

斜メ前田慶次「・・・ぐっ! すげえオーラだ・・・! こりゃあ65夫婦だな・・・!」
曲江兼続「私も同感です・・・レベル62や63では、このオーラは出せません・・・!」
斜メ前田慶次「昼間からズッコンバッコンやりゃあがって・・・!」
曲江兼続「近所迷惑というものを考えてもらいたいですね・・・!」

 その時、地面までもがビクンビクンと揺れ、慶次たちは危うく杯を落としそうになったが、どうにか持ちこたえた。揺れがぴたりと収まり、辺りに静寂が訪れると、慶次が呟いた。

斜メ前田慶次「・・・イッたな」
曲江兼続「ふう。これで安心して飲めますね」
斜メ前田慶次「ずいぶん早えな。これじゃあ奥さんも不満だろうよ」
曲江兼続「早い方が助かりますよ。我々はまだあのオーラに耐えられるほど強くないですし」
斜メ前田慶次「まあ、そうだな。俺も早くレベル65になりてえもんだ」

 言いながら慶次が兼続の杯に酒を注ぎ始めたところで・・・再び先ほどの家が揺れ始め、慶次たちを驚愕させたのであった。

斜メ前田慶次「二回戦始めてんじゃねーよ!」

 戦国の世の男たちは、復活も早かった。
Date: 2013.01.17
Category: 信on
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直江津合戦を個人的に振り返る

※以下、個人的なメモ書きです。目的としては、思ったことや実際にあった出来事を忘れないためです。

 2013年1月9日~15日の間に行われた直江津合戦の大決戦の結果は、敗北。1月11日と1月13日の大決戦には両方に参加。

 1月11日は、少数でのN狩り徒党に参加。敵陣でのN狩りを始める。

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 大決戦が開始して少し経った頃から、敵方の4人徒党、6人徒党に目を付けられ、叩かれ始める。川を渡ってわずかのところでも叩かれるようになり、しばらくの間、死に戻りを繰り返す。戦果は徐々に離れていく。結果は負け。

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 1月12日の陣取り大戦では、N狩り徒党を組み、しばらく後に守将のところへ連れて行ってもらった。相変わらず名前が無いのが哀れでならない。お立ち台を頂いた。

 1月13日の大決戦では少数N狩り徒党の党首をした。

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 しかし早い段階から敵の4人徒党、7人徒党に目をつけられ、満足に仕事ができない時間帯が長く続いた。何回、死に戻りしたか覚えていない。この時、自分の中では焦りが生じていた。

①戦果を挙げることができていない。申し訳ない。
②徒党員を何回も死なせてしまい、党首として申し訳ない。
③検分ポイントも全然貯まらず申し訳ない。

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 大決戦会場の3へ移動し、Nをちょこちょこと狩って終戦を迎えた。金曜、日曜の大決戦を戦って思ったことは、「N狩りの妨害が激しかった」ということだ。敵ながら天晴れ、と言わざるを得ない。
Date: 2013.01.16
Category: メモ書き
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他1名の巻

 この日。幻の右京でのイザノックに誘われた慶次は、いそいそと身支度を始めていた。
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・幻の右京のイザノックかい?
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  ヽ (__|____  / /
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    l━━(零)━━━━┥

斜メ前田慶次「おう」
ドラえもん・零式「君は逢魔のイザ、やったことないんだろう? 大丈夫なのかい?」
斜メ前田慶次「レベルは65相当になるし、装備も配布されるし、心配ないだろう」
ドラえもん・零式「いや、逢魔イザは本体自体強いんだけど、お供も相当強いのを連れてるからさ」
斜メ前田慶次「そうなのか? 俺はてっきり、例のあの4匹を連れてるのかと思ってたよ」
ドラえもん・零式「あの愉快な4匹はもういないよ。これは5年前の新聞記事だけど」
斜メ前田慶次「ん? 凶神の冥宮実装の頃のか」
ドラえもん・零式「まあ読んでみたまえ」

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『イザナミ 黄泉醜女ら4選手に戦力外通告』

「イザナミは15日、黄泉醜女(Lv65)ら4選手に、凶神の冥宮での契約を結ばないことを通告した。
通告を受けたのは黄泉醜女の他、常世神(Lv65)、黄泉の澱み(Lv65)、他1名」

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『イザナミ 凶神邪神官らを獲得』

「イザナミは16日、凶神邪神官ら6選手を獲得したと発表した。凶神邪神官は「術法剣や全体術でプレイヤーたちを苦しめたい」とコメントした」

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斜メ前田慶次「お供、総入れ替えかよ。気合入れてやがんな」
ドラえもん・零式「イザナミ宮の時とは、全く別のチームと思った方がいいよ」
斜メ前田慶次「・・・ん?」
ドラえもん・零式「どうしたんだい?」
斜メ前田慶次「戦力外通告の記事の、他1名って誰だったっけ」
ドラえもん・零式「さあ?」
斜メ前田慶次「・・・まあいいか。どうせたいした奴でもあるまい」
ドラえもん・零式「だね。でも、名前くらい載せてあげればいいのに。少しかわいそう」
斜メ前田慶次「紙面の都合じゃねえの?」
ドラえもん・零式「他にも何人もいて、多すぎて載せられないから他何名、ならわかるんだけどさ」
斜メ前田慶次「まあ、とりあえず行ってくらあ」

 他1名とは、紛れもなく黄泉の楔のことなのだが・・・当時、この記事を読んだ黄泉の楔は、ガキ使でいう山崎邦正扱いに大いに憤り、単身、新聞社を襲撃したところ返り討ちに遭い、その後の行方は杳として知れないという。

 さて、その後の慶次はどうなったかというと、

2013011601.jpg

 何度か全滅したものの、ノック自体は成功でした。党首さん並びに徒党員の皆様、ありがとうございました。機会があれば、またどこかでお会いしましょう。それでは今日の日記はこの辺で。
Date: 2013.01.16
Category: 信on
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謎の若い女の巻・後編

 それから間もなくして、謎の若い女の戒めは全て解かれ、並んで座っている慶次とドラえもん・零式の正面に正座して座ることとなった。

斜メ前田慶次「いや、まさかコーエーテクモゲームスの社員だったとは思わなかったよ。すまなかったな」
謎の若い女「・・・・・・」

 謝罪を受けたものの依然、女の表情は緊張と困惑で強張ったままであった。雰囲気を和ますために慶次が必死で女に話しかける。

斜メ前田慶次「22世紀から来たんだろう? 名前は何て言うんだ?」
謎の若い女「・・・有馬桜子です」
斜メ前田慶次「有馬桜子だって!? 有馬桜子って言やあ・・・」

arimasakurako.jpg

 あの「有馬桜子」とたまたま同姓同名だったのであろうか、ともかく女は有馬桜子と名乗ったのであった。

有馬桜子「・・・あっ」
斜メ前田慶次「ん?」
有馬桜子「有馬桜子と申しますわ」
斜メ前田慶次「!?」
ドラえもん・零式「!?」

 奇妙な沈黙が部屋の中に流れた。

有馬桜子「・・・あの」
斜メ前田慶次「ん」
有馬桜子「あなたたちは戦国時代の人ですよね?」
斜メ前田慶次「うむ」
有馬桜子「どうして私の会社のことを知っているんですか? あと、22世紀とか・・・」
斜メ前田慶次「ちょいとワケありでな」
有馬桜子「そう、ですか。それにしても驚きですわ」
斜メ前田慶次「!?」
ドラえもん・零式「!?」
有馬桜子「さっきは、どうなることかと思いましたわ」
斜メ前田慶次「・・・有馬さんよ」
有馬桜子「はい?」
斜メ前田慶次「どうしてそんな喋り方なんだ?」
有馬桜子「変ですか?」
斜メ前田慶次「変というか、馬鹿みてえだ」
有馬桜子「!?」

 ショックと恥ずかしさで、桜子の顔が朱く染まった。

ドラえもん・零式「・・・慶次君、もっと言葉を選ばないと・・・」
斜メ前田慶次「そう言われてもな・・・実際馬鹿みてえじゃねえか」
有馬桜子「私だって、好きでこんな喋り方をしているわけでは・・・」
斜メ前田慶次「じゃあ、どうしてだ?」
有馬桜子「社長から、そうしろと言われてまして」

 詳しく聞いてみたところ、あの「有馬桜子」と同姓同名であることから、語尾に「ですわ」「ますわ」を付けるよう頼まれた、ということであった。もっとも、その苦労はしっかりと給料に反映されているとのことだが・・・

斜メ前田慶次「大変なんだな、会社員って」
有馬桜子「正直、コーエー辞めたいですわ」
斜メ前田慶次「こらこら、その名前で滅多なことを言うんじゃない」
有馬桜子「今日だって、一人で戦国時代の調査に行けって言われて、怖い目に遭いましたし・・・」
斜メ前田慶次「だから、悪かったって。調査ってのは、何の調査なんだ?」
有馬桜子「22世紀では、信長の野望オンライン10の開発が決定したんですけど」
斜メ前田慶次「どんだけ続いてんだよ」
有馬桜子「街並みをよりリアルに再現するために、調査が必要ということになりまして」
斜メ前田慶次「なるほどな。それにしても10か・・・見てみてえな」
有馬桜子「10では、新ダンジョンとして、尖閣諸島が実装されますわ」
斜メ前田慶次「なっ!?」

 慶次は凍りついた。何てことを言い出すんだ。

有馬桜子「あとは、竹島も同じく新ダンジョンとして・・・」
斜メ前田慶次「こら、それ以上やめろ! 下手したらブログが炎上しちまう!」
有馬桜子「まずかったですか?」
斜メ前田慶次「うむ。まずい。超まずい」

 ここで、ドラえもん・零式が話の流れを変えた。

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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・ところで、桜子さん
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  ヽ (__|____  / /
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有馬桜子「はい?」
ドラえもん・零式「戦国時代には、どうやって来たんだい?」
有馬桜子「会社のタイムマシンです」
ドラえもん・零式「・・・!!」

 聞いた瞬間、ドラえもん・零式の目つきが変わった。身体が小刻みに震え、息も荒くなっている。

ドラえもん・零式「ハアッ・・・ハアッ・・・」
有馬桜子「・・・あの?」
ドラえもん・零式「そ、そのタイムマシン・・・僕に貸してくれないか?」
有馬桜子「えっ、それは・・・すみません、無理です」

 例えば平成の世でも、会社所有の自動車を初対面の人間に貸す者はいないであろう。桜子の判断は誤ってはいない。誤ってはいないのだが、目の前の猫型ロボットは何故か納得しようとしてくれない。

ドラえもん・零式「絶対に返すから! 頼むよ!」
有馬桜子「か、会社のタイムマシンなので、ごめんなさい」

 それにもし、この猫型ロボットが借りパクなどしようものなら・・・戦国時代に置き去りにされてしまうことになる。桜子としては、絶対に貸すわけにはいかなかった。

斜メ前田慶次「・・・おい、ドラ」

 慶次がドラえもん・零式を落ち着かせるべく間に入ったものの、興奮は冷めない様子で、そしてその姿が桜子を怯えさせることとなった。

ドラえもん・零式「・・・じゃ、じゃあ! 僕も一緒に22世紀に連れて行ってくれ!」
有馬桜子「ひ、一人乗りのタイムマシンなので、それも無理です」

 実際は二人乗りなのだが、初対面の相手を乗せることに桜子は抵抗を感じ、嘘を付いたのであった。しかも相手は興奮している。怖くてとても乗せることなどできない。

ドラえもん・零式「・・・くっ! くっそおおお!!」
有馬桜子「ひっ!」
斜メ前田慶次「・・・ドラ、落ち着け! 怯えてるじゃねえか!」
ドラえもん・零式「貸してくれえええ!!」
有馬桜子「きゃあっ!」

 とうとうプッツンしたドラえもん・零式が、桜子を床に押し倒した。桜子の股を割り、両手を押さえ付けている。捲れ上がったスカートからは太股が露出していた。端から見れば、まさに強姦の現場以外の何物でもない。

 慶次が慌ててドラえもん・零式を引き剥がしにかかる。

斜メ前田慶次「・・・こら! やめんか!」
ドラえもん・零式「は、放せー!!」
斜メ前田慶次「・・・お前! ものには頼みようが・・・!」

 慶次とドラえもん・零式がもみ合っているうちに、「プシュー!」という音が室内に響き・・・慶次とドラえもん・零式は涙と咳に苦しめられることになった。桜子が防犯スプレーを二人に浴びせかけたのである。

斜メ前田慶次「・・・ゲホッ! ゲホッ!」
ドラえもん・零式「ああ~! 目が! 目がぁー!!」
斜メ前田慶次「・・・ちょっ! ゲホッ! ゴホッ!」
有馬桜子「も、もう、二度とこんなところに来ませんわ!!」
斜メ前田慶次「・・・たっ・・・頼む・・・待っ・・・!」
有馬桜子「引き続き戦国の世をお楽しみください!!」

 桜子はそう捨て台詞を吐くと、部屋を飛び出し、門の外へと走り去って行ったのであった。あとに残ったのは・・・若い女の子に防犯スプレーを浴びせかけられ、のたうち回っている哀れな毒男と猫型ロボットのみであった。

斜メ前田慶次「・・・こ、この・・・馬鹿が!! ゲホッ・・・ゲホッ・・・」
ドラえもん・零式「ゲホッ・・・ゴホッ・・・オエッ・・・」
斜メ前田慶次「お前は、千載一遇のチャンスを無駄にしたんだぞ!」
ドラえもん・零式「・・・・・・」
斜メ前田慶次「タイムマシンを借りたり、一緒に帰ることが無理でも・・・!」
ドラえもん・零式「・・・・・・」
斜メ前田慶次「知り合いに助けを求める手紙を託すとか、そういう頼み方もあったはずだ!!」
ドラえもん・零式「・・・・・・」
斜メ前田慶次「本当に馬鹿だお前は! もう永遠に22世紀にゃ帰れねえだろうよ!」
ドラえもん・零式「・・・う、うひひ・・・」
斜メ前田慶次「!?」
ドラえもん・零式「・・・ひひひえ! うひーひっひっひ!!」
斜メ前田慶次「お、おいドラ・・・?」

 気が狂ってしまったのかと心配になり、ドラえもん・零式の顔を覗き込んでみたところ、何と泣いていた。涙と鼻水と涎で顔面をぐしゃぐしゃにしながら、むせび泣いていたのであった。その絶望的な表情に、かける言葉が見つからない慶次であった。

ドラえもん・零式「・・・うひいーーー!! あああー! あっあっあっーー!!」

 ・・・慶次は無言のまま、酒の支度をしに台所へ向かった。
Date: 2013.01.13
Category: 信on
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謎の若い女の巻・前編

 この日も、斜メ前田慶次は自宅の庭にて、組み立て式の窯の入念なメンテナンスを行っていた。季節は冬だというのに、作業に熱中したためであろうか、額に汗を浮かべている。

斜メ前田慶次「さて、一休みするか・・・」

 腰にぶら下げた手拭を手に、顔を上げたところで、門の外から発せられている妙な視線に気付いた。

斜メ前田慶次「ん? 誰だ・・・?」

 若い女であった。黒のスーツ上下に、黒のパンプス姿で、何やらこそこそと手帳に書き込んでは、慶次の屋敷、庭などを覗き込むことを繰り返している。

斜メ前田慶次「どう見ても、戦国の世の女じゃあねえな。となるとおそらくは・・・」

 慶次はそう呟くと、女に気付いていないフリをして、家の中に上がり込むと素早く裏口に回った。そして音を立てないよう用心しながら外に出て、抜き足忍び足で表門へ向かう。

謎の若い女「戦国時代では、窯は自家製なのね・・・」

 女がメモを取り終わり、ボールペンの芯をしまったところで、背後から慶次が女に襲いかかった。手早く掌で女の口を塞ぎ、もう片方の腕で女を抱き抱える。

謎の若い女「・・・ンッ!? ンッーー!」

 そのまま、為すすべなくずるずると慶次の部屋まで引きずられていくことになった。必死に手足をバタバタさせてもがいたが、戦国の世の男の力には及ぶべくもない。

謎の若い女「・・・きゃあっ!」

 慶次は女を部屋の床に放り投げると、素早く両手を後ろ手に縛り上げ、両足首を縛り、猿轡を噛ませた。女の表情が恐怖に歪んだ。

斜メ前田慶次「さて・・・22世紀の女刑事さんよお」

 続きを言おうとしたところで何と、突如現れたドラえもん・零式が棍棒で慶次の後頭部を強打したのであった。

斜メ前田慶次「・・・ぐえっ!!」

 目の前に火花が散り、気が遠くなりかけたが、どうにかこらえた。
      _____
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・この性の野獣め! 何てことを!
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  ヽ (__|____  / /
   \           / /
    l━━(零)━━━━┥

斜メ前田慶次「・・・ば、馬鹿野郎! 違えよ!」
ドラえもん・零式「何が違うんだ!!」
斜メ前田慶次「いいから落ち着け!」
ドラえもん・零式「これが落ち着いていられるか!!」
斜メ前田慶次「この女の恰好をよく見てみろ!!」
ドラえもん・零式「・・・ん?」

 ドラえもん・零式はもう一度、慶次を棍棒で殴ると、女をじっくりと観察した。

斜メ前田慶次「・・・ぐぶっ!!」
ドラえもん・零式「む!?」
斜メ前田慶次「・・・こら! 今、何でもう一回殴りやがった!!」
ドラえもん・零式「・・・どう見ても、戦国時代の人じゃないね」
斜メ前田慶次「だから言っただろ!!」

 頭からダラダラと血を流しながら慶次が叫んだ。そもそも、女を犯そうとして背後から棍棒で殴られるのは、名もなき悪役キャラの役目のはずではないか。にも関わらずこの仕打ちに、慶次は泣きそうになった。ちなみに、ドラえもん・零式による二回目の殴打の理由は、後に語った彼曰く、

ドラえもん・零式「むしゃくしゃしてやった、今は反省している」

 ・・・とのことであった。

謎の若い女「・・・ンッ! ンッーー!」

 そして謎の若い女もまた、泣きそうな表情で慶次とドラえもん・零式を見上げていたのであった。血塗られた棍棒を片手に、ドラえもん・零式が女の顔の前に片膝立ちし、顔を見下ろすと、女は半狂乱になってもがき出した。

ドラえもん・零式「フフフ。怖がらなくていいんだよ」

 怖がるな、というほうが無理であろう。両手足を縛られたまま、少しでもドラえもん・零式から遠ざかろうとしているうちに、上着のポケットから手帳とボールペンが滑り落ちた。ドラえもん・零式がそれを拾い上げ、観察してみたところ・・・意外なものが目に入ったのであった。

ドラえもん・零式「これは・・・! コーエーテクモゲームスの社章・・・!」
斜メ前田慶次「何!? というか血が止まんねえ」
ドラえもん・零式「慶次君、どうやらこの子はコーエーテクモゲームスの社員さんのようだよ」

 慶次の勘は外れていた。

続く
Date: 2013.01.12
Category: 信on
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死亡フラグの巻

君ケ臥床守人「よう! 今日で最後だな!」
武田伝令足軽「おう、今まで世話になったな」
君ケ臥床守人「そりゃあお互いさまってもんだ」
武田伝令足軽「元気でやれよ。俺は、一足先に幸せになる」
君ケ臥床守人「そういやお前、故郷に帰ったら、祝言挙げるんだったな」
武田伝令足軽「おう! 俺・・・。この伝令の任務が終わったら、国に帰っておきぬと一緒になるんだ」
君ケ臥床守人「かーっ! うらやましいね、この! この!」

 君ケ臥床守人が肘で武田伝令足軽を小突く。

武田伝令足軽「おいおい、やめろって」

 武田伝令足軽が顔を赤くして制止するも、悪ノリした君ケ臥床守人は執拗であった。そしてその姿を見た同僚たちが、次々と祝いの言葉を武田伝令足軽に投げかけていく。

甲斐豪族「おめでとう! 幸せにな!」
強弓使い「浮気して奥さん泣かすんじゃねーぞ!」
姥ヶ懐見回り「俺も早く相手見つけなきゃな! おめでとう!」
武田伝令足軽「・・・みんな、ありがとよ! じゃあ、最後の伝令に行ってくるぜ!」

 希望に満ちた未来を頭の中に描きながら、第一歩を踏み出した武田伝令足軽の前に、二人の屈強な男が立ちはだかった。

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武田伝令足軽「・・・なっ!? 何者だ!」
斜メ前田慶次「よし、これをひたすら狩ってポイント貯めるか」
石兵衛「生命低いし、サクサクいけそうですね」
斜メ前田慶次「じゃあ、打ち合わせどおり頼むぜ」
武田伝令足軽「・・・貴様ら! 一体!?」
斜メ前田慶次「やかましい! 死ね!」

 慶次が繰り出した槍を間一髪かわすも、その刃風から、明らかに勝てない相手だと覚った。

武田伝令足軽「・・・くっ! 曲者だ! 出あえ! 出あえ!」

 地面を転げ回りながら、必死に応援を呼ぼうとした武田伝令足軽の目に、とんでもないものが映った。何と先ほどまで自分に祝いの言葉を投げかけてくれた同僚たちが、無表情で辺りをうろついているのだ。助けてくれそうな気配は微塵も感じられない。

武田伝令足軽「・・・おい! 助けてくれ!!」
君ケ臥床守人「・・・・・・」
甲斐豪族「・・・・・・」
強弓使い「・・・・・・」
姥ヶ懐見回り「・・・・・・」
武田伝令足軽「おい! 頼むよ! 助けてくれ!!」

 死んだ魚のような目で歩き回る同僚たちの反応は・・・無かった。一切、無かったのであった。

斜メ前田慶次「往生際の悪い野郎だ」
武田伝令足軽「・・・や、やめてくれ! 頼む!」
斜メ前田慶次「念仏でも唱えるがいい」
武田伝令足軽「お、俺には・・・俺にはやらなければならないことが・・・!」
斜メ前田慶次「喰らえ! 天地人!!」

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武田伝令足軽「ぎゃあああーーーっ!!」
斜メ前田慶次「悪く思うなよ」

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武田伝令足軽「ど・・・どうして・・・誰も・・・! どうし・・・て・・・!」
斜メ前田慶次「こいつぁ、いいな。次行ってみよー!」
石兵衛「旦那、今どき、いかりや長介のモノマネはないですぜ」
武田伝令足軽「お・・・きぬ・・・お・・・き・・・」

 もはや言葉にならなかった。やがて少量の血を吐き、地面の砂を引っ掻いたところで、武田伝令足軽は息絶えた。彼の無念は如何ばかりであったろうか・・・そして二人の獣は、休む間もなく次の獲物に躍りかかっていたのであった。

別の武田伝令足軽「俺はこの伝令の任務を終えて、故郷に帰ったら、おさやと祝言を・・・ぎゃあーっ!!」
斜メ前田慶次「よっしゃ次! 次いくぜ!」
石兵衛「旦那! ペース速いですって!!」





 まあ何が言いたかったのかというと、長篠の武田伝令足軽は狩りやすくて良いですね、ということです。
Date: 2013.01.09
Category: 信on
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出陣!!の巻

斜メ前田慶次「春日山に来ていたのか!? まずい、ドラが危ねえ!」

 春日山の神社にて、タイムパトロール蝶野が書いた絵馬を見つけた慶次が、慌てて自宅に戻った時には・・・「慶次の古い知人」だという謎の旅の僧が、家の中に上がり込んでいたのでった。
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < 慶次君、面会だ。妙齢のびじーん
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  ヽ (__|____  / /
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    l━━(零)━━━━┥

斜メ前田慶次「何、アナゴさんのモノマネしてんだよ」

 ドラえもん・零式が無事であったことに一安心した慶次であったが、それと同時に人間に変装もせず得体の知れない人間を家の中に招き入れたことに怒りも感じたのであった。

斜メ前田慶次「客は、俺の部屋にいるのか?」
ドラえもん・零式「ひとまずお酒飲ませてるよ」
斜メ前田慶次「しかし、古い知人か。誰だろうな。俺、友達少ねえからなあ」

 そんなことを呟きながら、部屋の引き戸を開けると、巨体のむさい僧が茶碗酒をぐいぐいと呷っていたのであった。

斜メ前田慶次「お待たせした。斜メ前田慶次でござる」
謎の旅の僧「あっ!!」

 謎の旅の僧は振り向きざま、慶次に笑顔で語りかけてきたのであった。

謎の旅の僧「よお、斜メ前田慶次ではないか」

 慶次、謎の旅の僧の顔をじっくりと眺めてみたものの、見覚えはなかった。

斜メ前田慶次「・・・・・・・。誰だったかな」
謎の旅の僧「あれ、忘れたのか」
斜メ前田慶次「初対面だと思うんだが」
謎の旅の僧「わしだよ、わし。ほらぁ」

 笑顔を崩さず、人差し指で自分の顔を指す謎の旅の僧だったが、やはり見覚えはない。

斜メ前田慶次「さぁ・・・知らんなぁ」
謎の旅の僧「ちょ、このヤローッ」
斜メ前田慶次「お引き取り願おうか」
謎の旅の僧「ま、待て待て。これで思い出すはずだ」

 言うやいなや謎の旅の僧、庭に下りて草をむしり始めた。

斜メ前田慶次「何してるんです? 警察呼びますよ」
謎の旅の僧「だから待てって! というか警察とか言うな!」
斜メ前田慶次「勝手にうちの草、むしんないでくれます?」
謎の旅の僧「よし、これだけあれば・・・!」

doukyuu.jpg

謎の旅の僧「ほれ、これでも思い出さんか」

 ジャンプ・コミックス『花の慶次』第18巻では、ここでようやく旧知の山上道及であることを思い出すのだが・・・

斜メ前田慶次「・・・・・・誰?」
謎の旅の僧「ちょっ、おまっ!」
斜メ前田慶次「もう帰ってくれ。たぶん会ったことねえよ」
謎の旅の僧「わしだよ! ほら! 川上道及だって! 昔、滝川の陣で共に戦っただろ!」
斜メ前田慶次「確かに、滝川の陣にはいた」
川上道及「その時、一緒に血みどろになって戦い、夜は酒を飲みながら語らったじゃないか!」
斜メ前田慶次「いや、知らん」
川上道及「何でだよ! 思い出せって!!」
斜メ前田慶次「・・・ああ、ひょっとして!」
川上道及「お、おおっ!?」
斜メ前田慶次「いわゆる『オレオレ詐欺』でしょ? うちお金ないんで、無駄ですよ」
川上道及「・・・なっ!?」

 道及に背を向け、台所にいるドラえもん・零式に向かって叫ぶ慶次。

斜メ前田慶次「ドラ、塩持って来い!」
川上道及「こ、この薄情者め!!」
斜メ前田慶次「薄情も何も・・・他人だし」
川上道及「ころしてでも おもいださせる」
斜メ前田慶次「な なにをする きさまー!」

 道及と慶次は慶次の自室でもみ合った。

川上道及「この野郎! ここまで薄情者だとは思わなかったぞ!!」
斜メ前田慶次「は、放せー!!」
川上道及「確かにわしはあの陣で浮いていた! 誰も構ってくれなかった!! けどお前は! お前だけは!!」
斜メ前田慶次「・・・だから、知らねえって!!」
川上道及「まだ言うか! まだ言うか!!」

 いつの間にか道及の両頬に熱いものが伝っていたが、夢中でもみ合っている二人はそれに気付いていない。

ドラえもん・零式「やれやれ・・・こりゃあ難しいことになってるな」

続く
Date: 2013.01.08
Category: 信on
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城とも申請ありがとうございます

2013010501.jpg

 城とも申請ありがとうございます! 承認させて頂きました。新年になりましたが、今年も妄想を膨らませ、マイペースでやっていこうと思います。攻略情報とかは無理なので、書きません(笑) こんなブログですが、今後ともよろしくお願いいたしますm( __ __ )m
Date: 2013.01.05
Category: 信on城下町
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何で入れねえんだよ、の巻

2013010402.jpg

城下町案内人「こんにちは、斜メ前田慶次さん」
城下町案内人「今日はどんなご用件ですか?」
斜メ前田慶次「俺の城下町に入りてえんだけど」

2013010403.jpg

城下町案内人「城下町いじりですか~。毎日大変ですよね」
斜メ前田慶次「まあ、別に大変でもねえよ。すぐ終わるしな」
城下町案内人「家臣を育てるのも、大変ですよね」
斜メ前田慶次「大変っちゃ大変だが、育てた分、役に立つようになるからいいんだよ」
城下町案内人「そういえば、家臣目付役のあのジジイ、うざくないですか?」

2012112803.jpg

斜メ前田慶次「あの爺さんには一杯喰わされたこともあるが、別にうざくは・・・」
城下町案内人「しかも相当のドスケベって聞きますし、ああもう、気持ち悪い!」
斜メ前田慶次「城下町案内人さんよぉ」
城下町案内人「はい?」
斜メ前田慶次「早く城下町に入れてくんねえかな? ちとやることが立て込んでてな」
城下町案内人「え? ええ、いいですよ」
斜メ前田慶次「じゃあ、よろしく」

2013010403.jpg

城下町案内人「ごめんなさいね。ついつい、話し相手にしてしまって」
斜メ前田慶次「ん? まあ、いいよ」
城下町案内人「城下町に入るには、私にお願いするしかないというのに、ごめんなさいね」
斜メ前田慶次「気にしねえでいいよ」
城下町案内人「城下町に、入りたいですか?」
斜メ前田慶次「入りたいって、さっきから言ってるじゃねえか」
城下町案内人「そうですか。そりゃそうですよね~。何しろ私のところに来ているわけですしね。でも・・・」
斜メ前田慶次「でも?」
城下町案内人「でも、そうは問屋が卸さないんだよ!!」

 叫ぶやいなや、慶次に掴みかかる城下町案内人。

斜メ前田慶次「・・・な、何をしやあがる!!」

 振り払おうとするも、凄まじい怪力でどうにもならない。

斜メ前田慶次「・・・くっ!! 見かけによらず、何という怪力・・・!」
城下町案内人「おととい来やがれ!!」
斜メ前田慶次「うっ!? うおお!!」

 城下町案内人の豪快な背負い投げで、城門近くまで投げ飛ばされる慶次。あまりに予想外の展開に受身を取ることも忘れ、後頭部と背中を強打することとなった。

斜メ前田慶次「ぐはっ!!」

2013010404.jpg

 何故、こんな目に遭わなければならないのか。何故、城下町に入れてくれないのか。無敵状態になりながらよろよろと立ち上がり、涙目で城下町案内人を睨みつけると、

2013010403.jpg

城下町案内人「こんにちは、斜メ前田慶次さん」
城下町案内人「今日はどんなご用件ですか?」

 いつもと変わらない城下町案内人がそこにいた。そして恐る恐る城下町案内人に、城下町に入りたいとお願いしてみたところ、何と今度はすんなりと城下町に入れたのであった。

斜メ前田慶次「・・・ああもう、何なんだよ、一体!」
斜メ前田慶次「入れませんでした、って何だよ! 何で入れねえんだよ! ちくしょう・・・」

 まあ何が言いたかったかというと、たまに城下町に入れないんですけど、何とかして下さいコーエーテクモゲームスさん、ということです。
Date: 2013.01.04
Category: 信on
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リアル初詣の巻

 この日。斜メ前田慶次の中の人は、神奈川県内の某神社を訪れていた。目的はもちろん、初詣である。普通に両手と口を清め、普通に参拝し、普通におみくじを引く。大吉であった。

 おみくじを結びつけた後は、お守りや自家用車に貼るステッカーなどを物色する。そして最後にある物を手に取り、リアル巫女さんに渡す。「3000円、お納め願います」とのことであった。

 3000円を納めたのち、紙に包まれたお守りと、裸のままの「ある物」を手に、リアル巫女さんから促された場所へ向かう。何を隠そう、「ある物」とはずばり、絵馬のことである。

 斜メ前田慶次の中の人は備え付けのサインペンを手に取り、今年の野望を書き込んだ。正直、恥ずかしかった。挙動不審にもなった。しかし、これだけはどうしても書かざるを得なかったのだ。

2013010401.jpg

 焦って書いたため、字が汚い。そしてデジカメで撮影した後に、表にして目立たないところへ飾ったのであった。それにしても、この歳まで生きてきて、まさか絵馬にこんなことを書くことになるとは思わなかった。

 昨日のブログで、慶次が絵馬に願い事を書き損ねたため、やむなくではあったのだが、正直嫌な汗をかいた。「おのれ前田・・・おのれ前田・・・」と心の中で呟きつつ、逃げるように神社を後にすることになったのであった。
Date: 2013.01.04
Category: 信on
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願い事の巻

 1月3日の朝。慶次とドラえもん・零式は元日と同様、慶次の部屋でおせち料理を肴に酒を酌み交わしていた。

ドラえもん・零式「・・・ぷはー! まだ頭がクラクラするけど、効くね!」
斜メ前田慶次「俺もまだ身体が本調子じゃねえけど、やっぱり朝から飲む酒はいいもんだな」
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・それにしても、
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  ヽ (__|____  / /
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    l━━(零)━━━━┥

ドラえもん・零式「まさか箪笥の引き出しに爆薬を仕掛けていたとはね。驚いたよ」

 そう言って、ぺろりと舌を出すドラえもん・零式であった。

斜メ前田慶次「全く、お前って奴は・・・」

 呆れ顔でドラえもん・零式を見つめ、 

斜メ前田慶次「言っとくが、マジでアブノーマル的なもんなんざ、隠してねえからな」

 杯に口をつけ、グイと一気に飲み干す。

ドラえもん・零式「まあ、そういうことにしておこう」
斜メ前田慶次「そういうことにしておこう、じゃなくてだな・・・」
ドラえもん・零式「ところで、今日はこれからどうするんだい?」
斜メ前田慶次「ブラッと初詣にでも行ってくらあ」
ドラえもん・零式「ほう、君にしては殊勝な心がけじゃないか。行ってらっしゃい」
斜メ前田慶次「君にしては、じゃねえよ。というかお前が言うな」
ドラえもん・零式「僕は、平成24年の大晦日に放送されたガキ使でも見るとしよう」
斜メ前田慶次「何だ、一緒に来ねえのか?」
ドラえもん・零式「外は寒いから遠慮しておくよ」

 ドラえもん・零式が四次元ポケットから22世紀製のモニターを取り出すのを尻目に、慶次は席を立った。

斜メ前田慶次「やっぱり、3日ともなると、参拝客も減るな」

 春日山の神社で参拝を済ませ、買った甘酒をちびちびと飲みながら焚き火に当たっていると、絵馬を持ったプレイヤーキャラクターが目に入った。おそらくこれから願い事を書き込むのであろう。

斜メ前田慶次「お、絵馬か・・・」

 慶次は絵馬に書かれた他人の願い事を覗き見るのが好きで、飽きもせずに毎年しているのだが、どうやらそれは今年も例外ではなかったようだ。大量に飾られている絵馬のうちの一つを手にし、眺める。

斜メ前田慶次「・・・お、こりゃあ幸村殿の絵馬か!?」


『今年こそ、童貞を捨てられますように』


 名前こそ書かれていないが、内容・筆跡から見て、家臣の具田幸村によって書かれたものに違いない。常識的に考えて、絵馬に願い事として記入する内容ではない。よほど必死なのであろう。心打たれた慶次は、

斜メ前田慶次「こういうのは、名前を書いたほうが効き目があるんだ」

 おもむろに懐から筆ペンを取り出し、スラスラと追記を始めた。ちなみにこの筆ペンはドラえもん・零式からもらった22世紀製のもので、誰が書いても上手く字が書けるというスグレモノである。


『今年こそ、童貞を捨てられますように  具田幸村』


斜メ前田慶次「これでよし、と。もっと効き目が出るように、目立つところに飾り直してやろう」

 慶次にとっては、親切でしたことだったのだが、幸村にとってはたまったものではない。後日、町人たちからの生暖かい視線を、理由もわからず、困惑しながら受けることになる。

 その後も手当たり次第に絵馬を物色していると、家臣団のものがチラホラと見受けられる。


『オフーナが自分に心を開きますように  石兵衛』
『ギャルのパンティおくれ  拾丸』
『彼氏ができますように  オフーナ』
『奥さんがもっと優しくなりますように。マジできつい  曲江兼続』


斜メ前田慶次「俺も一つ、絵馬を買って願い事を書くかな・・・」

 もちろん内容は『前田慶次を討ち取れますように』なのだが、最後に何気なく手に取った絵馬の内容を見て、慶次は驚愕した。


『ドラえもん・零式を逮捕できますように  タイムパトロール蝶野』


斜メ前田慶次「・・・なっ!? 何だとー!!」

 慌てて周囲を見回すも、蝶野の姿は確認できない。

斜メ前田慶次「春日山に来ていたのか!? まずい、ドラが危ねえ!」

 ・・・その頃、一人の旅の僧が慶次宅を訪れていた。
Date: 2013.01.03
Category: 信on
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謹賀新年の巻

ドラえもん・零式「さあ、飲みたまえ」
斜メ前田慶次「おう」

 元日の朝。慶次はドラえもん・零式がこしらえたおせち料理を肴に、朝から酒を飲んでいた。

斜メ前田慶次「黒豆に伊達巻、カズノコ、ニシンの昆布巻、雑煮・・・どれもいい味を出しているな」
ドラえもん・零式「そうだろう、そうだろう。ほら、もう一杯」
斜メ前田慶次「・・・おっとっと。というか、お前がこんなに料理が上手だったとは知らなかったよ」
ドラえもん・零式「何しろ暇だからね。料理の腕だけは格段に上がったよ。ほら、ぐいっと」
斜メ前田慶次「おう・・・そういや、この酒も格別だな」
ドラえもん・零式「僕の舌に狂いはないだろう?」
斜メ前田慶次「旨い。確かに上等の酒だ。だが、何だか舌がピリピリ・・・」

 そこまで言いさして、慶次はようやく自分の身体の異変に気付いた。

斜メ前田慶次「て、てめえ・・・酒に何を混ぜやがった・・・」

 杯が手からこぼれ落ちた。もはや痺れは全身に及んでおり、座っているのもやっとの状態になっていたのであった。

ドラえもん・零式「死にはしない。ちょいと痺れててもらうよ」
斜メ前田慶次「ふざけ・・・新年・・・早々・・・!」

 どう、と仰向けに倒れる慶次。
      _____
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  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・ククク
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  ヽ (__|____  / /
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ドラえもん・零式「僕の勘が正しければ、慶次君はあの箪笥(タンス)に隠している・・・!」
斜メ前田慶次「うぐ・・・ぐ・・・!」
ドラえもん・零式「アブノーマルな何か・・・! 変態的な趣味の何かを・・・!」

 「そんなもん、あるか!!」と叫びたい慶次だったが、もはや言葉にならない。

ドラえもん・零式「・・・今こそ、開ける! この目で・・・見てやる!」

 小走りで箪笥の前に向かうドラえもん・零式。止めようとするも、その場で痺れた左腕を伸ばすのが精々であった。

斜メ前田慶次「よ・・・よせ・・・」
ドラえもん・零式「うおお! 開ける! 僕は開けるぞ!」

 ドラえもん・零式が箪笥の引き出しに手をかけた瞬間、信じられないことが起こった。何と、「カチリ」という音と共に箪笥の引き出しが爆発し、その衝撃で吹っ飛んだドラえもん・零式の身体が勢いよく壁に叩きつけられたのであった。

ドラえもん・零式「・・・とおばっ!!」

 爆発と同時に発したこの言葉が、ドラえもん・零式の元日最後の言葉になった。その後、日付が変わるまで起き上がることができなかったのだ。

斜メ前田慶次「だ、だからよせと言ったんだ・・・死にかねねえから・・・」
斜メ前田慶次「もっともドラ・・・お前の場合は顔半分が内部でふっ飛んで」
斜メ前田慶次「脳ミソが3分の1ぐらい顔の肉とシェイクされただけのようだったがな・・・」

 必死に起き上がろうとするも、全身が痺れきっており、ピクリとも動かない。

斜メ前田慶次「盗賊対策で・・・試しに仕掛けてみたが・・・爆薬の量が多すぎたか・・・」
斜メ前田慶次「いや・・・少ないのか!?・・・もう・・・何も・・・わから・・・」

 やがて意識が混濁し始めた。

斜メ前田慶次「み、皆さん・・・明けまして・・・おめでとうございます・・・」
斜メ前田慶次「こ・・・今年も・・・よろ・・・し・・・」

 もはや本人の意思による言葉なのか・・・それはわからない。うわごとのようにそれだけを呟くと、慶次もまた気を失ったのであった。新年早々、室内で気絶する毒男と猫型ロボット。全く絵にならない。まさに惨めそのものであった。

 UOをプレイしていた頃、罠で何度も爆死したことを思い出しながら、本日は筆を置くこととします。皆さま、明けましておめでとうございます。今年もこのブログをよろしくお願いいたします!

 今年こそは、前田慶次に一槍馳走してやるつもりです。そのためには慶次をもっと鍛え上げ、合戦にももっともっと顔を出さねば・・・! 数をこなぜば、必ずやチャンスはやってくるはずです。絶対に・・・! 今年は職場関係のことがもうちょっと暇になってほしいなあ。神様お願いします(;´Д`)
Date: 2013.01.01
Category: 信on
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プロフィール
信長の野望online真紅武田家で活動中 &相互リンク・無断リンク募集中です。

斜メ前田慶次

Author:斜メ前田慶次

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