スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Date: --.--.--
Category: スポンサー広告

隠れ里よ永遠に、の巻

 7月9日の巳の刻(午前9時頃)。具足を身に纏った隠れ里名主の前に、隠れ里の主だった面々が腰を下ろし、最後の軍議が始まるのを今か今かと待っていた。いずれもその表情が緊張と興奮で朱に染まっている。

2013070901.jpg

隠れ里名主「物見の報告によれば、コーエーが隠れ里へ差し向けた軍勢は約一万五千とのこと」
里普請の亀鉄「・・・い、一万五千だと!?」
隠れ里名主「さすがはコーエー。寄せるに寄せたりといったところか。それに引き替え・・・」

 固唾を飲んで、隠れ里名主の次の言葉を待つ一同。

隠れ里名主「我らは盗人や波多野勢、四神を合わせてもその数はせいぜい五百。万が一にも勝てる見込みはない」 
不審な新参者「おのれ! コーエーめ・・・!」
隠れ里名主「命が惜しい者は、この場を去るがよい。まだ間に合う。命を無駄に捨てる必要は・・・」

 このとき、隠れ里名主の言葉を遮る一人の男がいた。

波多野秀治「・・・何を今さら! 我ら、とうに覚悟はできておる!」

 それに同調する形で、おなじみの面々から次々と声が上がった。

妖魔秀治「ソノトオリジャ」
変わり翁「わしのようなジジイは、もはや行く先などない。この里とともに死のう」
熊公「グルルルルル!(命がある限り、この爪で奴らを引き裂いてやるぜ!)」

 集まった全員が、覚悟を決めた者たちであることを確認した隠れ里名主は、一同を手で制すると、静かに語り始めた。

隠れ里名主「皆の覚悟、まことに嬉しく思う。思えば短いようで長い月日であった」
辰狐「色々あったよね~。本当に、色々あった」
隠れ里名主「この隠れ里が、今までどうにかこうにかやってこれたのは、皆のおかげだ。感謝してもしきれない」
吉田兼見「何を水臭いことを申されるのじゃ。この里は、あなたのおかげでもっていたようなものではないか」
隠れ里名主「私は、コーエーからの立ち退き要求を、どうしても受け入れることはできなかった」
狩野永徳「貴公は間違ってはおらぬ。新章が始まるから出て行けなど、勝手極まりないことじゃ」
隠れ里名主「もののふ道場だかなんだか知らんが、隠れ里には隠れ里の意地がある」
屯所兵隊長「その通り!」
隠れ里名主「我らの意地・・・」

 太刀を抜き放ち、切っ先を天にかざしながら、隠れ里名主が叫んだ。

隠れ里名主「コーエーに見せつけてくれようぞ!」

 一同が「応!」と力強く返したところで、アゴを手で押さえた慶次が何の前触れもなく屋敷に入ってきたことで、ざわめきが起こった。

斜メ前田慶次「アゴが痛え・・・」
隠れ里名主「お主は斜メ前田どの!? 何ゆえ、ここへ・・・」
斜メ前田慶次「いや、その意地、俺も一枚噛みたくなってな」

 アゴをさすりながら、慶次が腰を下ろした。どういうわけかアゴを痛めているようだが、全身が合戦用の装備で固められている。治身仙や毒薬、八方手裏剣なども袋の中にぎっちりと詰め込まれているようであった。

隠れ里名主「貴公の所属する上杉家は、今川家の援軍として、雑賀衆と合戦を行っていると聞きましたが」
斜メ前田慶次「今日ばかりは、別だ。俺はこっちの合戦に参加する」
隠れ里名主「お気持ちはありがたいが、プレイヤーを巻き込むわけには・・・」
斜メ前田慶次「俺にとっても、ここは故郷なんだ。戦わないわけにはいかねえよ」
隠れ里名主「斜メ前田どの・・・」
斜メ前田慶次「敵はコーエーか。相手にとって不足はねえ! 出でよ! 我が斜メ前田家臣団!」

2013070902.jpg

『このゾーンでは家臣を呼び出すことはできません。』

斜メ前田慶次「・・・ちょっ!」
隠れ里名主「隠れ里では、家臣を呼ぶことはできませんぞ」
斜メ前田慶次「わかってらあ! 今のは場を和ますためのボケだ」
隠れ里名主「それより、早く春日山へ戻られたほうがよい。間もなくここにはコーエーの大軍がなだれこんで来ます」
斜メ前田慶次「その大軍を蹴散らすためにやって来たんだよ」
隠れ里名主「敵の数は我々を大きく上回ります。蹴散らすことなど不可能です」
斜メ前田慶次「やってみなけりゃあ、わからんだろうが! 今から徒党作るぞ。盾・詠唱・回復・アタ募集だ。さあ、誰かいないか!」

 もはや説得は不可能と判断した隠れ里名主は、名主補佐に目配せをすると、慶次に背後から問いかけた。

隠れ里名主「・・・斜メ前田どの」
斜メ前田慶次「何だよ。徒党に入りたいのか?」
隠れ里名主「隠れ里を出てからもうすぐ一年になりますが、念願の前田慶次を討ち取ることはできたのですかな?」
斜メ前田慶次「賤ヶ岳のは倒したが、合戦場のはまだだな。ほら、誰かいないか!」
隠れ里名主「そうでしたか。ではなおさら」
斜メ前田慶次「盾・詠唱・回復・アタだ! さあ! さあ!」
隠れ里名主「なおさら、こんなところで死んではいけない」
斜メ前田慶次「!?」

 妙な気配を感じ、慶次が振り向こうとしたのと、隠れ里名主の放ったみね打ちが決まったのはほぼ同時のことであった。

斜メ前田慶次「・・・ぐふっ!」

 ぐったりと床に倒れ伏した慶次を抱き起しながら、隠れ里名主は名主補佐に命じた。

隠れ里名主「この御仁を春日山へお送りしろ」
名主補佐「はっ」
隠れ里名主「相和法師には、もうこちらへプレイヤーを送らないよう、念力で伝えよ」
名主補佐「はっ」

 名主補佐が、気絶した慶次を廬山昇龍覇で春日山へ飛ばした。さらにアゴを痛めることになった慶次の身体がはるか上空へ消え去るのと、コーエー軍の鬨の声が上がったのは、ほぼ同時のことであった。すでに隠れ里の面々はそれぞれの持ち場へ向かっており、屋敷の中に残っているのは隠れ里名主と名主補佐のみとなっていた。

隠れ里名主「・・・名主補佐」
名主補佐「はっ」
隠れ里名主「弓を持てい」
名主補佐「はっ」

 急ぎ南門へ向かった隠れ里名主と名主補佐が到着したときには、すでに南門は修羅場となっていた。門を破って侵入した多数のコーエー軍が、波多野秀治、妖魔秀治、熊公、屯所兵隊長、不審な新参者を十重二重に取り囲み、追い詰めていた。矢が尽きるまで弓を放ち、刀身が折れるまで敵を斬り続けた隠れ里名主だったが、所詮多勢に無勢であった。やがて名主補佐ともはぐれ、全身に多数の傷を負った隠れ里名主は、屋敷に戻ると油を撒き、燭台を倒して屋敷を炎上させた。

2013070901.jpg

隠れ里名主「コーエーよ・・・」

 隠れ里名主は脇差を腹にあてがいながら、呟いた。

隠れ里名主「古き良きものをばっさりと切り捨てるようでは、この先の繁栄はないと思え」

 裂帛とともに、隠れ里名主が腹を一文字に切り裂いた。その頃隠れ里はコーエー軍によってほぼ制圧され、隠れ里側の戦死者が約250名、コーエー軍の戦死者が約500名を数える激闘に、ようやく終止符が打たれたという。一方、春日山へ強制送還された慶次は・・・痛むアゴを手でさすりながら、悔しさで全身を震わせつつ、宛てもなくよたよたと歩いていた。


2013070903.jpg

 ・・・隠れ里、なくなってしまうんですね。私にとってはここは故郷であり、寂しい思いでいっぱいです。隠れ里名主を始めとした隠れ里の面々も、もののふ道場にて何らかの形で再登場させてあげて欲しいところですが、こればっかりは始まってみないと何とも言えないですね。今はもう存在しない隠れ里に思いを馳せつつ、今日の日記はこの辺で。
スポンサーサイト
Date: 2013.07.09
Category: 信on隠れ里クエ編
Comments (4)Trackbacks (0)

さらば隠れ里!・完の巻

   /""""""""彡
  / 〈~~~~~^
 |  /        |
 | / ´\  ハ /` |
 |./| ̄ ̄|冖| ̄ ̄|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (6|~`― ´ |`―‐′ |
 || |    ,,,,, 」,,,,<  テメエ!! 何笑ってんだこのヤローーーー!!
 |||  【 一 ー 】 /    |
 || \   丁  /    \___________________
彡|   \__/ |

タイムパトロール蝶野「お前立てオラァ!!」
ドラえもん・零式「・・・だ、だって! そんな! お許しを!!」
タイムパトロール蝶野「そこに立てオラァ!! いくぞオラァ」
ドラえもん・零式「・・・も、もしかしてビンタですか!?」
タイムパトロール蝶野「歯ぁ喰いしばれ、このタコ」

斜メ前田慶次「(ようやく落ち着いてきたようだ・・・しかしドラの野郎め・・・!!)」
隠れ里名主「・・・本当に大丈夫なんですか?」
斜メ前田慶次「・・・おう、アンタも達者でな」
隠れ里名主「頑張って下さいね。実は、この里を卒業してその後、行方不明になった人はたくさんいます」
隠れ里名主「どうかあなたがそうならないことを、祈っていますよ」

ドラえもん・零式「・・・せ、せめて!」
タイムパトロール蝶野「あ?」
ドラえもん・零式「せめて僕のペースでやらせて下さい!」
タイムパトロール蝶野「うるせー、いくぞオラァ」

ドラえもん・零式「待っ・・・」

 ・・・タイムパトロール蝶野は容赦なく、激しいビンタをドラえもん・零式の左頬に叩きこんだ。

ドラえもん・零式「ブェッ!!」






斜メ前田慶次「ブェッ!!」
隠れ里名主「なっ!?」

 ・・・慶次の顔が突如歪み、そのまま姿勢を崩し、無様な体勢で地面に倒れこんだ。

隠れ里名主「なっ、何だァーッ! 一体何がっ!!」
隠れ里名主「だ、誰か医者を!! 斜メ前田殿、しっかりなされよっ!」

 ・・・こうして慶次の旅立ちは一日遅れることになったのであった。もしドラえもん・零式が無事に22世紀に帰っていれば・・・いや、もしあの能力を解除することを忘れてさえいなければ・・・このような悲劇は起こらなかったのかもしれない。

<<隠れ里編・完>>
Date: 2012.07.24
Category: 信on隠れ里クエ編
Comments (0)Trackbacks (0)

続・さらば隠れ里!の巻

 ・・・ドラえもん・零式が飲酒運転で検挙されたわずか数分後、ドラえもん・零式とタイムパトロール蝶野の姿を、今はもう空き家となった慶次の部屋の中に見出すことができる。

   /""""""""彡
  / 〈~~~~~^
 |  /        |
 | / ´\  ハ /` |
 |./| ̄ ̄|冖| ̄ ̄|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (6|~`― ´ |`―‐′ |
 || |    ,,,,, 」,,,,<  ここならゆっくり話ができそうだな、このタコ
 |||  【 一 ー 】 /    |
 || \   丁  /    \___________________
彡|   \__/ |


ドラえもん・零式「(くっ、僕としたことが・・・僕としたことが・・・しまったことを・・・!)」

 ・・・二度と訪れることのないはずの戦国の世に、ドラえもん・零式は再び引き戻されていた。

タイムパトロール蝶野「お前、これが初めてじゃねーな? 正直に言えよ」
ドラえもん・零式「い、いえいえとんでもございません・・・今日だけ・・・出来心で・・・」
タイムパトロール蝶野「シラを切る気か? じゃあちょっとこれを見てみろ」

 ・・・タイムパトロール蝶野は四次元ポケットからノートパソコンを取り出し、宙に投げた。すると・・・何とそのノートパソコン、宙に浮かびながら自動的に起動し、二人にとって画面が見やすい高さの空間に固定されたのだった。

 ・・・ドラえもん・零式にとっても見慣れた光景であったし、別段驚く様子はない。しかし平成の世のノートパソコンに比べると、その技術の差はまさに雲泥の差であった。

タイムパトロール蝶野「これは4日前の映像だ。お前が映ってるだろ、このタコ」
タイムパトロール蝶野「テメエのタイムマシンに小型カメラを仕込んでおいたんだよ」

 ・・・この時すでに、ドラえもん・零式の全身が、汗にまみれ尽くしていた。

タイムパトロール蝶野「ちなみにこの右下の数値は、お前の呼気に含まれるアルコールの量だ」
タイムパトロール蝶野「完全にアウトの数値だな」
ドラえもん・零式「ああ・・・ああ・・・」
タイムパトロール蝶野「トボけてんじゃねーぞこのヤローーーー!!」
ドラえもん・零式「ギニャーーーー!!」

 ・・・その同時刻、隠れ里名主の屋敷では、

隠れ里名主「ほうほう、前田慶次殿を討ち取ることが目標とは、壮大な・・・」
斜メ前田慶次「ああ、いずれ必ず・・・ウグエッ!」
隠れ里名主「・・・どうかされましたか!?」
斜メ前田慶次「(くっ・・・苦しい・・・まるで誰かに首を絞められているようなっ・・・)」

 ・・・その時まさにドラえもん・零式がタイムパトロール蝶野の両手により、首を締め上げられていたのであった。ドラエもん・零式の身体は宙吊りとなり、両足をバタバタとさせている。

タイムパトロール蝶野「テメエの免許取り消しは確実だな」

 ・・・そう言うと、タイムパトロール蝶野はドラえもん・零式の身体を床に放り投げた。

ドラえもん・零式「がはっ!」
斜メ前田慶次「ぐはっ!」
隠れ里名主「・・・ご気分が優れないのですかな?」
斜メ前田慶次「(お、おかしい・・・俺の身体に一体何が・・・!?)」

ドラえもん・零式「(くっ・・・まずい、何とかして逃れなければ・・・」
ドラえもん・零式「(ここはあのボタンを使って・・・!)」
ドラえもん・零式「喰らえ、蝶野! タイキックだ!」

ポチッ

デデーン
「斜メ前田、タイキック」






隠れ里名主「・・・しばらく休んでから旅立たれたほうが・・・」
隠れ里名主「・・・ところで、そこの外国人の方はお知り合いですかな?」
斜メ前田慶次「ゼエ・・・ゼエ・・・え!?」

 ・・・振り返るとそこには、例のタイ人キックボクサーが立っていたのであった。

斜メ前田慶次「なっ! ちょっ!」
斜メ前田慶次「おまっ! 待っ!」

 ・・・タイ人のキックボクサーは容赦なく、激しい蹴りを慶次の臀部に叩きこんだ。

斜メ前田慶次「だっふぁぁっ!」
隠れ里名主「・・・こ、これは一体!?」
斜メ前田慶次「(ぐっ・・・ド、ドラの野郎・・・何やってやがる・・・!?)」

タイムパトロール蝶野「何も起こらねーじゃねーか」
ドラえもん・零式「(しまった・・・設定が慶次君固定になっていた・・・!)」
タイムパトロール蝶野「何だかわからんが、そのボタンは没収だ」
タイムパトロール蝶野「さて・・・ノーパソ出したついでに報告書を書くかな」

タイムパトロール蝶野「テメエの処置はそのあとだ。そこでうなだれてろ」
ドラえもん・零式「(うぐ・・・ぐ・・・!)」

 ・・・「カタカタカタ」っと、タイムパトロール蝶野のキーボードを叩く音が部屋の中に響き渡った。

タイムパトロール蝶野「えー・・・いかにも酒に酔っている『ふいんき』で・・・あれ?」
タイムパトロール蝶野「『ふいんき』で・・・ん? 『ふいんき』で・・・おかしいな」
ドラえもん・零式「・・・・・」

タイムパトロール蝶野「おい」
ドラえもん・零式「・・・・・」
タイムパトロール蝶野「おい」
ドラえもん・零式「・・・はい」
タイムパトロール蝶野「何故か変換できねえ」
ドラえもん・零式「・・・ブフォッ」

 ・・・吹き出すドラエもん・零式を見やった蝶野の顔に殺気が走った。

タイムパトロール蝶野「テメエ!! 何笑ってんだこのヤローーーー!!」

続く
Date: 2012.07.23
Category: 信on隠れ里クエ編
Comments (0)Trackbacks (0)

さらば隠れ里!の巻

 ・・・この日。慶次とドラえもん・零式の二人は隠れ里の慶次の部屋で別れの杯を酌み交わしていた。

      _____
    / -、 -、   \
   /   |  ・|・  | 、    \
  / / `-●-′ \    ヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |/ ── |  ──   ヽ   |  < いよいよ、旅立つんだね。金沢へ。
  |. ── |  ──    |   |    \__________________
  | ── |  ──     |   l
  ヽ (__|____  / /
   \           / /
    l━━(零)━━━━┥

ドラえもん・零式「これで僕の肩の荷も下りたってもんだよ」
ドラえもん・零式「ようやく22世紀の君の子孫に良い報告ができる」
斜メ前田慶次「本当にもう、戦国の世には来ないのか?」
斜メ前田慶次「んなこたあ言わずに、たまにゃあ遊びに来いよ。金沢の酒でも飲ろうや」

ドラえもん・零式「そういわけにはいかないんだ。僕もこれで忙しくてね」
斜メ前田慶次「そうか・・・まあ達者でな。俺の子孫によろしくな」
斜メ前田慶次「それにしてもこの酒、うめえな。ありがとうよ」
ドラえもん・零式「当たり前だよ。何せ22世紀のお酒だからね」

斜メ前田慶次「さて・・・そろそろ行くかな」

 ・・・旅装に身を包んだ慶次が杯を置き、ゆっくりと起ち上がった。

斜メ前田慶次「あばよ」
ドラえもん・零式「うん。元気で」

 ・・・慶次の背中を見送るドラえもん・零式の両眼に突如、熱いものが込み上げてきた。

ドラえもん・零式「クズの君が・・・! 歴史教科書に名前が残るほどのことをやらかした君が・・・!」
ドラえもん・零式「短い間だったけど・・・!」

 ・・・その後は言葉にならなかった。

ドラえもん・零式「さて、22世紀に帰るかな・・・」

 ・・・ドラえもん・零式はタイムマシンに乗り込み、エンジンを作動させると、ゆっくりとタイムマシンを時空間へ滑り出した。22世紀まではおよそ15分ほどの距離である。

???「ちょっとそこのタイムマシン、時空間の左に寄せて停めて下さい」
ドラえもん・零式「!?」

 ・・・後方からの野太い声に驚愕し、振り向くとそこには・・・

   /""""""""彡
  / 〈~~~~~^
 |  /        |
 | / ´\  ハ /` |
 |./| ̄ ̄|冖| ̄ ̄|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (6|~`― ´ |`―‐′ |
 || |    ,,,,, 」,,,,<  私はタイムパトロールの蝶野という者です
 |||  【 一 ー 】 /    |
 || \   丁  /    \___________________
彡|   \__/ |

ドラえもん・零式「(まずい! タイムパトロールか!)」
ドラえもん・零式「(飲酒運転がバレてしまう・・・!)」
タイムパトロール蝶野「いや、わざわざすみませんね。ひとまず免許お願いします」

 ・・・ドラえもん・零式は無言でタイムマシンの運転免許を差し出した。酒臭さを覚られまいとするせめてもの抵抗であったのだろう。

タイムパトロール蝶野「・・・はい、お返しします。実はですね」
タイムパトロール蝶野「最近、酔っ払った奴がタイムマシンを運転しているという目撃情報が入りましてね」
タイムパトロール蝶野「念のため、皆さんに検査をお願いしているんですよ」

 ・・・・ドラえもん・零式は胸の鼓動が次第に高まっていくのを感じた。

タイムパトロール蝶野「これ、ここにハーッてお願いします。すぐ終わりますんで」
ドラえもん・零式「(くっ・・・!)」
タイムパトロール蝶野「形式的なものなんで、すぐ終わりますんで。さあ」
ドラえもん・零式「(さっき飲んだばかりだし、ひょっとしたら反応は出ないかもしれない・・・!)」

ドラえもん・零式「(というよりこの状況では、やらないと余計に怪しまれる・・・!)」
タイムパトロール蝶野「どうしました? ここです、ここにお願いします」
ドラえもん・零式「わ、わかりました・・・ハ~~~~~ッ」

タイムパトロール蝶野「・・・・・」
ドラえもん・零式「・・・・・」
タイムパトロール蝶野「・・・・・」
ドラえもん・零式「・・・・・」

タイムパトロール蝶野「テメエ!! 飲んでんなコノヤローーーーー!!」
ドラえもん・零式「・・・ぐっ!」

 ・・・一方その頃、慶次は隠れ里名主と別れの挨拶を交わしていた。

続く
Date: 2012.07.23
Category: 信on隠れ里クエ編
Comments (0)Trackbacks (0)

四神クエ終了の巻

 ・・・この日。慶次が帰宅すると、ドラえもん・零式がまさにタイキックのボタンを押さんとしていた。

斜メ前田慶次「・・・てめえ、何しようとしてやがる!」
ドラえもん・零式「ハア、ハア・・・」
斜メ前田慶次「『ボタン』を押させるかーーーーッ!」

      _____
    / -、 -、   \
   /   |  ・|・  | 、    \
  / / `-●-′ \    ヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |/ ── |  ──   ヽ   |  < いいや! 限界だ 押すね!
  |. ── |  ──    |   |    \________________
  | ── |  ──     |   l
  ヽ (__|____  / /
   \           / /
    l━━(零)━━━━┥

斜メ前田慶次「吉良ってんじゃねーーーーーッ!」

ポチッ

デデーン
「斜メ前田、タイキック」

 ・・・そしてエスニック風な音楽とともに、タイ人のキックボクサーが現れたのであった。

斜メ前田慶次「ちょっ、待っ!」
斜メ前田慶次「ふざけおまっ!」

 ・・・タイ人のキックボクサーは容赦なく、激しい蹴りを慶次の臀部に叩きこんだ。

斜メ前田慶次「だふぁんっ!」
ドラえもん・零式「ハッ、僕としたことがつい・・・」
斜メ前田慶次「ちょ・・・お前ふざけんなマジで・・・・」
ドラえもん・零式「ごめんごめん、どうもこれは押したくなる衝動にかられるね」

ドラえもん・零式「そういえば四神クエも終わったようだね」
斜メ前田慶次「ああ・・・党首してきたぜ・・・」

Nol12072112.jpg

斜メ前田慶次「ここ見てるかどうかわからんけど・・・お手伝いの方含めてみんなありがとう・・・」
斜メ前田慶次「これでいよいよ仕官だ・・・」
ドラえもん・零式「生産の亀鉄クエは途中のようだけどいいのかい?」
斜メ前田慶次「・・・当たり前だろ、あんなもんやってられっか!」

Nol12072101.jpg

斜メ前田慶次「必要材料がイカレすぎだろ! こんなのまともにやる奴いるのか!?」
ドラえもん・零式「こんなもんでくじけてたら、この先やっていけないよ」

 ・・・慶次はドラえもん・零式の背後の空間を指さし、叫んだ。

斜メ前田慶次「生産についての全面見直しを要望する! お前に言ってんだよ! アゴこと渡辺P!」
斜メ前田慶次「どうせこんな零細ブログ、見てねーだろうけどな!」

ドラえもん・零式「・・・やめなよ慶次君、端から見ればイカレてるとしか思えないよ」
斜メ前田慶次「いいや、これは言っておかなければいけないことだ」
斜メ前田慶次「・・・話は変わるけどよ、やっぱりこのゲーム、『顔』が軽視されすぎちゃいねーか!?」

Nol12072110.jpg

斜メ前田慶次「四神クエの緋南魔なんだけどよ、話しかける前はいかにも不死鳥って感じでかっこいいのに、」
斜メ前田慶次「いざ話しかけたらアホウドリになりやがった」
ドラえもん・零式「だから顔のことは言うなって」
斜メ前田慶次「それに、四神クエ終了後にもらった装備なんだけどよぉ、これはいくらなんでもないだろ」

Nol12072115.jpg

斜メ前田慶次「俺ぁ一体、どこの中東テロ組織の人間なんだってえ話だ」
ドラえもん・零式「グラのことは気にするなよ。性能が全てなんだよ、オンゲの世界は」
斜メ前田慶次「いいや、俺はその考え方は気に入らねえな」
ドラえもん・零式「・・・いつかは君も、性能に屈する時が来るんだろうね」

斜メ前田慶次「・・・さて、隠れ里でやることはもうなくなった。いよいよ仕官だな」
ドラえもん・零式「やっぱり本願寺に仕官するのかい?」
斜メ前田慶次「ああ、そのつもりだ」
ドラえもん・零式「難しいとは思うんだけどね。君の叔父さんが属する織田家と敵対関係になるばかりか、」
ドラえもん・零式「いま現在、勢力が二分されているんだけど、劣勢側に属する国家だよ」

斜メ前田慶次「俺ぁ前田の野郎の首を取れればそれでいいのさ」
ドラえもん・零式「まあ、とにかくおめでとう。僕は君が無事仕官したら、22世紀に戻って、」
ドラえもん・零式「二度と君の前に現れることはないよ」
斜メ前田慶次「そうか・・・」
ドラえもん・零式「今日はここに来る前に平成の世に寄って麦酒を持ってきた。一つ乾杯しようか」
斜メ前田慶次「『麦とホップ』って・・・こりゃおめえ麦酒は麦酒でも発泡酒じゃねーか。ケチりやがったな」
Date: 2012.07.21
Category: 信on隠れ里クエ編
Comments (0)Trackbacks (0)
プロフィール
信長の野望online真紅武田家で活動中 &相互リンク・無断リンク募集中です。

斜メ前田慶次

Author:斜メ前田慶次

にほんブログ村 ゲームブログ 信長の野望Onlineへ
にほんブログ村

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QR
訪問者数
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。