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ちょいと休みますの巻



『FIFA anthem』

 寒さがひとしお身に沁みる今日この頃・・・・。慶次はドラえもん・零式を連れて、蹴鞠武田代表対蹴鞠上杉代表の国際親善試合を観戦するため、甲府某所の国立蹴鞠競技場を訪れていた。

斜メ前田慶次「・・・・・・」

 この試合に、もちろん慶次は代表選手として招集されていない。いやそればかりか・・・・。


2013102002.jpg

斜メ前田慶次「ぐっ・・・! ぜ、零貫・・・でおじゃるとっ・・・!!」

 昨年の暮れ、慶次は所属していた春日山蹴鞠倶楽部から屈辱の年俸零貫提示を受け、倶楽部から戦力外となっていた。Eリーグ二部(以下E2)に降格が決まった倶楽部が急遽若手主体のチーム作りに切り替えた影響もあるのだが、実際のところ倶楽部から見て慶次はいわゆる、

「働かないベテラン」

 であったのである。戦力にならない上、客を呼べるほどのスター性もない。グッズの売り上げもまた低迷しており、慶次のレプリカ・ユニフォームだけがいつも大量に売れ残っている有り様であった。さて、ここで昨年末の春日山ビッグスワンスタジアム、春日山蹴鞠倶楽部対揚北蹴鞠倶楽部の試合まで遡ってみることにしよう。

斜メ前田慶次「引き分け以上で残留確定でおじゃる。相手はぶっちぎりの最下位で降格する揚北。油断さえしなきゃあ、いけるでおじゃる」

 E1リーグ最終節。下位に低迷する春日山蹴鞠倶楽部は、ホームに来季のE2降格が既に決定している揚北蹴鞠倶楽部を迎えていた。名門である春日山蹴鞠倶楽部は最終節になっても、E1残留を決められないでいたのであった。盛者必衰とはまさにこのことである。その証拠に、

斜メ前田慶次「・・・貴公ら、やる気あるのでおじゃるかっ!!」

 前半9分のことであった。緊張でガチガチになってしまっていた春日山のDFとGKがお見合いをしてしまった隙を突き、揚北が先制ゴールを決めたのである。もはや春日山にかつての栄光はどこにも感じられなかった。数年前までは春日山は、リーグ戦でもカップ戦でも常勝無敗を誇っていたのだが・・・・。

斜メ前田慶次「やはり引いてきたでおじゃるか・・・」

 棚ボタで手に入れたこの得点を、揚北は自陣にほとんどの選手を引き籠らせることで守りに入った。せめて最終節くらい勝って終わりたい。連敗に連敗を重ね、無様にもE2降格が決定してしまったが、久々の勝利を今まで懸命に応援してくれたサポーターたちに捧げたい・・・・というのが揚北の選手全員の共通の意識だったのだが、春日山の選手たちにしてみればたまったものではない。負ければ自分たちも降格してしまうのである。

斜メ前田慶次「・・・今のが黄紙でおじゃるかっ!?」

 苛々が募り、ラフプレーを繰り返す慶次に主審は容赦なくイエローカードを突き付けた。前半28分のことであった。以後慶次は消極的なプレーに終始し、全く良いところがないままとうとう後半のロスタイムを迎えてしまった。スコアは相変わらず零対壱のままである。もう時間がない。

斜メ前田慶次「・・・上がれっ! 全員、上がるでおじゃるっ!!」

 春日山が得たコーナーキックのチャンスに、慶次はここぞとばかりに吠えた。どのみち負ければ降格してしまうのだから、自陣に戦力を残していても仕方がない。春日山は自陣のゴールをがら空きにして、全員で一点をもぎ取ることに決めたのであった。

斜メ前田慶次「・・・ふぉーう!!」

 コーナーキックに合わせ、春日山の某選手が放った渾身のヘディング・シュートは残念ながら揚北のGKに弾かれてしまった。揚北のゴール前はこぼれ鞠を必死に追う春日山と揚北の乱戦となり、そしてとうとう慶次にあの悲劇が訪れてしまったのであった。後々まで春日山サポーターたちの間で語られることになる「QMK事件」である。

斜メ前田慶次「・・・うおっ!? ちょっ! ちょっ!!」

 乱戦の最中、予想外に自分の足元に転がり込んできた鞠を、慶次は不安定な体勢のままシュートしてしまった。元々、プロの割りにシュートが下手な慶次である。増して体勢が悪ければ、この男には絶対にゴールを決めることはできない。

斜メ前田慶次「あーっ!・・・あっ・・・!!」

 鞠がクロスバーの遥か上を飛んで行ったところで、無情にも試合終了のホイッスルがスタジアムに鳴り響いた。試合終了後のインタビューにおいて慶次はこの件について「急に鞠が来たので」とコメントしたのだが、慶次に対し不満を持つ春日山サポーターは以後慶次を「QMK」と詰るようになった。

斜メ前田慶次「麻呂だって、好きで外したわけじゃないでおじゃる・・・」

 春日山蹴鞠倶楽部フロントは、この件を看過することはしなかった。むしろ慶次を切る絶好の機会だと考えたようであった。そして前述したとおり、零貫提示をすることでE2降格の責任を慶次に取らせる流れとなったのだが・・・・

斜メ前田慶次「・・・上等でおじゃる! こんな倶楽部、出て行ってやるでおじゃる! 麻呂を欲しがる倶楽部は、他にいくらでもあるでおじゃるからなっ!」

 しかし現実は甘くはなかった。E2の蹴鞠倶楽部やアマチュアの蹴鞠倶楽部からは声が掛かったこともあったのだが、プライドを捨てられなかった慶次は決して首を縦に振ろうとしなかった。京都プレミアリーグ(足利家主催)二部及びリーガ・スルガニョーラ(今川家主催)二部の倶楽部の入団テストを受けに行っては落ち、

 隣国の一部リーグの倶楽部の入団テストを受けに行っては落ち、E1リーグ合同トライアウトを受けに行った挙げ句、どこからもお呼びが掛からないなどということを繰り返しているうちに、とうとう蹴鞠浪人となってしまったのであった。そしてQMK事件から一年が経った今でも、慶次の所属チームは依然として決まっていないままなのである。

斜メ前田慶次「何で、こんな下手な奴らが代表なんだよ・・・」
ドラえもん・零式「そんなこと言うなよ。今は代表戦を楽しもう」
斜メ前田慶次「つまらん。帰る」
ドラえもん・零式「・・・えっ!? 君が観に行こうって言いだしたんじゃないか! ちょっ! 本当に返るのかい!?」

 蹴鞠の武田代表及び上杉代表は、いずれも蹴鞠後進国ということもあり、足利家や今川家の代表戦に比べればレベルは劣るのだが、それでも人気だけはある。特に上杉代表対武田代表戦は「川中島」とも呼ばれ、大いに盛り上がりを見せる。試合終了後にサポーターたちが必ず斬り合いに発展するほど盛り上がるのである。しかし慶次の心の中は冷ややかであった。

斜メ前田慶次「・・・俺ァもう寝るぞ」
ドラえもん・零式「えっ? こんなに早くかい!?」

 まだ酒の飲み足りないドラえもん・零式が止める間もなく、慶次は自室に引き籠ってしまったのであった。そしてその日の深夜・・・

2013102202.jpg

 かつて所属していた春日山蹴鞠倶楽部のユニフォームに身を固めた慶次が一人、庭に設置されたゴールポストを見据えていた。足元には鞠。ゴールまでの距離は短く、例え素人がシュートを放ってもそうそう外すことはないだろう。

斜メ前田慶次「・・・ふんっ!」

 慶次が渾身を込めて放ったシュートは無情にもクロスバーにぶつかり、放物線を描いた鞠が慶次の背後でバウンドすることとなった。この場に、他に選手はいない。当然この鞠が誰かに追われることはなかった。

斜メ前田慶次「・・・この距離でも・・・入らねえか・・・誰かが守っているわけでもねえのによ・・・」

 このとき、慶次の心の中では既に決まっていた。蹴鞠を引退することを。被っていた烏帽子を投げ捨て、大きなため息をついたところで、予想していなかった人物からの問いかけがあった。

ドラえもん・零式「・・・どうして鞠を追わないんだ?」
斜メ前田慶次「ドラか・・・」

 いつから見ていたのかはわからないが、ドラえもん・零式が腕組みをしながら縁側に立っていたのであった。

ドラえもん・零式「その鞠はまだ生きている。追いなよ。追ってゴールを決めるんだよ」
斜メ前田慶次「・・・ドラ、俺はもう」
ドラえもん・零式「まさか、蹴鞠を引退するって言うんじゃないだろうね。そんな馬鹿げたことを言い出すんじゃないだろうね」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「一回くらい、弾かれたからって何だ! 弾かれたなら、何度でも追えばいいじゃないか! まだ試合は終わっていないんだよ!」

 ・・・このとき、慶次は以前前田慶次に取り付き、無念にも敗北したことを思い出していた。

2014042004.jpg

斜メ前田慶次「お前に何がわかる・・・」
ドラえもん・零式「わかるよ。君が逃げ出そうとしていることくらい」
斜メ前田慶次「・・・・・・」
ドラえもん・零式「悔しければ、ゴールを決めてみろ。それもチンケな試合でじゃないぞ。代表戦でだ」
斜メ前田慶次「代表だと!? そんなこと無理に決まっているだろう。俺が今さら何で代表に戻れると言うんだ。この期に及んでチームすら決まっていないこの俺が」
ドラえもん・零式「出来ないと思うから出来ないんだ。うだうだ言わずにやるんだよ! 男だろ! キ〇タマ付いてんだろ!」

 もはや言葉はいらなかった。慶次は無言で鞠を追い、豪快なシュートをゴール中央に叩き込んだ。

斜メ前田慶次「お、俺は・・・!」
ドラえもん・零式「・・・・・・」
斜メ前田慶次「必ずやってやるぞ・・・! 蹴鞠も・・・! 前田慶次打倒も・・・!」
ドラえもん・零式「おおっ・・・! おおっ・・・!」
斜メ前田慶次「そのためには、お前の助けがいる。ドラよ、今後とも頼んだぞ」
ドラえもん・零式「任せとけって。僕がいれば千人力さ。あれ? 何か急に眠く・・・なって・・・」
斜メ前田慶次「・・・おい? ドラ?」
ドラえもん・零式「Zzzz・・・Zzzz・・・」

 急に深い眠りについたドラえもん・零式を助け起こすべく、縁側に近付いたところでどうしたわけか、慶次も急激な眠気に襲われることとなった。

斜メ前田慶次「・・・ぐっ・・・一体・・・何が・・・!? か、身体の自由が・・・利かねえ・・・くそっ・・・!」

 力なく、地面に倒れ込む慶次。その意識は今にも失われようとしていた。

斜メ前田慶次「くっ・・・くそっ・・・! せっかく前向きな気持ちになったってえのに・・・お、俺の人生ってのは・・・どうしていつも・・・こう・・・! ぐふっ」

 奇しくも、ちょうど慶次とドラえもん・零式が発奮したタイミングですが、ここらでいったん彼らには眠ってもらいます。というのも少しの間、信オンとブログを休もうかと思いまして。その理由としては、ここ数ヶ月、まともにログインできていないからです。

 ログインもせず、ブログの更新も滞っている今の状態では、このブログに毎日足を運んで下さっている方にも申し訳が立たないですし、何より信オンブロガーとしての役割を果たせていないと感じました。なのでちょいと休ませていただきます。あくまでちょっとの間、休むだけですので必ず再開はするつもりです。たまに近況報告もするつもりです。それでは皆様、また会う日まで・・・ ノシ
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Date: 2014.12.04
Category: 信on
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斜メ前田利家逝去の巻

斜メ前田慶次「平成の世で一時期、流れていたレノアのCMあったろ、CM」
ドラえもん・零式「ああ、あの犬の家族のCMかい」

2014112501.jpg

斜メ前田慶次「あの犬の夫婦、きっと夜になったらケモノに戻るんだろうな」
ドラえもん・零式「いきなり何を言い出すんだい。ここ、一応信オンのブログなんだろう? 少しは考えないと・・・」
斜メ前田慶次「旦那のほう、腰を振りまくってまた背中に汗ジミが出来ちまうんだろうな」
ドラえもん・零式「下らない話はここまでにして、さっさと食べてしまいたまえ。急がないと君の叔父さんが・・・」
斜メ前田慶次「わかった、わかった」

 慶次の義理の叔父・斜メ前田利家危篤の報が慶次のもとに届いたのは、昨晩遅くのことであった。面倒くさがる慶次に代わって旅支度を済ませ、朝餉の支度を終えた頃には既に夜が明けていた。そしていざ朝餉に手を付けたかと思えば、何の脈略もなくいきなりレノアのCMについて語り出す有り様である。ドラえもん・零式はほとほと困り果てた。

ドラえもん・零式「今まで憎み合ってきたみたいだけど、最期くらいは優しくしてあげなきゃ駄目だよ」
斜メ前田慶次「俺はあんな奴、憎んじゃいねえよ。あいつが勝手に俺を憎んでいるだけだ」
ドラえもん・零式「まさか、氷風呂に突き落としてやろうとか考えていないだろうね」
斜メ前田慶次「危篤の人間を氷風呂に突き落とすとか、どんだけ鬼畜だよ。やんねえから安心しろ」
ドラえもん・零式「どうだかなあ・・・」

 この時代に甲府から那古屋まで旅をすれば、常識的に考えて半月以上はかかるのだが、信長の野望オンライン・プレイヤーキャラクターである慶次は時速六十キロほどの速さで数時間の疾走が可能である。それも息を乱さずにだ。昼過ぎには早くも那古屋入りに成功していた。

斜メ前田慶次「・・・さて、ここからが面倒だがしょうがねえ」

 出奔し、今では敵陣営の武田家に仕えている慶次は尾張斜メ前田家にとっては裏切り者以外の何物でもなく、例え利家の義理の甥だからといってすんなりと屋敷に入ることはできない。むしろ押し包まれて捕らわれるか、斬られてしまう可能性が高い。そこで前回、利家の屋敷を訪れたときと同様、『魅了の睨み』を使って屋敷に潜入することにした。

斜メ前田慶次「魅了の睨みは大成功だが・・・使用人どもの乱交パーティーが始まっちまったな。許せ、叔父御」

 屋敷の中は目も当てられないほどの状況となってしまったが、今はそんなことを気にしている場合ではない。利家を見舞わなければならないからだ。慶次は足早に利家が伏している部屋へと向かった。

 ※ここから先、隆慶一郎著『一夢庵風流記』に流れが似ていますが、敢えて似せています。本物を読みたい方は、ぜひ『一夢庵風流記』をご一読下さい。文庫版も出ています。オススメです。

斜メ前田利家「・・・慶次か!?」

 利家の命運はすでに尽きかけていた。全身がガリガリに痩せこけており、声にも力がない。できることと言えばわずかに首を傾け、異常にギラついた目で慶次を見据えることだけであった。変わり果てた利家の姿を前に、慶次は思わず涙をこぼしそうになったが、悪態をつくことで気を紛らわすことに専念した。

斜メ前田慶次「この情けない姿は何だ。それでもいくさ人か」
斜メ前田利家「やかましい。そもそも裏切り者のお前なぞ呼んどらん。何をしに来た」
斜メ前田慶次「お主が危篤という報せが届いたから来たまでのことだ」
斜メ前田利家「誰がそんな余計なことを・・・迷惑極まりないな」
斜メ前田慶次「俺も好きで来たわけじゃない。義理を果たしたまでのことだ。迷惑なようだし帰るぞ」

 そう言って腰を浮かせかけたところで、利家が慌てて慶次を呼び止めた。

斜メ前田利家「待て! ワシに謝ることがあるだろう! 謝るまでは帰ることは許さん!」
斜メ前田慶次「俺がお主に謝ることなぞ全く無いな」
斜メ前田利家「お前に無くても、ワシにはあるんだ! いや、謝ったところで許せん。よくも今まで・・・!」
斜メ前田慶次「わかった、わかった。じゃあどうすりゃ許してくれるんだよ。恨まれたまま死なれて、枕元に立たれても困るからな」

 一呼吸置いてから、利家が口走った言葉に慶次は耳を疑った。

斜メ前田利家「し、信玄公を・・・」
斜メ前田慶次「あ?」
斜メ前田利家「信玄公を暗殺しろ。武田家家老のお前ならできるだろう。もしそれが出来たら、織田家に帰順できるよう取り計らってやる」
斜メ前田慶次「お主は、馬鹿か。出来るわけがないだろう。一体何を言い出すかと思えば、全く」
斜メ前田利家「信玄公さえ死ねば、武田家は衰退する。そうなれば我らの陣営が再び盛り返すことができるのだ。頼む、やってくれ」
斜メ前田慶次「やらないと、言っているだろう! 俺は暗殺はやらん! やらんのだ!」
斜メ前田利家「後生だ、頼む。やってくれ。このままでは死んでも死にきれん。お前という裏切り者を出し、肩身の狭い思いをしながら死ぬのは・・・」

 死に瀕しながらも、肩身だの世間体だのを口にする利家を見るに及び、慶次は哀れみを感じずにはいられなかった。

斜メ前田慶次「もし仮に、俺が信玄公にソロで取り付いたとしても・・・」
斜メ前田利家「おお」
斜メ前田慶次「1ターンで死ぬぞ。下手したら行動できずに死ぬ」
斜メ前田利家「何だ、たあん、てのは」
斜メ前田慶次「とにかく、無理なものは無理だ。そんなに汚名を晴らしたければ、お主が病気を治してやればいいだろう」
斜メ前田利家「そんなことができるわけがないだろう。ワシはもう長くはないのだ」
斜メ前田慶次「じゃあ、諦めろ。俺はもう帰るぞ。せいぜい、達者でな」
斜メ前田利家「待て、待ってくれ」

 必死の形相でしがみつく利家の口から、慶次の思いもよらない言葉が発せられたのはこの後間もなくのことであった。

斜メ前田利家「・・・荒子屋敷のことは悪かったな。あれはワシがどうしても欲しかったんだ。斜メ前田一族の土地なんだ」
斜メ前田慶次「いいさ、俺は所詮忍びあがりだ。土地に執着はない」
斜メ前田利家「それと、胸のしこりがもう一つある」
斜メ前田慶次「何だ」
斜メ前田利家「お前、おうめを抱いたか」

 おうめとは斜メ前田利家の妻であり、おまつのバッタモノであるのだが、この男どもとは異なり本物と良い関係を築いている。利家は慶次とおうめが不倫関係にあったのではないかと疑っているのだ。死にかけながらもこんなことを質問してくるあたり、慶次は絶句しかけたが即座に回答した。「抱いた」と。

斜メ前田うめ「抱かれてねえよ」

 実際に、おうめは慶次に抱かれたことはない。ここで何故か慶次が妙な見栄を張ったのである。障子の外で二人の会話を盗み聞きしていたおうめは思わず独り言を漏らしたが、利家が激高したためかき消された。

斜メ前田利家「この野郎!」

 半身を起こし、渾身の力を込めて慶次の頬にビンタを叩き込む利家であったが、もはや慶次にダメージを与えることは不可能であった。それほど利家の身体は弱り切っていたのである。頬を叩かれながら、慶次は悲しくなった。第一回目の記事で、自分を逆に氷風呂に叩き込もうとした精悍な利家は一体どこへ行ってしまったのか、と。慶次はよけることなく最後まで利家のビンタを両頬で受けきることに決めた。

斜メ前田利家「ハアッ・・・! ハアッ・・・!」

 往復ビンタを二往復しただけで、利家は息を切らせて布団の上に倒れ込んだ。

斜メ前田利家「・・・これで残らず終わったよ」
斜メ前田慶次「大丈夫か」
斜メ前田利家「聞くな! 全く気の利かない・・・だからお前はバッタモノなんだ」
斜メ前田慶次「お主も前田利家のバッタモノだろうが」
斜メ前田利家「それより・・・ほれ、飲め。尾張の銘酒だ」

 利家が震える手で満たした盃を、慶次は一気に飲み干した。

斜メ前田慶次「返杯だ」
斜メ前田利家「いや、ワシは・・・」
斜メ前田慶次「情けないことを申すな」
斜メ前田利家「そうか。それもそうだな」

 慶次によってたっぷりと満たされた杯を前に、利家は一瞬不安そうな顔をしたが、一気に飲み干した。

斜メ前田利家「うまい。やっぱりうまいよ、おい」
斜メ前田慶次「当たり前だろう」

 慶次は今度は自分で自分の杯を満たした。

斜メ前田うめ「・・・・・・」

 おうめが障子の外で声を押し隠すようにして泣いているのを、二人は知らない。そしてその日の深夜・・・

斜メ前田慶次「そうか」

 斜メ前田利家逝去の報せを、慶次は那古屋の旅籠で受け取った。これでもう、尾張に来ることはないだろう。裏切り者である以上、葬儀にも参加することはできないが・・・せめて利家の屋敷を目に焼き付けて帰ろうと、早朝に旅装で屋敷の門前に立ち寄ったところで、慶次は目を見張った。何と利家が庭に再ポップしていたのである。

斜メ前田利家「・・・ふゎ~あ。長いこと寝たきりだったから、身体がなまってしまったわい」
斜メ前田慶次「再ポップしてんじゃねーよ」

 再ポップした利家はまだ寝ぼけていたようで、慶次の存在には気が付いていなかった。そして慶次は何ごともなかったかのように、甲府へと旅立ったのであった。
Date: 2014.11.25
Category: 信on
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個人上覧武術大会に参加できませんでしたの巻

 ・・・先週一週間にわたり、上覧武術大会・個人の部が開催され激闘が繰り広げられたと耳にした。

 ちなみに、今回の上覧武術大会に慶次は参加していない。参加できなかったのである。上覧武術大会への参加登録期限がぎりぎりにまで迫ったあの日・・・・甲府南町奉行所において、武田家与力・的場兵四郎と妻・お初の離婚調停が今まさに決着を迎えんとしていた。

「的場兵四郎と初の離縁を認める」

 奉行所の判決に逆らうことはできない。お初はその日のうちに荷物をまとめて故郷の信州上田へ帰ることとなった。ただ的場家の隣人にとっては意外な結果だったようで、

「仲睦まじい夫婦だったのにねえ・・・」

 と、後に的場の縁者にこぼしたとかこぼさなかったとか。しかしそもそも、仲睦まじいならば離婚調停になど発展しないものである。夫婦のどちらかに原因があるからこそこのようなことになるわけだが、このたびの原因は間違いなく妻・お初の側にあった。というのもこのお初、異常な性癖があったのである。

「股間を蹴り上げた後の、苦悶に歪む殿方の顔を見ると興奮するのです」

 お初は調停のさなか、泣きながら奉行に向かってこう言い放った。そう、お初は男の股間を蹴り上げることがたまらなく好きなのである。そのことで今までの人生においても様々な波乱を巻き起こしてきた。実は結婚は初めてではなく、前夫・金田仁左衛門に対しても新婚生活中に幾度となく金的を繰り返し、離縁された過去も持っている。

 的場はよく耐えた。お初のそういった性癖をも包み込むと決意しお初を娶ったのである。しかし現実はそう甘くはなかった。男性諸氏ならよく理解できると思うが、金的はたまらなく痛い。額から脂汗が滲み出てくるほど痛いのである。お初から金的を喰らうたびに引きつった笑顔を見せていた的場であったが、半年ほどでとうとう疲れ果ててしまったのであった。

お初「短い間でしたが、お世話になりました。幸せでした」

 深々と頭を下げ、的場の屋敷を後にしたお初であったが、一町(約100メートル)ほど歩いたところで堪えきれなくなったのだろう。その両頬に涙が伝っていた。そしてもう二度と。もう二度と殿方の股間を蹴り上げたりしない・・・・嗚咽しながら自身の胸に誓ったところで、ある男の背中が曇った眼の中に飛び込んできた。

斜メ前田慶次「・・・・・・」

 男は背後のお初の存在に気が付いていないらしく、無防備にゆったりと歩を進めていた。

お初「このお方は確か・・・」

 面識こそないが、この男が無謀にも前田慶次を討ち取ることを目標に日々合戦場をうろついている斜メ前田慶次であることをお初は知っていた。そしてこの男がかなりの粗チンであることも。自分にとっては縁のない男であり、関わる必要性は全くない存在である。泣いていることを覚られると絡んでくる可能性があるため、お初は急いで涙を拭い男の脇を通り抜けることに決めた。

 表面上は平静を装い、男に一歩近づいたところでお初の心の中にとある疑問が生じた。それまでは絶対に絡まれないよう、関わり合いにならないよう無難に通り抜けるつもりでいたのだが、先ほど涙が込み上げてきたときと同様にふと生じ、どうにも抑えきれなくなったのである。では一体それは何かというと、

「・・・このまま何もせず放っておくことが、果たして斜メ前田さまのためになるのかしら?」

 ということである。確かに面識はない。面識はないが、目標に向かって一途に突っ走る男は決して嫌いではない。むしろ好感が持てる。できることなら悲願を遂げてもらいたいと思うのだが、残念ながら背後の自分の存在に対し全く無防備なようでは、いくさ人としては失格である。こんなことでは合戦場においてもあっさりと背後から敵に斬られて死ぬことだろう。

 本来ならば、この男は自分が一歩近付いたら、ぱっと振りかえり身構えるくらいでなければならない。しかしこの男はこの期に及んでもなお無防備に歩き続けているあり様だ。こんなことではいけない。こんなことではいつまで経っても前田慶次を討ち果たすことなどできないであろう。どうしても今ここで、男の意識を一変させる必要がある。

 繰り返すが、お初と慶次の間に面識はない。お初にとっては全く無関係の人間である。しかしこのとき既にお初の心は決していた。「そうよお初。蹴っていいのよ」と。いやむしろ、蹴らなければならない。それがこのお方のためだもの。決して私が蹴りたくて蹴るのではない・・・・お初は気配を消し、男のすぐ背後まで近付いたところで、全身全霊の力を込めて慶次の股間を蹴り上げた。

斜メ前田慶次「・・・だふぁうっ!!」

 背中を反り返しながら、男が情けない悲鳴を上げると同時にお初は駆け出した。蹴り上げた足の甲に、何か柔らかいものが潰れたような感触が残っていたが、今はそんな余韻に浸っている場合ではない。もし捕まったら斬られてしまう可能性があるからである。お初は駆けた。駆けに駆けた。実家のある、信州上田に向かって。


2014111301.png

斜メ前田慶次「お・・・おう・・・! ぐおおおおう・・・・・・・・・う~~ん・・・!」

 信州上田の実家に帰ったお初は後に両親に向かってこう供述したという。「誰でもよかった。今は反省している」と。そして両親の前で「二度と殿方の股間を蹴り上げることはしません」と誓ったとのことだが、父親のほうは正直怯えを隠せなかったという。その後お初は再び夫を迎えることはなく、

2014111302.png


 自叙伝『蹴りたい股間』を出版したところ、これが大ヒット。カリスマ的女流作家として戦国の世での生を終えたという。さて、突如股間を蹴り上げられた慶次はどうなったかというと、

斜メ前田慶次「・・・ぐううっ・・・! お・・・おの・・・れっ・・・!」

 遠ざかっていくお初の背中を必死に目で追う慶次であったが、下腹部の激痛を如何ともしがたく、数分後にどうにか立ち上がったところで転倒し後頭部を強打。白目を剥いてその場に気絶する羽目になったという。しかしそれにしても、街を歩いていて突如股間を蹴り上げられるというのは、一体どんな気分なのだろう。私には想像もつかない。ああっ! 一体っ! どんな気分なんだっ!!

斜メ前田慶次「・・・・・・」

 辺りが暗くなるまで気を失い続け、その後どうにか妙院郷まで辿り着いた慶次であったが、残念ながら上覧武術大会の参加登録受付はすでに終わっており、失意のうちに帰宅することとなった。落胆の色を隠せず、とぼとぼと家路に向かって歩き続ける彼を前に、私としてはどうしても訊ねずにはいられない。

ブログ主「慶次よ・・・斜メ前田慶次よ・・・」
斜メ前田慶次「何だよ。放っておいてくれよ」
ブログ主「今、どんな気分だ? なあ、一体どんな気分なんだ!?」
斜メ前田慶次「やっぱり、お前の仕業か! お前、マジふざけんな! おまっ!」
ブログ主「頼む、教えてくれ。このままでは気になって夜も眠れん。頼む、蹴り上げられたとき、どんな気分だったんだ!? なあ、一体どんな・・・」
斜メ前田慶次「・・・こういうのは、ドラの役目だろ! 俺はする側! いいか、もう二度とやんじゃねえぞ! おい、聞いてんのか!」

 ・・・上覧武術大会、次こそは参加したいと思います。それでは今日はこのへんで。 ノシ
Date: 2014.11.13
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戦国の世のラーメン道の巻 其の弐 後編

 何故か山岡某が明日、自身の作るラーメンよりうまいラーメンを食べさせてくれる展開となり、慶次は不機嫌さを隠しきれないまま帰宅することとなったのであった。

      _____
    / -、 -、   \
   /   |  ・|・  | 、    \
  / / `-●-′ \    ヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |/ ── |  ──   ヽ   |  < ・・・山岡って、あの山岡のことかい?
  |. ── |  ──    |   |    \________________
  | ── |  ──     |   l
  ヽ (__|____  / /
   \           / /
    l━━(零)━━━━┥

斜メ前田慶次「そうだ。あの野郎、生きてやがった」
ドラえもん・零式「ある意味、懐かしいね。そういえば去年の夏のことだったね」
斜メ前田慶次「そうだったな。全く忌々しい野郎だ」

 慶次とドラえもん・零式の伊豆旅行については、昨年の8月26日を最後に更新がされておりませんが、あの後は追手を撒いた山岡某が観光名所・浄蓮の滝にある蕎麦屋にて、「こんなものは本物のワサビじゃない」と店主に因縁をつけていたところ、たまたま慶次と遭遇。

 激しい口論の末にもみ合いとなり、やがて斬り合いへと発展した後に、「かなわぬ」と見た山岡某が滝の裏側へ身を投じ行方をくらますという展開を考えておりました。もはやあの続きをじっくり書く気はないですが、この後は「昨年、そういったことがあった」ということで話を進めさせて頂きます。

斜メ前田慶次「・・・それに、見ろよこれ」
ドラえもん・零式「何だい、これ。なになに、明日までに準備しておく物一覧・・・?」
斜メ前田慶次「あの野郎、去り際にこの紙を俺に渡してきやがった。他力本願にも程があるってもんだ」

 確かにその紙には、明日までに準備しておくべき調理器具、ラーメンの具材、招くべき人々の名前等が記されており、そして何故か慶次が全てを手配することが前提となっていたのであった。

ドラえもん・零式「料理評論家(若干名)、ラーメン通(若干名)、きれいどころ(若干名)・・・何だい、こりゃ」
斜メ前田慶次「一番最後の注意書きのとこも見てみろ」
ドラえもん・零式「栗田は必ず呼ぶこと・・・栗田って、誰?」
斜メ前田慶次「俺が知るか。どこの鯖かも書いちゃいねえ。どうやって呼べってんだよ、全く」
ドラえもん・零式「・・・で、どうするんだい? 山岡のために動いてあげるのかい?」
斜メ前田慶次「するわきゃねえだろ、シカトだ、シカト。ああ、それにしても気分が悪い。ドラ、酒持ってこい。酒」

 そして翌日・・・その場に現れたのは海原と手ぶらの山岡だけという、山岡にとってはあってはならない、悪夢のような展開となっていたのであった。

山岡某「ぐうっ・・・!!」
海原某「これは一体どういうことだっ! 何も準備ができていないではないかっ!!」
山岡某「・・・・・」

 屈辱に肩を震わせる山岡に、海原がさらに追い打ちをかけた。

海原某「わしが座る席はどこだっ! ラーメンはっ!? 観衆はっ!? 何故、何もないのだっ! ふざけるなっ!!」
山岡某「お、俺はちゃんと手配するよう指示は出したんだ・・・俺のせいじゃない・・・!」
海原某「どうするんだっ! どうするんだこの展開っ!! 貴様、一体このワシを誰だと思っているんだっ!!」
山岡某「・・・・・・」
海原某「だいたい貴様は、昔から無計画なところがあったっ! だから今も浪人なぞしとるんだっ! この馬鹿者がっ!!」

 海原からのプレッシャーと、たまたま周囲にいた者たちの白い視線に耐えられなくなった山岡が取った行動とは・・・

海原某「・・・ぶえっ!!」

 ビンタであった。バシンッ、と乾いた音が辺りに響いた。

海原某「なっ!! 何をするかァーッ! 貴様っ!! よくも親に向かってそんな・・・」
山岡某「・・・まーん!!」
海原某「何がまーんだっ! こら、放せっ!! 放さぬかァーッ!! この親不孝者がっ!!」

 こうして山岡と海原が壮絶な掴み合いを開始した頃・・・慶次は自宅の台所にて再びネズミラーメンの研究に没頭し、熱田合戦への参加は結局最終日だけとなってしまったという。

 さて・・・熱田合戦ですが、リアル都合もあって参加できたのは最終日だけでした。前田慶次を探してウロウロしてみたのですが、残念ながらその姿を確認することはできませんでした。ああ、いっそ全陣の武将が前田慶次になってしまえば良いのに・・・。それでは今日の日記はこの辺で。
Date: 2014.10.31
Category: 信on
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戦国の世のラーメン道の巻 其の弐 前編

斜メ前田慶次「・・・できた! ついにできたぞ!」

 自宅の台所にて、慶次が嬉々として叫んだのは、この日の未の刻(午後2時頃)のことであった。

ドラえもん・零式「一体、何ができあがったんだい?」/
斜メ前田慶次「聞いて驚くな。門前の新鮮なアレをダシに使った、究極のラーメンだ」

2014102901.jpg

ドラえもん・零式「やれやれ、またネズミラーメンかい? すっかりネズミに取り憑かれてしまったようだね」
斜メ前田慶次「越後の越冬ネズミとは出る味が微妙に違うんだよ。思いどおりの味にならなくて苦しんだが、今日ようやく完成したってわけだ」
ドラえもん・零式「そんなに大量にスープを作ってどうするんだい? 僕と君だけじゃ、とても食べきれないよ」
斜メ前田慶次「心配するな、何も二人で食べきろうというわけじゃない。残ったスープについては明日、街中でラーメンを作って甲府の人々に振る舞う」
ドラえもん・零式「ダシにネズミを使っているってことは、伏せたほうが良いと思うけどね」

 そして翌日。甲府の出陣前武将あたりのスペースで手製のネズミラーメンを振る舞い始めた慶次の周りは、たちまち人だかりとなった。

2014102902.jpg

 ・・・どこが人だかりだ、とお思いになられた方。そうです。これが目の錯覚です。

 おそらく甲府の人々にとってはラーメンなど初めて見る代物であり、物珍しさに口にしてみたところ皆予想以上に美味く感じていたようで、「傾奇者を廃業してラーメン屋に専念して欲しい」「前田慶次を倒すなど大それたことはやめて、ラーメン一本でやっていって欲しい」などの意見が寄せられた。

斜メ前田慶次「ふ、これぞラーメン師としての醍醐味よ・・・」

 スープを全て使いきり、満足げに煙管を吹かす慶次。ここでもしあの男さえこの場にいなければ、慶次は気持ちよく自宅へ戻れていたであろう。

2014102903.jpg

海原某「このラーメンを作ったのは誰だあっ!!」

 何と、海原と名乗る謎の浪人が慶次に喰ってかかってきたのである。自身のラーメンに絶対の自信を持つ慶次は、必然的に海原と衝突することとなった。

斜メ前田慶次「何だ、テメエは! 俺のラーメンに何か文句があるってえのか!!」
海原某「店主っ! こんなものはラーメンではないっ! ただの生ゴミだっ!!」
斜メ前田慶次「抜かしゃあがったな、この野郎! 何が悪いのか言ってみろコラ! あ? こんチクショウが!!」
海原某「まず、麺が硬いっ!!」
斜メ前田慶次「んなもん、個人の好みの問題だろうが。もちろん、柔らかめにして欲しけりゃあ対応するぜ? 茹でる前に言ってくれりゃあな」
海原某「ぐっ・・・! そ、それと味が薄いっ!!」
斜メ前田慶次「だから、それも個人の好みの問題だろうが。カラメにして欲しけりゃあ、初めから言えよ。そこの貼り紙にも書いてあるだろうが」
海原某「・・・何いっ!? だ、だいたい、値段が高いっ! 高すぎるっ!!」
斜メ前田慶次「金なんざ取ってねえよ。捏造すんな、捏造を」
海原某「・・・とっ、とにかく! こんなものを食べるくらいだったら、茶店で売っているほうとうを食べたほうがよっぽどマシだわっ! わっはははは! わっはははは!!」
斜メ前田慶次「何がしてえんだよ、オッサン。というか本物の海原雄山とはえらい違いだな。もちろん悪い意味で」
海原某「・・・何をっ! だいたい、ワシはラーメンなどという下劣な物など見たくもないわっ! 甲府で妙なマネをするのはやめてもらおうかっ!!」

 慶次が海原某にビンタを見舞おうと一歩近付いたところで、さらに謎の浪人が口を挟んできたことで余計にややこしい事態となった。

2013082601.jpg

山岡某「・・・かわいそうに、本物のラーメンを食べたことがないんだな」
海原某「き、貴様は!? いつからそこにいた!」
斜メ前田慶次「・・・おい、ちょっと待てお前。去年の夏に伊豆で蕎麦を食い逃げしただろう。その顔、覚えてるぞ。そこを動くな」
山岡某「明日、同じ時間にここに来てもらおうか。こんなまずいラーメンよりも、もっとうまいラーメンを食わせてやる!!」
斜メ前田慶次「お前らいい加減にしろよ」

続く
Date: 2014.10.29
Category: 信on
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